株式会社マルハンの東日本カンパニーは、従業員一人ひとりの個性や価値観を尊重し、表現の自由度を高めた新たな制服を2025年11月11日より順次導入すると発表した。今回の取り組みは、「人生にヨロコビを創造する企業」という企業理念のもと、多様性を重視しながら従業員が自らの「好き」を堂々と表現できる環境づくりを目的としており、仕事へのモチベーション向上と顧客へのホスピタリティ強化を目指している。
約1,200人参加のボトムアップ型プロジェクト
新制服の導入は、アルバイトから役員まで約1,200人が参加したボトムアップ型プロジェクトとして始動した。現場アンケートや座談会、経営層との対話を通じて「自分たちが着たい制服」を一から企画・開発。従業員の声をもとに誕生した新制服は、誠実さを表現した「エッセンシャルネイビー(一般職用)」と、上質さと品格を象徴する「クラスグレー(マネージャー職用)」をベースカラーに採用している。
デザインの特徴として、個性とチームのつながりを象徴する「WAVE LINE(ウェーブライン)」を配置。従業員は自らの「好き」を表す装飾アイテムを自由に組み合わせることが可能となっており、制服を通じて自己表現の幅を広げることができる。
「制服は本当に必要か」から始まった挑戦
今回の制服改革は、「制服は本当に必要か」という根源的な問いから始まったという。単なるデザイン刷新にとどまらず、従業員の個性解放と企業理念を融合させた新たな試みとして位置づけられている。
プロジェクトリーダーの飯田崇寛氏は、「新制服の導入は、人生100年時代における『人とつながりの力』で生きるヨロコビを創造するというマルハン東日本のパーパスを体現する第一歩」とコメントした。
プロモーションムービーも公開 テーマは「新しい一歩を踏み出す自分と、変わらないお客様への想い。」
新制服の導入に合わせ、「新しい一歩を踏み出す自分と、変わらないお客様への想い。」をテーマとしたプロモーションムービーも公開された。出演者には従業員の中から選ばれた個性豊かな9名が登場し、同社が掲げる多様性と前向きな変革の姿勢を象徴する内容となっている。
映像はマルハン東日本公式YouTubeチャンネルで視聴できる。
プロモーションムービーURL:https://www.youtube.com/shorts/B6vbDgNnIy8
マルハン東日本カンパニーは今後も、従業員の自発性と多様性を尊重しながら、一体感と個性の共存によるホスピタリティの深化を通じて、顧客と従業員双方の「生きるヨロコビ」を創造していく方針を示している。
編集:梅木奈実 (関連記事: エキュート上野、約2年半に及ぶリニューアルが完結 新規5ショップを含む全14店舗が11月18日にオープン | 関連記事をもっと読む )
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