大阪・関西万博のインド館「バーラト」で8月22日、「Kochi-DAY(2つのKochi)」セレモニーが開かれた。駐日インド大使シビ・ジョージ氏や在大阪インド総領事チャンドル・アッパル氏、副領事デビンドラ・クマール氏が出席し、日本側からは高知県の濵田省司知事が登壇。日本の高知とインド・ケララ州の港町コーチという“二つのコーチ”をテーマに、舞踊や伝統芸能を通じて交流を深めた。
ジョージ大使は挨拶で、インド館がこれまでに国際ヨガの日や独立記念日の催しを通じて多様な来場者を迎えてきたことを紹介し、「海に開かれたKochiは日本の高知と同じく豊かな文化と歴史を持つ。万博を契機に人材交流や教育、研究面での連携をさらに発展させたい」と述べた。

続いて登壇した濵田知事は、北東インドの豪雨被害へのお見舞いを表明した上で、「同じ“コーチ”の名を持つ二つの地域は、古くから海を通じてつながってきた。文化と産業の両面での交流をさらに広げたい」と強調した。近年の取り組みとして、タミル・ナードゥ州やナガランド州との協定締結、高知インド友好協会の設立などを挙げ、「よさこいが世界に広がることを願っている」と語った。

式典後には、日本舞踊・若柳流による「原点よさこい」と、ケララ州の古典舞踊劇「カタカリ」が披露され、華やかな衣装と力強い所作が観客を魅了した。最後には公式映像の上映も行われ、日印双方の「コーチ」が海を越えて結ばれる象徴的なひとときとなった。

編集:柄澤南 (関連記事: 大阪・関西万博で《We TAIWAN》初公演 台湾国旗を背景に堂々の舞台演出、観客から大反響 | 関連記事をもっと読む )
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