「Japan Mobility Show 2025」が閉幕、10日間で101万人が来場 史上最多522社が出展

Japan Mobility Show 2025では、過去最多となる500社以上が出展。10年後の未来を体感できる展示や、スタートアップ・モビリティ文化プログラムなど、多彩な企画が繰り広げられた。(写真/風傳媒提供)
Japan Mobility Show 2025では、過去最多となる500社以上が出展。10年後の未来を体感できる展示や、スタートアップ・モビリティ文化プログラムなど、多彩な企画が繰り広げられた。(写真/風傳媒提供)

一般社団法人日本自動車工業会(会長:片山正則)は、2025年10月30日から11月9日まで東京ビッグサイト(東京都江東区有明)で開催された「Japan Mobility Show 2025(ジャパンモビリティショー2025)」が盛況のうちに閉幕したと発表した。

今回のショーは「ワクワクする未来を、探しに行こう!」をコンセプトに、「みんながワクワクし、一緒に考え、未来を創り上げていく」という想いを込めて実施。会期中の来場者数は累計101万人に達し、自動車業界にとどまらず多様な産業が結集する日本最大級のモビリティイベントとして大きな盛り上がりを見せた。

出展企業・団体は過去最多の522社にのぼり、自動車メーカーに加え、IT、通信、エレクトロニクス、スタートアップなど幅広い分野が参加。「豊かで夢のあるモビリティ社会の構築」をテーマに、最新技術の展示や実証実験、社会課題解決に向けた企画が展開された。

主催者は閉幕にあたり、「ご来場いただいた皆さまをはじめ、出展者、運営スタッフ、関係者すべての方々に心より感謝申し上げます」とコメントを発表した。

主な実績として、未来都市をテーマにした「Tokyo Future Tour 2035」には延べ31万1,235人、「Mobility Culture Program」には34万6,151人が来場。スタートアップ支援エリア「Startup Future Factory」には118社が出展し、株式会社パワーウェーブ(for Mobility)と株式会社Leaner Technologies(for Mobility)がそれぞれグランプリを受賞した。

また、次世代開発者育成を目的とした「未来モビリティメーカー」には延べ10,855人が参加。SNS上では約48万件の関連投稿があり、公式アカウントの総インプレッションは約5,362万回に達した。子ども向け職業体験企画「Out of KidZania in Japan Mobility Show 2025」には2万6,906人が参加し、公式アプリのダウンロード数は23万9,667件を記録した。

日本自動車工業会は、「今回の成果を踏まえ、今後も産業の垣根を越えた連携を推進し、モビリティを通じてより良い未来の実現を目指していく」と今後の展望を述べた。

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