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ADKマーケティング・ソリューションズ、「ADK生活者総合調査2025」より『今どきシニアの最新調査結果2025』を発表 ADKマーケティング・ソリューションズが「ADK生活者総合調査2025」を基に、シニア世代の政治関心の高さや旅行・スポーツ観戦・終活への積極性が明らかになった最新調査結果を発表した。(参考写真:ADKマーケティング・ソリューションズ)
70代の7割が政治に関心、スポーツ観戦や終活にも積極的 株式会社ADKマーケティング・ソリューションズは、「ADK生活者総合調査2025」の結果から『今どきシニアの最新調査結果2025』を公表した。2008年から関東・関西の男女15〜79歳を対象に毎年実施している同調査では、ライフスタイルや消費行動、メディア接触などを多面的に把握しており、今年は高齢者人口の増加を背景にシニア世代の関心や行動を世代別・男女別に分析。旅行、政治・経済、スポーツ観戦、終活など幅広い領域で、自ら前向きに行動するアクティブシニアの姿が明らかになった。
調査では、シニア世代が関心を寄せる話題として「国内旅行」(48.6%)が最も高く、次いで「政治・社会」(45.7%)、「経済」(42%)、「健康」(41.5%)、「テレビ番組」(33.5%)が続いた。いずれの項目も40代以下と比べて関心が高く、特に政治や経済への関心は年齢が上がるほど強まり、男女差も顕著に見られた。また「1泊以上の国内旅行」は2019年以降高い実施率を保ち、宿泊を伴う旅行に時間と費用をかけたい志向が読み取れる一方、「日帰り旅行」は減少傾向にあった。
スポーツ観戦については、過去3年以内の観戦経験(テレビ含む)で、上位10項目すべてにおいて40代以下よりシニア世代が高い割合を示した。テレビや新聞を通じて長年スポーツに親しんできた世代であることに加え、YouTubeやTVer、Amazonプライム・ビデオなどの動画配信サービスの利用経験も広がっており、デジタル利用が観戦経験をさらに後押ししている。
終活に関しては、シニアの8割以上が「終活を始めたい」と回答し、年齢が上がるほど意識の高まりと実行率の上昇が見られた。女性のほうが「すでに終活を始めている」割合が高い傾向も確認された。「終活への考え方」では、2024年に続き「家族に迷惑をかけたくない」が上位だったが、2025年は「断捨離を積極的にやりたい」が46.1%で1位に浮上し、家族への配慮より“自らの意思で前向きに取り組む姿勢”が強まっていることが示された。
ADKマーケティング・ソリューションズは今後も調査データを活用し、ターゲット分析や商品開発、メディアプランニングなど、企業の課題解決に貢献していくとしている。調査は関東・関西在住の15~79歳(中学生除く)14,231名を対象に、2025年5月14日から6月2日にかけてインターネット調査で実施した。
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