静岡市で「ホビー×クリスマス」一体型イベント　模型・クラフト・マーケット横断の大型フェスタ12月開催

クラフト作品販売、ワークショップ、高校生プラモデル選手権、2つのクリスマスマーケットも同時期に展開

静岡市は、模型やクラフト作品の購入、製作体験などが楽しめる大型イベント「ホビーのまち静岡 クリスマスフェスタ2025」を、12月13日（土）・14日（日）の2日間、ツインメッセ静岡で開催する。今年は全国のクラフト作家によるオリジナル作品販売や、気軽に参加できるワークショップが行われるほか、会場内の北館では「模型の世界首都・静岡」エリアも展開される。

イベント内の「手づくりホビーワールド」では、アクセサリー、アート作品、クラフト雑貨など、多様なジャンルの作家が集結し、来場者は作品の購入だけでなく、作家本人から製作背景やストーリーを聞くこともできる。ワークショップでは、初心者でも参加できるキットを用意し、クリスマスのオーナメントやギフトとなるアイテム作りを体験できる。

また同イベントと同時に、高校生を対象としたプラモデルのコンテスト「第2回 全国プラモデル選手権大会」が北館で開催される。この大会は、日本初の高校生向けプラモデル競技で、プレゼンテーションも審査対象となる。一般来場者投票も踏まえて入賞作品が決定される。第2回となる今年は、全国21都府県から62校・258名が参加し、前年の25校を大きく上回った。出展作品は274点で、課題テーマ（輝き）部門、ジオラマ部門、単体部門（共通コース、ガンプラコース、メカトロウィーゴコース、コトブキヤオリジナルIPコース）の6部門が設けられる。

さらに市内では、静岡市が初開催となる2つのクリスマスマーケットも展開する。駿府城公園では「Wonderful Christmas と ランタンナイト」を12月19日〜21日に開催。ローストチキンやシュトーレンなどのグルメ、北欧テイストの雑貨、体験コンテンツが並び、日没後には幻想的なランタン演出「クリスマスランタンナイト」が実施される。

常磐公園では12月5日〜25日に「静岡クリスマスマーケット2025」を開催し、ドイツのクリスマスマーケットを再現。巨大クリスマスツリーや装飾が施されたヒュッテが並び、雑貨や飲食が楽しめる。特定日は入場に協力金や前売り券が必要となる。

静岡市は12月を通じて、市内各地でクラフト、模型、マーケットを横断する多彩なイベントを展開し、幅広い層にクリスマスシーズンの楽しみを届ける。

編集：小田菜々香

（関連記事： グランスタ東京、2025年クリスマスケーキ予約数ランキング10位　「プレミアム贅沢」がトレンド ｜ 関連記事をもっと読む ）

世界を、台湾から読む⇒風傳媒日本語版X：@stormmedia_jp