トップ ニュース 台湾野党・民衆党の黄国昌主席が訪日 自民・古屋圭司氏、高市首相と面会
台湾野党・民衆党の黄国昌主席が訪日 自民・古屋圭司氏、高市首相と面会 台湾・民眾党の黄国昌主席が青年団を率いて日本を訪問。自民党の古屋圭司衆議院議員や平沼正二郎氏らを表敬訪問。(写真/民衆党提供)
台湾の野党.民眾党の黄国昌主席は25日、青年団を率いて日本を訪問し、日華議員懇談会会長で自民党の古屋圭司 衆議院議員ら と会談した。会談後、古屋氏の案内で一行は高市早苗首相のオフィスを訪問。黄氏は日本側の継続的な対台湾支援に謝意を示すと共に、自民党が一貫して友好的な姿勢を示していることに感謝の意を述べた。
古屋氏は「私たちは皆、台湾を支持する立場だ。台湾民衆党の訪問を歓迎する」と述べた上で、民衆党はまだ若い政党であり、自民党も1955年の結党当初は若い政党だったと指摘。「歴史は使命感を持つ人々によってつくられる。自らの歴史を築いてほしい」と激励し、政党にとって最も重要なのは理念と綱領であり、明確な哲学があれば大きな困難も乗り越えられると語った。
民衆党によると、訪問団はこの後、自民党青年局長の平沼正二郎氏とも会談。平沼氏は、自民党と民衆党の間で定期的な交流が行われていることに触れ、民衆党が若者の間で高い支持を得ている点について「学ぶべきところが多い 」と述べた。また、高市氏の首相就任により、日本は新たな段階に入ったとの認識を示したという。
黄国昌氏は、自民党が国会および民間において 長年 にわたり台湾に対する強い支持を示してきた ことに謝意を述べた。そのうえで、「 台湾と日本は歴史的に深い結びつきを持ち、両国が直面する多くの社会課題について、共同研究や協力の余地が大きい」 と指摘した。
さらに、日本の連立政権の協議が、憲法改正、超高齢社会、少子化対策、エネルギー改革などの課題を含んでいる点に言及し、「深く考えるに値するテーマであり、私自身にとっても多くの示唆を得た」と語った。
黄国昌氏は、「 今回の訪日は民眾党の活動 だが、 台湾を出るときには、私たちは皆台湾を代表している」と強調した。そのうえで、米国による高関税の課題、日本経済が抱える成長の壁、若者が直面する困難、新内閣による改革方針など、普段は得られない多くの情報に触れる機会になったと振り返り、「交流を通じて相互の信頼と理解、学びの基盤を築くことができた」と語った。
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