OIMACHI TRACKS、2026年3月28日にまちびらき 広域品川圏の共創まちづくりが本格始動

OIMACHI TRACKSは、2026年3月28日に開業し、広域品川圏での共創まちづくりが本格的に始動する。(画像/OIMACHI TRACKSまちびらきPR事務局提供)
OIMACHI TRACKSは、2026年3月28日に開業し、広域品川圏での共創まちづくりが本格的に始動する。(画像/OIMACHI TRACKSまちびらきPR事務局提供)

JR東日本(東日本旅客鉄道株式会社)は10月7日、広域品川圏の共創まちづくりを本格始動させるプレスリリースを発表した。発表によると、2026年3月28日(土)に国際交流拠点「TAKANAWA GATEWAY CITY」がグランドオープンし、都市生活共創拠点「OIMACHI TRACKS」が同日にまちびらきを迎える。

OIMACHI TRACKSは、2026年3月28日に開業し、広域品川圏での共創まちづくりが本格的に始動する。OIMACHI TRACKSまちびらきPR事務局
OIMACHI TRACKSは、2026年3月28日に開業し、広域品川圏での共創まちづくりが本格的に始動する。(画像/OIMACHI TRACKSまちびらきPR事務局提供)

浜松町駅から大井町駅にかけての「広域品川圏(Greater Shinagawa)」を一体的に捉え、2030年代半ばまでにJR東日本グループが保有するビルの床面積約150万平方メートル、年間営業収益1000億円超を視野に入れた都市戦略を展開していく。

同計画では、「えきまち一体開発」を連鎖的に推進し、羽田空港の国際化やリニア中央新幹線、羽田アクセス線(仮称)などの交通基盤整備と連動。Suicaを生活デバイスとして活用し、地域のモビリティ、商業、行政、健康医療、防災などを結びつけるスマートシティ構想を進める。

大井町駅前に誕生する「OIMACHI TRACKS」は、JR東日本グループの新たな都市生活拠点として位置づけられ、商業ゾーン「OIMACHI TRACKS SHOPS & RESTAURANTS」ではアトレが運営を担う。

歩行者デッキや広場に面した開放的なアウトモール型商業施設で、1~5階にわたって81店舗が出店。地元の人気店9店舗をはじめ、ショッピングセンター初出店のブランドや新業態が並ぶ。また、スパ・サウナ「サウナメッツァ大井町トラックス」や映画館「TOHOシネマズ 大井町」(予定)など、夜間も楽しめるナイトタイムエコノミーを推進する空間を整備する。

環境配慮の取り組みとして、東京ガスとの共創により、商業施設やレジデンスの入居者がカーボンオフセット都市ガスを選択できる仕組みを導入し、「ゼロカーボンのまちづくり」を目指す。建物全体でCASBEE(建築環境総合性能評価システム)Sランクを取得したほか、年間約452トンの生ゴミを発電燃料や肥料に再利用、約297トンの廃プラスチックを再資源化するなど、循環型経済にも取り組む。

さらに、施設北側には山手線車両基地を望む眺望空間を設け、鉄道と都市景観が交錯する夜の魅力を演出。地元と連携し、地域文化を発信する場として大井町の新たなシンボルを目指す。まちびらきは2026年3月28日(土)に実施予定で、同日には「TAKANAWA GATEWAY CITY」も同時開業する予定となっている。

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