ワーナー ブラザース スタジオジャパン合同会社は8月14日、日本初の旗艦店となる「ハリー・ポッター ショップ 原宿」を東京都渋谷区神宮前にオープン。緑豊かな表参道沿いに位置する本店舗は、「禁じられた森」をテーマとした常設型の体験型ショップで、原宿限定商品やバタービールバー、フォトスポットなど、映画の世界観を体感できる空間が広がる。
グランドオープン当日には、映画『ハリー・ポッター』シリーズでドラコ・マルフォイを演じた俳優トム・フェルトンが来日し、セレモニーに登壇。ワーナー ブラザース・スタジオCOOのサイモン・ロビンソン氏、ワーナー ブラザース スタジオジャパンの山崎佐智子バイスプレジデントと共に、魔法の杖を手に呪文「アロホモラ」を唱えてテープカットを行い、開店を祝福した。
セレモニーは店舗内で開催され、映画に登場したフクロウやヒッポグリフ「バックビーク」などが配された「禁じられた森」を再現した空間のなかで行われた。開店時間の午前11時には、ショップスタッフのカウントダウンのもと、約200人のファンが拍手で迎えられて入店。初日から店内は多くの来場者でにぎわった。
フェルトン氏はあいさつで「日本は自分にとって第二のホームのような存在です。この素晴らしいショップのオープンに立ち会えたことをとても光栄に思います」と語り、ハリー・ポッターファンにとって新たな「魔法の拠点」となる本店舗への期待を示した。
また、サイモン・ロビンソン氏は「日本は我々にとって非常に重要な市場です。『ハリー・ポッター』は来年で25周年、再来年にはHBO版ドラマも始まります。今回のショップを通じて、改めて魔法の世界を体験していただきたい」とコメント。山崎佐智子氏も「“禁じられた森”の奥深くに入っていくような没入感ある空間で、世界中のファンに訪れていただきたい」と語った。
同日からは、世界に先駆けて新商品「ルーモス・ノックス コレクション」の先行販売も開始。呪文“Lumos(光よ)”と“Nox(闇よ)”をテーマにしたTシャツ、スピリットジャージ、マグカップ、ドアストッパー、ウォーターボトルなど、ハロウィーンを先取りする限定商品が展開された。
「ハリー・ポッター ショップ 原宿」は、2023年開業の「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京」に続く新拠点として、ファンに向けたリアルな魔法体験の場となることを目指す。今後も「ハリー・ポッター」シリーズの魅力を発信する場として注目を集めそうだ。
編集:佐野華美
世界を、台湾から読む⇒風傳媒日本語版X:@stormmedia_jp (関連記事: 「MUSIC LOVES ART 2025」大阪と幕張で同時開催 サマーソニック連携企画、都市をアートの舞台に | 関連記事をもっと読む )