世界を魅了し続ける増永眼鏡、創業120周年記念展「MASUNAGA1905:Timeless Vision」開催 新アートプロジェクトも始動

創業120周年を記念し、増永眼鏡が特別展「MASUNAGA1905:Timeless Vision」を東京・西麻布のWALL_alternativeで開催。(画像/増永眼鏡)
創業120周年を記念し、増永眼鏡が特別展「MASUNAGA1905:Timeless Vision」を東京・西麻布のWALL_alternativeで開催。(画像/増永眼鏡)

1905年に創業し、日本の眼鏡産業の礎を築いた増永眼鏡株式会社(本社:福井県福井市、代表取締役社長・増永宗大郎)は、創業120周年を記念した特別展「MASUNAGA1905:Timeless Vision」を、2025年11月11日から13日までの3日間、東京・西麻布のアートスペース「WALL_alternative」で開催する。企画・運営はエイベックス・クリエイター・エージェンシー株式会社が担当する。

明治時代、雪深い福井で「地元を救う産業」として始まった眼鏡づくりは、今や世界中で愛されるプロダクトへと発展した。現在、福井は国内生産の約9割を占める一大産地となっており、今回の展示では、増永眼鏡が1905年の創業以来初めて公開する11点のアーカイブフレームをはじめ、職人技と革新の歩みを時代ごとに紹介する。

展示の核となるのは、同社が掲げる理念「最高傑作は次回作」という精神だ。伝統を守りながら進化を重ねてきたクラフトマンシップを空間全体で表現する。また、120周年を記念して制作された新作“Edition 120”の展示や、2025年秋冬コレクションの試着コーナーも設けられ、来場者はブランドの過去から未来への連続性を体感できる。

さらに、120周年を機に始動する新アートプロジェクト「MASUNAGA1905 meets ARTISTS」も同時発表された。現代アーティストとの協働を通じて、クラフトとアートの融合を探る試みであり、第1弾には福井出身のアーティスト前田紗希氏が参加。MASUNAGA1905青山店で作品を展示するほか、全国の直営店で限定コラボレーションセリートを配布する予定だ。続く第2弾には写真家・小林健太氏の参加も決定している。

本展では、前田氏と小林氏の作品も展示され、眼鏡づくりと現代アートが響き合う空間が演出される。会場には、福井県産の食材やワインを提供するバーカウンターも設置され、創業の地・福井の文化を五感で感じられる構成となっている。

増永眼鏡は創業以来、「良い眼鏡をつくる」という理念を掲げ続けてきた。創業者・増永五左衛門は「利益を得たいが、やむを得なければ損をしてもよい。しかし常に良い眼鏡をつくることを願う」と語り、品質第一主義を貫いた。その精神は現在も受け継がれ、ヨーロッパ・アメリカ・アジアの三極生産体制を確立し、グローバル市場でさらなる進化を続けている。

エイベックス・クリエイター・エージェンシーは、アートプロジェクト「MEET YOUR ART」などを通じてブランドとアーティストの共創を推進しており、今回の展示でもそのノウハウを活かし、増永眼鏡の哲学とアートの融合を形にした。

展示は11月11日(火)18時に招待制でスタートし、一般公開は12日(水)と13日(木)の2日間。営業時間は18時から24時まで。「WALL_alternative」は、アートと音楽、カルチャーが交わる西麻布の拠点として知られ、夜の東京に新たな創造の場を提供する。

展示概要
タイトル:MASUNAGA1905:Timeless Vision
会期:2025年11月11日(火)〜11月13日(木)
営業時間:18:00〜24:00(11日初日は招待制)
会場:WALL_alternative(東京都港区西麻布4-2-4 1F)
出展アーティスト:前田紗希、小林健太
企画:エイベックス・クリエイター・エージェンシー株式会社

MASUNAGA1905 meets ARTISTS 概要
開始日:2025年11月11日(火)〜
展示会場:MASUNAGA1905青山店(作品展示)/全国直営店舗(限定セリート配布)
第1弾アーティスト:前田紗希(福井県出身)

増永眼鏡株式会社
本社所在地:福井県福井市今市町4-15
代表取締役社長:増永宗大郎
創立:1905年(明治38年)6月1日
事業内容:高級眼鏡フレームの製造・販売
公式サイト:https://www.masunaga1905.com/120th/

