瀬戸内の風景とデニム文化をつなぐ体験を世界へ発信
株式会社TYO(本社:東京都港区、代表取締役社長:早船 浩氏)が展開する映像コンテンツシリーズ「Another Side of Japan(アナザー・サイド・オブ・ジャパン)」は、西日本旅客鉄道株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:倉坂昇治氏、以下JR西日本)が推進する「せとうちパレットプロジェクト」と連携し、岡山県倉敷市を舞台にしたコラボレーション映像「岡山・倉敷篇」を2025年9月22日に公開した。

倉敷の街とデニム文化をつなぐ映像体験
本映像では、鷲羽山から望む瀬戸大橋や瀬戸内の多島美をはじめ、児島ジーンズストリートでの散策や店舗訪問、JAPAN BLUE JEANS・BIG JOHN・MOMOTARO JEANSといったデニムブランドの店舗、さらにショーワの染色・製織工場やベティスミスでのジーンズづくり体験の様子を描いている。キャストが実際にデニムを仕立てて着用し、川舟や人力車が行き交う倉敷美観地区を歩く姿を通して、倉敷・児島の街の魅力を体感できる構成となっている。
日本産ジーンズ発祥の地であり“デニムの町”として知られる倉敷・児島の歴史や文化を、「Another Side of Setouchi」の視点から国内外に紹介。映像には、JR西日本コミュニケーションズが運営する通訳ガイドマッチングサービス「Gold-Guide(ゴールドガイド)」も参加しており、映像内容に沿った実際のガイドツアーを今後展開する予定だ。
瀬戸内の新たな魅力を創出する「せとうちパレットプロジェクト」
「せとうちパレットプロジェクト」は、JR西日本が瀬戸内エリアで推進する地域創生プロジェクト。地域と企業が連携し、新たな魅力を生み出すことで、世界へせとうちの価値を発信し、持続可能な地域づくりを目指している。
詳細は公式サイト(https://www.jr-odekake.net/setouchi-palette/)で確認できる。
Gold-Guideとの連携で体験価値を拡張
「Gold-Guide」は、JR西日本コミュニケーションズが運営する訪日旅行者向けの通訳ガイドマッチングサービスで、国家資格を持つ全国通訳案内士が登録。海外からオンラインで予約が可能で、地域の歴史や文化、暮らしに根ざしたストーリーを伝えることで、旅行者に深い体験を提供する。
今回の映像制作では、Gold-Guide登録ガイドの知識や視点も取り入れ、倉敷・児島の街並みやデニム文化をより奥行きのある表現で描き出した。
「Another Side of Japan」とは
「Another Side of Japan」は、TYOが展開するサステイナブルツーリズムをテーマとした映像コンテンツシリーズで、まだ世界に知られていない日本各地の風景や文化をノンバーバル(非言語)表現で紹介。地域の景観・文化・食・産業などの暮らしの物語を可視化し、“ウェルネス”の要素も取り入れながら、国内外の観光客に新たな旅の選択肢を提案している。
2024年9月より配信を開始し、2025年9月時点でSNSフォロワー数は7万人を突破した。
公式サイト:https://asj.tyo.co.jp/
今後の展開
TYOは、「Another Side of Japan」シリーズを活用したインバウンド観光マーケティングを強化しており、今回の「Gold-Guide」との連携を皮切りに、瀬戸内エリア全域での展開を予定。観光、ブランディング、地方創生の各分野でさらなる発信を目指す。
映像公開情報
● 公開日:2025年9月22日(月)
● 配信先:Another Side of Japan公式YouTube、Instagram、TikTok、RED(小紅書)、Bilibiliのほか、JR西日本管内のデジタルサイネージや公式SNSでも順次配信。株式会社TYO 概要
● 社名:株式会社TYO
● 代表者:代表取締役社長 早船 浩
● 本社所在地:東京都港区赤坂2-14-5 Daiwa赤坂ビル6F
● 創業:1982年4月2日
● 資本金:1億円
● 事業内容:広告映像を中心としたコンテンツの戦略立案・企画・制作
● 社員数:約300名(うちプロデューサー85名)
● URL:https://tyo.co.jp/
編集:柄澤南 (関連記事: 成田空港に「Another Side of Japan」登場 TYOが訪日客に日本各地の魅力を映像発信 | 関連記事をもっと読む )
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