バーチャルシンガー・初音ミクによる年間最大規模のリアルイベント「マジカルミライ 2025」が8月より始動した。今回は仙台・大阪・東京の3都市で巡回公演が行われ、テーマ「星河一天(Starry River in the Sky)」に沿って、ライブと展示が一体化した没入型の体験空間が展開される。東京公演を前に、主催者は《風傳媒》(The Storm Media)の取材に応じ、台湾のファンへのメッセージも寄せた。
世界的ブームを生んだ初音ミク
初音ミクは、Crypton Future Mediaが2007年に開発した音声合成ソフトのキャラクターで、「誰でも音楽を創れる」ツールとして世界的な創作ブームを巻き起こした存在だ。
「創作」をつなぐ場としてのマジカルミライ
「マジカルミライ 2025」では、初音ミクや鏡音リン・レン、巡音ルカ、MEIKO、KAITOといった人気バーチャルシンガーによる3DCGライブと、創作の楽しさを体感できる企画展が融合。テーマ「星河一天(せいがいってん)」のもと、ファンやクリエイター、作品同士がつながる場を目指している。
2013年の初開催以来、累計動員数は50万人を超え、同イベントは年に一度の大型ファンイベントとして定着。作品鑑賞やクリエイター支援、ファン同士の交流の場として国内外から注目されている。
圧倒的な没入感を生む3DCGライブ
3DCGライブでは、イベントテーマソングやコンテスト受賞曲も披露。リアルとバーチャルが融合したステージは、映像演出と音響の一体感によって圧倒的な没入感を生み出し、来場者に唯一無二のライブ体験を届ける。仙台での開催はシリーズ初となり、過去最大規模での展開となった。
等身大立像や多彩な展示で没入体験を拡張
「マジカルミライ 2025」の企画展では、新たに制作された等身大の初音ミク立像が目玉として登場する。そのほか、バーチャルシンガー関連の展示や創作ワークショップ、協賛企業によるブース、ステージイベント、公式グッズ販売など、多彩なコンテンツが展開される。観るだけでなく「創る」「出会う」を楽しめる体験型の会場構成が特徴だ。
会場外にも広がる「マジカルミライ」の世界
イベント開催に合わせて、企業や団体による連動企画も実施され、会場外でもマジカルミライの世界観が広がっていく。こうしたコラボレーション企画は、初音ミク文化の多様性と拡張性を象徴するものであり、ファンに新たな発見と交流の場を提供する。
テーマ「星河一天」に込められた意図
今回のテーマ「星河一天(せいがいってん)」は、メインビジュアルや会場装飾、演出全体に反映されている。主催者は《風傳媒》の取材に対し、「毎年異なるテーマを掲げており、今年の『星河一天』は新しい空間体験をお届けします。ビジュアルや展示だけでなく、演出の細部まで没入感を楽しんでいただければと思います」と語った。
参加型展示と多彩なコンテンツ
展示エリアでは、キャラクター紹介やクリエイター作品の展示に加え、シールを貼って楽しめる参加型企画や当日参加可能なワークショップ、企業ブース、グッズ販売などが用意されている。主催者は「観客がただ鑑賞するだけではなく、創作や交流に参加できる“体験の場”として楽しんでほしい」と強調する。
台湾ファンへの感謝とメッセージ
また、台湾のファンに向けて主催者は「毎年台湾からも多くのファンにご来場いただいており、本当に感謝しています。ぜひ日本に足を運び、初音ミクから始まる創作文化を体感してほしい。会場はとても広いので、自分のペースで自由に回って楽しんでください」と温かいメッセージを寄せた。
圧巻の3DCGライブも開催
「マジカルミライ」は有料イベントであり、展示とライブの両方でチケットが必要となる。今年のライブには、初音ミクをはじめ、鏡音リン、鏡音レン、巡音ルカ、MEIKO、KAITOといった人気キャラクターが登場。高精細な3DCG映像と実際の照明演出が融合したステージが展開され、観客を圧倒的な没入体験へと誘う。
編集:梅木奈実 (関連記事: 東京おもちゃショー2025、8月28日から東京ビッグサイトで開催 木村昴がアンバサダー続投、すみっコぐらしも登場 | 関連記事をもっと読む )
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