「エヴァンゲリオン」30周年記念展「ALL OF EVANGELION」、11月14日から六本木で開催

森ビル株式会社（東京都港区、代表取締役社長・辻慎吾）が運営する六本木ヒルズ展望台「東京シティビュー」にて、30周年記念展「ALL OF EVANGELION」が11月14日から2026年1月12日まで開催される。会場入口には大型の初号機フィギュアが登場し、日没後は東京会場限定の照明演出によって祝祭感を演出。展望台からの絶景とともに「エヴァンゲリオン」の世界を体感できる内容となる。

展示は5つの章構成で、シリーズ誕生前夜の設定資料を紹介する序章からスタート。第1章では、アニメ特撮アーカイブ機構（ATAC）の協力により、現存する1万カット以上から厳選された約270点のセル画が公開される。第2章では声優オーディション音声や各話予告映像を紹介し、放送当時の熱気を伝える。第3章では『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズの原画やレイアウト、デジタル制作過程が展示され、第4章では『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の資料を通じてシリーズの結末を振り返る。

初号機フィギュアや貴重なセル画を展示

チケットは日時指定制で、一般2,200円（当日券は2,400円）、高校・大学生1,600円、4歳～中学生1,000円、65歳以上1,900円（税込）。さらに、作品に登場するキャラクターと同じ“14歳”にちなみ、1995年に14歳だった人と2025年に14歳を迎える人を対象にした特別割引チケットもある。

東京会場では、平日来場者限定で描き下ろしオリジナルカードを配布。全5種を並べると一枚のデザインが完成する仕掛けで、どの絵柄が手に入るかは当日のお楽しみとなる。また、公式Xで「#オールエヴァ展六本木」を付けて思い出を投稿すると、先行観覧会に招待されるキャンペーンも行われる。

関連企画として、10月から2026年2月にかけて「月1エヴァ EVANGELION 30th MOVIE Fest.」も実施され、劇場版6作品のリバイバル上映が決定。各上映回では数量限定で入場者プレゼントも配布され、展覧会と連動した30周年企画が展開。

「ALL OF EVANGELION」展は、シリーズの原点から完結作までを一望できる過去最大規模の展示となり、世代を超えて「エヴァンゲリオン」の魅力を体感できる場として注目される。

©カラー／Project Eva.　©カラー／EVA製作委員会　©カラー