牙狼〈GARO〉20周年記念展「魔戒録」渋谷で開催 最新作『GARO TAIGA』の衣装・ホラー造形を初公開

『牙狼〈GARO〉』20周年展「魔戒録」、渋谷で開催 “しゃべるザルバ”や『TAIGA』の衣装・造形・筐体など、シリーズ20年の歴史と最新作の世界を一挙に体感できる記念展示。(写真/黃信維撮影)
『牙狼〈GARO〉』20周年展「魔戒録」、渋谷で開催 “しゃべるザルバ”や『TAIGA』の衣装・造形・筐体など、シリーズ20年の歴史と最新作の世界を一挙に体感できる記念展示。(写真/黃信維撮影)
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特撮シリーズ『牙狼〈GARO〉』の放送開始から20周年を記念した展示イベント「牙狼〈GARO〉20周年 魔戒録」が、10月3日から26日まで東京・渋谷の西武渋谷店モヴィーダ館で開催されている。会場では、歴代シリーズで実際に撮影に使用された鎧、武器、小道具のほか、最新作『牙狼〈GARO〉TAIGA』(2025年10月17日公開予定)に登場する衣装や小道具、ホラー造形、最新の遊技機筐体やフィギュアなどが一堂に展示されている。風傳媒は7日の休館日に現地取材を行った。

 『牙狼〈GARO〉TAIGA』新造形とホラー初公開

『牙狼〈GARO〉』20周年展「魔戒録」、渋谷で開催 “しゃべるザルバ”や『TAIGA』の衣装・造形・筐体など、シリーズ20年の歴史と最新作の世界を一挙に体感できる記念展示。黃信維
『牙狼〈GARO〉』20周年展「魔戒録」、渋谷で開催 “しゃべるザルバ”や『TAIGA』の衣装・造形・筐体など、シリーズ20年の歴史と最新作の世界を一挙に体感できる記念展示。(写真/黃信維撮影)

会場入口には、2005年の初代『牙狼〈GARO〉』から始まる年表とポスターが並び、シリーズ20年の歩みを一望できる構成となっている。スタッフは「この20年間の記録を“魔戒の記録”としてまとめた展示です」と説明した。

『牙狼〈GARO〉』20周年展「魔戒録」、渋谷で開催 “しゃべるザルバ”や『TAIGA』の衣装・造形・筐体など、シリーズ20年の歴史と最新作の世界を一挙に体感できる記念展示。黃信維
『牙狼〈GARO〉』20周年展「魔戒録」、渋谷で開催 “しゃべるザルバ”や『TAIGA』の衣装・造形・筐体など、シリーズ20年の歴史と最新作の世界を一挙に体感できる記念展示。(写真/黃信維撮影)

展示エリアでは、『牙狼〈GARO〉-魔戒ノ花-』(2014年)の敵キャラクター・エイリスの造形や、『牙狼〈GARO〉-ハガネを継ぐ者-』、そして最新作『牙狼〈GARO〉TAIGA』の衣装・武器が展示されている。スタッフは「2014年の『ハガネを継ぐ者』の頃は実際にアクションができるように作られていました。雨宮監督は特殊メイクと造形の融合を重視され、皮膚にペイントを施して立体造形を組み合わせることでリアリティを追求しています」と話した。

『牙狼〈GARO〉』20周年展「魔戒録」、渋谷で開催 “しゃべるザルバ”や『TAIGA』の衣装・造形・筐体など、シリーズ20年の歴史と最新作の世界を一挙に体感できる記念展示。黃信維
『牙狼〈GARO〉』20周年展「魔戒録」、渋谷で開催 “しゃべるザルバ”や『TAIGA』の衣装・造形・筐体など、シリーズ20年の歴史と最新作の世界を一挙に体感できる記念展示。(写真/黃信維撮影)

『TAIGA』展示コーナーでは、冴島大河の鎧と魔戒剣、20周年仕様の魔導輪ザルバがライトアップされ、撮影現場の照明を再現。スタッフは「ここが初めて展示するコーナーですね。今回は初めてですね。ここからは動画が回る、結構かっこいい」と説明した。金属部分には酸化の跡、布の摩耗や塗装の剥がれが残り、素材の質感がリアルに伝わる展示となっている。

『牙狼〈GARO〉』20周年展「魔戒録」、渋谷で開催 “しゃべるザルバ”や『TAIGA』の衣装・造形・筐体など、シリーズ20年の歴史と最新作の世界を一挙に体感できる記念展示。黃信維
『牙狼〈GARO〉』20周年展「魔戒録」、渋谷で開催 “しゃべるザルバ”や『TAIGA』の衣装・造形・筐体など、シリーズ20年の歴史と最新作の世界を一挙に体感できる記念展示。(写真/黃信維撮影)

また、来場者の注目を集めていたのが、実際に音声を発する“しゃべるザルバ”の展示だ。魔導輪が来場者に話しかける仕掛けになっており、スタッフは「この音声モデルは実際の劇中と同じ声を使用しています。センサーに反応して会話が始まるようになっています」と説明。 (関連記事: 「牙狼〈GARO〉」20周年記念映画「TAIGA」10月17日公開決定 渋谷で記念展「魔戒録」も開催 関連記事をもっと読む

『牙狼〈GARO〉』20周年展「魔戒録」、渋谷で開催 “しゃべるザルバ”や『TAIGA』の衣装・造形・筐体など、シリーズ20年の歴史と最新作の世界を一挙に体感できる記念展示。黃信維
『牙狼〈GARO〉』20周年展「魔戒録」、渋谷で開催 “しゃべるザルバ”や『TAIGA』の衣装・造形・筐体など、シリーズ20年の歴史と最新作の世界を一挙に体感できる記念展示。(写真/黃信維撮影)

『牙狼〈GARO〉鋼の継ぐ者』に登場するホラー「シャウラス」と「レグレージ」の造形も初公開。シャウラスはサソリのツメをモチーフにした角を持ち、JIROE氏が制作。金属の変色や表面の凹凸まで緻密に再現されている。レグレージは獅子をモチーフにし、毛皮素材を使用してCGの質感を再現。鉱業用ハンマーを模した巨大な武器も展示され、「地面を叩き砕く攻撃力を表現するため、重量感と冷たさまで再現しています」と説明が添えられていた。

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