最新ニュース
詐欺組織の首謀者が所有していたガレージの実態 総額約314億円の超高級車26台を押収 プリンス・ホールディング・グループ創業者・陳志氏の名も
韓国の若手理工人材、7割が「海外でキャリアを築きたい」 医学部を除き国内離れが進む背景とは
アップル、Siri強化へ向けグーグルAI導入を検討 年間約10億ドル支払いで最終協議
アメリカンミートの祭典、日比谷に上陸 世界王者のキューバサンドも登場する「American Festival 2025」開催
Ginza Sony Park、PS5発売5周年記念プログラム「PLAY IN GINZA」開催 銀座プレイステーションが現代に復活
米国初の女性下院議長ナンシー・ペロシ氏、政界引退を表明──「サンフランシスコへの愛を胸に」北京の警告を無視した訪台から2年
高市早苗氏、「台湾有事」での武力行使は集団的自衛権発動の可能性に言及 状況次第で「存立危機事態」認定も
台湾も学ぶべきか?フィリピン軍が大規模演習を開始──「30日間、自力で持ちこたえられるか」米軍到着前の試練
「スロー台東」で心を解き放つ旅──30店舗がつくる“癒し系トラベルマップ”、風景と物語を味わう時間
ノルケイン、新作「Wild ONE Skeleton JP 42MM」発表&岡慎之助選手のブランドアンバサダー就任発表会を開催
新宿サザンタワー、「食欲の秋」からホリデーシーズンへ イルミネーションと限定メニューが続々登場
民主党、地方での勝利も束の間 『エコノミスト』が警鐘――2026年中間選挙へ試練続く
BiKN shibuya 2025、第2弾出演アーティスト12組を発表 アジア発の最前線音楽フェスが11月30日開催
台湾旅行者に向けて宮城の魅力を発信 須賀主事・小堀技師が語る「自然と食の楽しみ」
宮城県、観光と食の魅力を発信 都内でメディア説明・試食会を開催
Kiri、「チーズの日」に“癒やしのひとくち”をお届け 限定スイーツ無料配布イベント開催
金馬奨ノミネート作・台湾ドキュメンタリー『ソウル・オブ・ソイル』が東京上映 イェン・ランチュアン監督と西村一之教授が語る「土と生きる哲学」
茂木外相、ルトニック米商務長官と会談 日米経済関係の深化で一致
プリンス・グループ再燃──マカオの大物「崩牙駒」発の詐欺ネットワーク、制裁5年後に「愛弟子企業」が台湾で復活
台湾のドキュメンタリー映画が山形国際ドキュメンタリー映画祭で快挙 『公園』が優秀賞、『侯硐奇譚』が奨励賞を受賞
台北地検、プリンスグループ関連会社を一斉聴取 オンライン賭博・アダルト産業との関係浮上
銀行家の視点:ドラマーから首相へ 高市早苗氏は日本を再び頂点へ導けるのか
トヨタグループ、横浜・山下ふ頭で没入型アート体験「THE MOVEUM」開幕へ 音と映像で“移動と感動”を表現
夏珍コラム:台湾・蔡英文前総統が賴清徳氏に残した「政治の地雷」
東京ゲームショウ2025公式番組、総視聴者数606万人突破 多言語対応で世界中のファンに拡大 本郷奏多の会場レポ映像も公開
陸文浩コラム:中国軍・南海艦隊、空母「福建」を中核に戦力披露
【最新進路】台風26号(フォンウォン)ルソン島でピーク後、台湾へ北上の恐れ 専門家「暴風雨に厳重警戒を」
トランプ大統領、来年4月に訪中発表、台湾外交に深刻な影響か 頼清徳総統は「米国に行けない」可能性も浮上
舞台裏》台湾・アフリカ豚熱で防疫神話が崩壊 中央・地方の責任問う声 水際と廃棄物の防線が同時に破綻
観光の逆差拡大、台湾国内旅行はどのようにして救えるのか?自助努力が唯一の道か
「米版・文化大革命」か?トランプ政権下で言論の自由が縮小、英紙が警告
台湾・国民党、新党主席に鄭麗文氏「羊群から獅群へ」宣言 対中姿勢に変化の兆し、党内からは不安の声も
独自》「傅崐萁条項」か?台湾・国民党、立法院党団の内規を改正 総召の「連続再選」を解禁、再任巡り波紋も
台湾・南投第73回全県運動会、藍田書院で聖火点火 11月8日、県立体育場で開幕へ
FIFAが「平和賞」を新設 初代受賞者はトランプ大統領の可能性が濃厚か
AKOMEYA TOKYO、「年末年始の手土産」特集を開催 干支ギフトや新作“こふろしき”登場、限定ギフトも
第38回東京国際映画祭閉幕 グランプリは『パレスチナ36』に輝く 日本映画『恒星の向こう側』が最優秀女優賞受賞
MLB公式オンラインショップ、ドジャース優勝記念グッズが販売開始24時間で2.5万枚突破 大谷翔平・山本由伸ら着用モデルが記録的ヒット
第38回東京国際映画祭、台湾の新鋭・陳莉璇氏が審査員特別賞受賞 学生映画部門で快挙 繊細な心理描写が高評価
ブリリア ショートショートシアター オンライン、「国際トランスジェンダー追悼の日」に合わせ特集配信 世界5カ国短編で“多様なジェンダー”描く
東京発の新たな国際舞台芸術祭「秋の隕石2025東京」が閉幕 初開催で約2万2300人が来場
AKOMEYA TOKYOが湘南エリア初出店、「ラスカ茅ヶ崎店」が11月7日オープン 熊澤酒造との限定コラボ商品も登場
ニューヨーク新市長マンマダニ、交際アプリで出会った「謎多き」妻ドゥワジにも関心集まる 選挙戦では露出控えめ
米半導体大手に打撃か 中国政府がNVIDIA・AMD製チップ使用停止を事実上命令
天気予報》台風26号(フォンウォン)発生、台湾に直撃の恐れ 来週10日以降が最危険期
地球温暖化、極端気象発生リスクを数十倍に増幅 「イベント・アトリビューション」原因を定量分析――東京大学・渡部雅浩教授が会見
2100年に向けた「人口減少時代の設計図」 梅屋真一郎氏が語る持続可能な日本の条件
トランプ関税と国際通商体制の行方 川瀬剛志教授がFPCJブリーフィングで語る日本の役割
民進党、2026年新北市長選に蘇巧慧氏を擁立へ 苗栗・雲林でも有力候補浮上
花俊雄氏の視点:中国はなぜ貿易戦争で勝てたのか