トップ ニュース 未来の東京を体感!「Japan Mobility Show 2025」開催へ 500社以上が出展、10年後の“移動社会”を体験
未来の東京を体感!「Japan Mobility Show 2025」開催へ 500社以上が出展、10年後の“移動社会”を体験 Japan Mobility Show 2025には、過去最多となる500社以上が参加。10年後の未来を体感できる「Tokyo Future Tour 2035」や、スタートアップ展示、モビリティ文化イベントなど多彩なプログラムが展開される。(写真/風傳媒提供)
10年後の未来を体感する「Tokyo Future Tour 2035」など主要プログラムを発表 一般社団法人日本自動車工業会(会長:片山正則、以下「自工会」)は、2025年10月30日(木)から11月9日(日)まで東京ビッグサイト(東京都江東区有明)で開催される「Japan Mobility Show 2025(ジャパンモビリティショー2025、以下JMS2025またはモビショー)」の実施プログラムおよび出展物の詳細を発表した。
約70年続いた「東京モーターショー」から進化した本イベントは、「豊かで夢のあるモビリティ社会の構築」を掲げ、自動車産業にとどまらずIT、通信、エレクトロニクスなど多様な業界が参加。2025年は新設された「モビリティ関連部門」を含め、過去最多となる500社以上の企業・団体が出展し、「ワクワクする未来を、探しに行こう!」をコンセプトに掲げる。
東京ビッグサイトの全館を使用した展示では、来場者が自ら体験し、学び、創造することができる参加型プログラムを多数用意。モビリティを中心に、エネルギー、デジタル、ロボティクスなど多様な領域を横断して「未来の移動社会」を提示する。
Tokyo Future Tour 2035 178社が参加するメインプログラム「Tokyo Future Tour 2035」は、「10年後の未来を共に考える旅」をテーマに構成。会場はイントロダクションを含む5つのゾーンで構成され、空・海・宇宙をつなぐ新しいモビリティの世界を体感できる「FUTURE WORLD LAND/SKY/SEA」、都市生活の変化をシミュレーションする「FUTURE CITY LIFE」、自然と共生する「FUTURE OUT-DOOR LIFE」、製造とデザインの進化を感じる「FUTURE DESIGN FACTORY」など、多彩な展示が展開される。ロボットやAIとの共生をテーマに、未来の生活やモビリティの在り方を五感で体験できる内容となる。
Mobility Culture Program
Startup Future Factory モビリティ産業の拡張を目的とした「Startup Future Factory」では、159社のスタートアップや研究機関が参加。Exhibition Streetでは、NearMe、Global Mobility Service、Zip Infrastructureなど注目企業が出展し、未来の交通・物流・エネルギー課題を解決する技術を紹介。併設のピッチコンテストでは、予選を通過した30社が決勝に挑み、大学研究者や投資家、企業経営者が審査を務める。
未来モビリティ会議 業界のリーダーが一堂に会する「未来モビリティ会議」では、自工会会長の片山正則氏による基調講演「モビリティ社会の未来」を皮切りに、正副会長7名による「クルマ愛」クロストーク、さらに理事や専門家による多様なセッションが予定されている。経済、環境、地域社会、デジタル技術など、多角的視点から次世代モビリティを語る場として展開される。
ファミリー向け体験プログラム 「Out of KidZania in Japan Mobility Show 2025」では、小学生以下の子どもたちがモビリティ関連の職業を体験できる。自動車メーカー各社のブースでは整備士、メカニック、ボディ成型職人、デザイナーなどの仕事を学べるほか、未就学児向けの缶バッジづくり体験も実施される。タカラトミー協賛の「トミカコーナー」では、開催記念モデルやトミカ55周年記念車の展示・販売を行う。
また、日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)による「ガイドツアー」では、専門家の解説付きで車両内部の見学やステージ登壇車両へのアクセスが可能となる。飲食面では「JMSグルメストリート」が登場し、40店舗以上のキッチンカーが全国の人気グルメやイベント限定メニューを提供。
全国13か所のサテライト会場 東京ビッグサイト本会場に加え、全国13か所のサテライト会場が連動し、「日産グローバル本社ギャラリー」「ホンダコレクションホール」「BMW Group Tokyo Bay」などでも特別展示を実施。地域からもモビリティの未来を体感できる構成となる。
来場サポートとチケット情報 JMS2025公式アプリでは、体験予約、混雑状況の確認、マップナビゲーションなど来場者を支援する機能を搭載。一般前売券は2,700円、当日券3,000円、アフター4券1,500円、アーリーエントリー券3,500円(限定5,000枚/日)。高校生以下および自動車専門学生は無料。障がい者手帳を提示すれば本人と付き添い1名(車いすの場合は2名まで)が無料で入場できる。
Japan Mobility Show 2025は、「移動」という概念を超え、社会課題の解決や新しい価値の創造を目指す共創イベントとして、モビリティと社会の未来を描き出す。
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