高輪ゲートウェイシティ「MoN Takanawa」3月28日開業 こけら落としに「火の鳥」、ジェフ・ミルズ、人間国宝ら集結

高輪ゲートウェイシティの新文化拠点「MoN Takanawa」が3月28日に開業し、手塚治虫「火の鳥」やジェフ・ミルズ、人間国宝らが競演する多彩な開館プログラムが発表された。(写真/MoN Takanawa PR事務局提供)
高輪ゲートウェイシティの新文化拠点「MoN Takanawa」が3月28日に開業し、手塚治虫「火の鳥」やジェフ・ミルズ、人間国宝らが競演する多彩な開館プログラムが発表された。(写真/MoN Takanawa PR事務局提供)

一般財団法人JR東日本文化創造財団は2月10日、TAKANAWA GATEWAY CITYに2026年3月28日に開館予定の文化の実験的ミュージアム「MoN Takanawa: The Museum of Narratives(モン タカナワ:ザ・ミュージアム・オブ・ナラティブズ)」の開館記念プログラムおよびチケット情報を発表した。

同館は「文化の実験的ミュージアム」を掲げ、名称の「MoN」には新しい世界への「門」と、未来を創造するための「問(問い)」という意味が込められている。地上6階・地下3階、延床面積約2万8952平方メートルの規模を誇り、外装デザインは隈研吾氏が監修した。開館記念のシーズンテーマに「Life as Culture - 生きるは、ブンカだ」を据え、伝統、アート、テクノロジー、科学などを横断した多彩なプログラムを展開する。

没入型体験から人間国宝の共演まで

館内の最大空間である「Box1500」では、開館記念特別展として「ぐるぐる展―進化しつづける人類の物語」が3月28日から9月23日まで開催される。宇宙から縄文土器、指紋、回転寿司に至るまで、古今東西の「ぐるぐる(らせん)」をテーマに、アートや科学、伝統文化の視点から人類の進化と物語を紐解く体験型展示となる。

最新のLED設備を備えたシアター空間「Box1000」では、こけら落とし公演として4月22日から5月16日まで「MANGALOGUE(マンガローグ):火の鳥」を上演する。手塚治虫の『火の鳥 未来編』を題材に、巨大LED映像と光、テクノロジー、ライブナレーションを融合させ、マンガを全身で浴びるような没入体験を提供する。

音楽プログラムも充実しており、5月17日にはテクノ界の巨匠ジェフ・ミルズによる「ジェフ・ミルズ presents 火の鳥―エレクトロニック・シンフォニカ」が開催され、ピアニストの上原ひろみ、箏奏者のLEOと共演する。また、5月19日から22日にかけては「開門音楽祭」が行われ、羊文学、UA、STUTS、ROTH BART BARONなどのアーティストが出演し、ジャンルを超えた音楽体験を創出する。

伝統芸能の分野では、5月23日に「MoN寄席 国宝―話芸と語り―」を開催し、五街道雲助(落語)、神田松鯉(講談)、京山幸枝若(浪曲)、鶴澤津賀寿(義太夫)という4名の人間国宝が一堂に会する。さらに、7月2日から5日には八代目尾上菊五郎が出演する「MoN歌舞伎舞踊公演」が行われ、名作『京鹿子娘道成寺』などが披露される。このほか、シャガールの舞台背景画とバレエが83年ぶりに融合するバレエ「アレコ」(5月29日~6月7日)も上演される。

和の文化とテクノロジーの融合「Tatami」

また、館内4階には約100畳の畳スペース「Tatami」が設けられ、靴を脱いでくつろげる空間で和の文化とテクノロジーを掛け合わせたイベントが実施される。3月28日・29日の「畳びらき」では、伊藤園とのコラボレーションによる茶会が開かれ、4月からは月替わりの公演「芝浜亭」や、季節の行事を楽しむ「くらしのまにまに」などが定期開催される。

チケット情報

各プログラムのチケットは、2026年2月21日以降、公式チケットサイトなどで順次販売が開始される。詳細はMoN Takanawa公式ウェブサイトで確認できる。

編集:小田菜々香

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