映画『ハリー・ポッター』や『ファンタスティック・ビースト』シリーズの舞台裏を体験できる「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 ‐ メイキング・オブ・ハリー・ポッター」(東京都練馬区)は、ホグワーツ魔法魔術学校の新学期にあたる9月1日にあわせ、特別イベント「バック・トゥ・ホグワーツ」を初開催する。
イベントでは西武鉄道と連携し、池袋駅から豊島園駅まで特別装飾を施した貸切列車「スタジオツアー東京エクスプレス」を運行。ホグワーツ特急を模した出発セレモニーや、イベント限定フード、記念グッズ販売など、魔法の世界を体感できる多彩な企画が展開される。
世界で親しまれる「バック・トゥ・ホグワーツ」、日本で初の公式開催
「バック・トゥ・ホグワーツ」は、毎年9月1日に世界中のファンが新学期を祝う恒例行事。今年初めて日本で公式イベントとして開催され、参加者は池袋駅でホグワーツ特急の発車を模した出発セレモニーに参加後、特別ラッピング車両の貸切列車に乗車する。当日は「バック・トゥ・ホグワーツ」をイメージした内装が施され、参加者がその“最初の乗客”となる予定だ。
限定ランチ&プチギフト
豊島園駅到着後はスタジオツアー東京に移動し、ホグワーツ大広間を再現したレストラン「フードホール」の一部を貸し切り、この日だけ提供される限定メニュー「バック・トゥ・ホグワーツプレート」とパンプキンジュースを楽しめる。さらにイベント限定ギフトも配布される。
チケットは「特別チケット」として8月12日から公式サイトで販売され、価格は税込1万2000円。池袋駅でのイベント参加、貸切列車の乗車、スタジオツアー東京の入場、限定ランチ、ギフトが含まれる。
当日限定の特別演出や記念グッズ
館内では「9と3/4番線」で午前11時にホグワーツ特急の発車時刻に合わせてカウントダウンイベントを実施。インタラクターと来場者が共に新学期を祝う。限定メニュー「バック・トゥ・ホグワーツプレート」(3000円)や「カフェラテ」(750円)のほか、ショップでは記念コレクションとしてTシャツ、マグカップ、バッグ、ポスターなどが販売される。オンライン限定で、ハリーが壁を通り抜ける名場面を再現したピンバッジも登場する。
『炎のゴブレット』20周年企画も延長開催
さらに、映画『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』公開20周年を記念した特別展示「炎のゴブレット」も、好評を受け11月3日まで開催期間を延長。印象的な小道具やクリーチャー展示に加え、限定フードや関連グッズ販売が行われている。
世界最大規模のハリー・ポッター体験施設
ワーナー ブラザース スタジオツアー東京は、2023年6月にとしまえん跡地にオープンしたアジア初の施設。ホグワーツ大広間やダイアゴン横丁、禁じられた森など映画セットの再現に加え、動く肖像画やクィディッチ体験など多彩なアクティビティを用意。世界最大級の「ハリー・ポッター」ショップには1500点以上の限定アイテムが並び、国内外のファンを魅了している。
世界中のファンに愛される「ハリー・ポッター」の祭典「バック・トゥ・ホグワーツ」が、日本でも特別列車を通じて初めて実現する。スタジオツアー東京は「一年に一度の特別な日を共に祝い、魔法の世界を体験してほしい」と呼びかけている。
編集:梅木奈実
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