トップ ニュース ピーティックス、「Peatixマルシェ」を開始 イベントの「出会いと体験」でブランドとユーザーをつなぐ新サービス
ピーティックス、「Peatixマルシェ」を開始 イベントの「出会いと体験」でブランドとユーザーをつなぐ新サービス ピーティックスは、イベントやコンテンツを通じて商品やサービスとの“出会いと体験”を広げるオンラインセレクトストア「Peatixマルシェ」の提供を開始した。（写真：Peatix PR事務局）
イベント・コミュニティプラットフォーム「Peatix（ピーティックス）」を運営するピーティックス株式会社は、イベント開催やウェブコンテンツを通じて商品やサービスとの“出会いと体験”を広げるオンラインセレクトストア「Peatixマルシェ」の提供を開始した。企業のブランドストーリーを体験型で伝えることで、ファンづくりを支援する新たなプラットフォームとして注目される。
「Peatixマルシェ」は、単なる販売ページではなく、イベントやコンテンツを活用して商品の背景にある物語や企業の想いを紹介する仕組みを備える。ユーザーは自らの興味関心に基づいて商品やサービスを発見でき、企業は体験を通じて価値を伝えることができるのが特徴だ。
ピーティックスは年間約560万人のアクティブユーザーを抱え、会員のイベント参加履歴データをもとに興味・関心を把握。データドリブンな情報発信によって、個々のユーザーに最適なブランド体験を提供する。さらに、商品やサービスに関連するイベント開催やワークショップを支援し、従来の「売るための広告」ではなく「共感を生む体験」を軸としたマーケティングを展開する。
特典設計にも特徴があり、割引クーポンなどの金銭的インセンティブに加え、企業が主催するイベント参加など“体験を通じて価値を感じる特典”を提供。価格以外の付加価値を重視した取り組みとなっている。
すでにカルビー、サッポロビール、三菱鉛筆などが「Peatixマルシェ」を導入し、ファンとの新たな接点創出に活用しているという。
今後は掲載商品の拡充とともに、参画企業と連携したコラボレーションイベントを多数展開予定。第1弾として、11月6日にスペシャリティコーヒー企業とのオンラインイベントを開催するほか、2026年以降には複数企業が集うオフラインイベントも企画しており、商品やサービスを実際に体験できる場を提供する計画だ。
ピーティックスは2011年にサービスを開始し、日本を含む22カ国で展開。オフライン・オンラインを合わせて年間25,000件以上のイベントが開催されており、「出会いと体験を広げる」プラットフォームとして幅広い利用者層を持つ。企業の担当者は、「Peatixマルシェを通じて、企業とユーザー双方にとって新しい“体験価値の市場”を築きたい」としている。
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