「京都ぴあフィルムフェスティバル2025」開催決定 応募795作から22本を厳選上映、手塚眞監督も登壇へ

「京都ぴあフィルムフェスティバル2025」は、11月13日から16日まで京都文化博物館フィルムシアターで開催される。(写真/一般社団法人PFF提供)
「京都ぴあフィルムフェスティバル2025」は、11月13日から16日まで京都文化博物館フィルムシアターで開催される。(写真/一般社団法人PFF提供)
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映画の新たな才能を発掘するイベント「京都ぴあフィルムフェスティバル2025」が、11月13日(木)から16日(日)まで京都文化博物館フィルムシアターで開催されることが決定した。メインプログラム「PFFアワード2025」では、史上2番目に多い795本の応募作の中から厳選された22作品が上映される。

未来の映画監督が集う「PFFアワード2025」

これまで同アワードからは、『国宝』の李相日監督、『ウォーターボーイズ』『スウィングガールズ』の矢口史靖監督、『ナミビアの砂漠』で大島渚賞を受賞した山中瑶子監督、『ルノワール』でカンヌ映画祭を沸かせた早川千絵監督など、190名を超える映画監督が巣立ってきた。

今回の上映ラインナップには、京都芸術大学出身の細川巧晴監督『アンダー・マイ・スキン』(審査員特別賞受賞)、シン・チェリン監督『PEAK END』、鴨林諄宜監督『屈折の行方』、同志社大学の庄司皓監督『Caravan』など、京都にゆかりのある若手監督4名の作品も含まれている。

入選監督によるトークイベントも開催

期間中は、14名の入選監督が京都に集い、アフタートークでは制作背景や撮影秘話、演出の工夫、社会的テーマに込めたメッセージなどを直接語る貴重な機会が設けられる。

また、オープニング上映では、ハーバード大学の自主映画アーカイブプログラムより、手塚治虫氏の自宅で撮影された貴重な映像『MOMENT』のデジタルレストア版が特別上映され、手塚眞監督の登壇も予定されている。

若手映画人を応援 10代限定の無料招待枠も

「映画の街」京都を舞台に、次世代の映画監督たちが自身の作品を発表する本フェスティバルでは、昨年に続き10代を対象にした全プログラムの無料招待特典も実施される。各回先着10組20名が対象で、申し込みは公式noteの専用フォームから受け付けている。

「京都ぴあフィルムフェスティバル2025」は、11月13日(木)から16日(日)まで京都文化博物館フィルムシアターにて開催。上映作品やスケジュールの詳細は、公式サイトで順次発表される。

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