高輪ゲートウェイシティ「MoN Takanawa」の目玉プログラム、バレエ「アレコ」公演詳細が解禁 デジタル技術でシャガール背景画が舞台上に

バレエ「アレコ」は、シャガールの背景画をデジタル技術で再現し、国内外のトップダンサーが競演するMoN Takanawaの革新的な開館記念公演となる。(写真/MoN Takanawa: The Museum of Narratives PR事務局提供)
バレエ「アレコ」は、シャガールの背景画をデジタル技術で再現し、国内外のトップダンサーが競演するMoN Takanawaの革新的な開館記念公演となる。(写真/MoN Takanawa: The Museum of Narratives PR事務局提供)

一般財団法人JR東日本文化創造財団は、JR東日本・高輪ゲートウェイ駅エリア(TAKANAWA GATEWAY CITY)に2026年3月28日に開館する文化の実験的ミュージアム「MoN Takanawa: The Museum of Narratives(モンタカナワ:ザ ミュージアム オブ ナラティブズ)」について、開館記念の目玉プログラムの一つであるバレエ「アレコ」の公演詳細を発表した。同公演は2026年5月29日から6月7日まで、同館地下3階のシアター空間「Box1000」にて上演される。

「MoN Takanawa」は、伝統芸能からマンガ、音楽、宇宙まで、多様な文化と最新テクノロジーを掛け合わせ、新しい物語(Narrative)を創出する施設である。今回詳細が明らかになったバレエ「アレコ」は、マルク・シャガールが1942年のバレエ公演のために制作した舞台背景画全4点を、デジタル技術によって新たな形で舞台上に出現させる試みだ。背景画を所蔵する青森県立美術館の協力のもと、2024年に56年ぶりに開催されたバレエ公演に続き、MoN Takanawaならではの演出で絵画とバレエの幻想的な共演を実現する。

キャストには豪華なダブル主演が決定した。青森県立美術館版でも主役を務めた大川航矢(牧阿佐美バレヱ団プリンシパル)と、ハンブルク・バレエ団でプリンシパルとして活躍するアレクサンドル・トルーシュが主演を務める。共演には、勅使河原綾乃(NBAバレエ団プリンシパル)と山田佳歩(NBAバレエ団プリンシパル)が名を連ねる。5月29日から31日は大川・勅使河原ペア、6月4日から7日はトルーシュ・山田ペアが出演する予定だ。

演出・振付は、新国立劇場バレエ団やNBAバレエ団で活躍し、現在は文化庁新進芸術家海外研修員としてドイツで活動する宝満直也が手掛ける。会場となる「Box1000」はステージ全面にLEDパネルが設置された没入型のシアター空間であり、デジタル演出と身体表現が融合した革新的なバレエ体験が期待される。チケット料金や販売スケジュールについては、2月10日に発表される予定である。

MoN Takanawaではこのほか、開館記念テーマ「Life as Culture - 生きるは、ブンカだ」を掲げ、こけら落としとなる「スパイラル・スパイラル」展や、手塚治虫の『火の鳥』を題材にした「MANGALOGUE(マンガローグ)」など、分野を横断する多彩なプログラムを展開し、100年先の文化をつなぐ拠点を目指す。

編集:小田菜々香

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