一般社団法人東京ステーションシティ運営協議会は、2025年8月29日から9月7日までの10日間、東京駅八重洲口のグランルーフガーデンで「宵路灯籠(よいみちとうろう)2025」を開催すると発表した。点灯時間は毎日17時から23時まで。

今年のテーマは「八重洲花火」。グランルーフの大屋根には全長40メートルにわたるプロジェクションマッピングが投影され、迫力ある花火映像が夜空に浮かび上がる。デッキには伝統的な花火模様を施した約100基の灯籠が並び、光と映像が織りなす幻想的な景観が都会の中心に広がる。
週末(金・土・日曜日)には、手持ち提灯を貸し出す「やえす提灯あるき」や、東京駅から八重洲エリアを巡る「やえすスタンプめぐり」が行われる。さらに屋台「よいみち」が登場し、缶・瓶アルコールやソフトドリンク、おつまみを販売。来場者は灯籠や花火を眺めながら夏祭り気分を味わえる。
グランスタ八重洲2階の飲食店では、期間限定の「ちょい飲みセット」を販売。常陸野ブルーイングのクラフトビールや「キリンハートランド」とおつまみのセットが楽しめるほか、新幹線の車内販売で人気の「シンカンセンスゴイカタイアイス」も会場で提供される。
スタンプラリーは東京ミッドタウン八重洲など計4か所を巡る形式で、全てのスタンプを集めるとイラストが完成。商品券が当たる抽選に挑戦でき、抽選会は週末の6日間限定で実施される。
「宵路灯籠」は2022年に始まり、今回で4回目。江戸の縁日のように、人と街をつなぐ夏の風物詩として定着しつつあり、東京駅八重洲口エリアの恒例イベントを目指している。
世界を、台湾から読む⇒風傳媒日本語版X:@stormmedia_jp (関連記事: 台湾・台中市が「鳥取しゃんしゃん祭」に参加 日台の観光・文化交流を深化 | 関連記事をもっと読む )