東京都と一般社団法人日本動画協会が共同で運営するアニメ展示施設「アニメ東京ステーション」(東京都豊島区)が、8月3日に累計来館者数20万人を達成した。同施設は「ANIMEをもっとおもしろく、ANIMEをずっと未来へ」を掲げ、日本のアニメ文化を国内外へ発信しており、池袋における新たな観光・文化拠点として存在感を高めている。
記念すべき20万人目の来館者
20万人目となったのは、福岡県と神奈川県から訪れた3人組の来館者。偶然施設前を通りかかり、「アニメが好きなので入ってみました」と語った。節目の瞬間に立ち会ったことに驚きを隠せず、「展示を見て、アニメ制作には本当に多くの人が関わっていることを実感しました。すごいです」と笑顔を見せた。
約5万点の資料を保存
アニメ東京ステーションは、アニメ制作過程に関わる約5万点の資料を保存しており、来館者は過去の名作から最新の人気作品まで、幅広い展示を通じてアニメ文化の奥深さを体験できる。運営側は「世界中から訪れる観光客にとって、アニメの世界への出発点となる施設を目指す」としており、今後も国内外に向けてアニメと東京の魅力を発信していく方針だ。
アニメ東京ステーション概要とアクセス
施設は池袋駅東口から徒歩4分の藤久ビル東五号館に位置し、地上1〜2階と地下1階に展開。営業時間は午前11時から午後7時まで(最終入場は午後6時45分)で、入館料は無料。最新情報は公式ウェブサイト(https://animetokyo.jp/)や公式SNSで発信されている。
編集:梅木奈実 (関連記事: 「MUSIC LOVES ART 2025」大阪と幕張で同時開催 サマーソニック連携企画、都市をアートの舞台に | 関連記事をもっと読む )
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