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トヨタグループ、横浜・山下ふ頭で没入型アート体験「THE MOVEUM」開幕へ 音と映像で“移動と感動”を表現 トヨタグループが横浜・山下ふ頭で没入型アートミュージアム「THE MOVEUM YOKOHAMA」を12月20日に開幕。(写真/THE MOVEUM YOKOHAMA PR事務局提供)
トヨタグループは、神奈川県横浜市・山下ふ頭4号上屋において、来場者が音と映像に包まれる没入型アート体験を楽しめるイマーシブ・ミュージアム「THE MOVEUM YOKOHAMA by TOYOTA GROUP(ザ・ムービアム ヨコハマ)」を、2025年12月20日から2026年3月31日まで開催すると発表した。
「移動と感動=MOVE」をテーマに文化発信 本プロジェクトは、横浜市が推進する「文化芸術創造都市」施策にトヨタグループが共感し、「移動と感動=MOVE」をテーマに企画されたもの。約1,800㎡の広大な空間に最新の映像技術とサウンドシステムを導入し、観客自身が作品の一部となって没入体験を味わえるアート展示を展開する。
オープニング作品はクリムトとシーレの「美の黄金時代」 開幕を飾るオープニング作品として、グスタフ・クリムトやエゴン・シーレらが描いた世紀末ウィーンの美術世界を題材にした「美の黄金時代(The Golden Age of Beauty)」を上映。また、世界各地の音楽文化を映像と音響で巡る人気シリーズ「LISTEN.」の最新作「ONE MOMENT」も同時公開される。
トヨタグループが提案する「感動するモビリティ体験」 トヨタグループは、モビリティ企業として「単なる移動手段の提供」にとどまらず、「感動体験の創出」を企業活動の軸に据えている。2025年秋には東京・お台場エリアに「TOYOTA ARENA TOKYO」を開業予定であり、今回の横浜プロジェクトはそれに続く文化・体験型施設の新たな取り組みとなる。
会場となる山下ふ頭4号上屋はアートスペースとして再活用され、来場者向けにはトヨタの自動運転モビリティ「e-Palette(イー・パレット)」を使用したエリア内移動サービスも実施される予定。
チケット情報 「THE MOVEUM YOKOHAMA」のチケットは、2025年10月23日より公式サイトで販売開始。詳細や上映スケジュールは公式サイトにて確認できる。
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