台北富邦銀行、東京支店の開設認可を取得 第2四半期に開業へ 日台ビジネス支援を強化

台北富邦銀行が日本の金融庁から東京支店の設置免許を取得し、2026年第2四半期に開業することで、台日間の半導体産業支援やクロスボーダー金融サービスを強化する。(写真/台北富邦銀行提供)
台北富邦銀行が日本の金融庁から東京支店の設置免許を取得し、2026年第2四半期に開業することで、台日間の半導体産業支援やクロスボーダー金融サービスを強化する。(写真/台北富邦銀行提供)

台北富邦銀行は2月10日、日本の金融庁より東京支店の設置免許を正式に取得したと発表した。

同支店は2026年第2四半期(4〜6月)に正式開業する予定だ。これにより同行のサービス網は北東アジア市場へと拡大し、クロスボーダー金融サービスが大幅に強化される。日本に進出する台湾系企業や個人の運営、投資、資金調達といった多様なニーズに応え、日台間の経済・貿易交流に注力していく方針だ。

半導体特需で高まる資金需要

​台北富邦銀行は、日本が台湾にとって第3位の貿易パートナーであり、第2位の輸入相手国であることから、両国の経済交流は極めて緊密であると指摘する。

近年、半導体産業の急速な発展に伴い、多くの台湾系企業が日本での工場建設や増産を計画しており、設備投資融資や運転資金、貿易与信などの需要が継続的に高まっている。今回の免許取得により、顧客の事業現場に近い場所でタイムリーな現地金融サービスを提供し、企業が日本市場での成長機会を捉える支援が可能となる。

法人金融を中核にワンストップ提供

​東京支店の開業後は、法人金融を中核に据え、シンジケートローンや設備融資、貿易金融などのサービスを展開する。

また、同行本店および富邦グループの海外拠点ネットワークと連携し、クロスボーダー金融を深化させることで、アジア太平洋地域に展開する企業に対して包括的なワンストップ型金融ソリューションを提供していく。

「アジア一流」目指し拠点拡大

台北富邦銀行は「アジア一流の金融機関」を目標に掲げ、長期にわたり海外市場に注力してきた。現在は香港、ベトナム、シンガポールに支店を構え、インドネシア、オーストラリア、韓国などに駐在員事務所を設置している。

現在は東京支店に加え、オーストラリア支店およびインド支店の開設準備も進めており、アジア太平洋地域でのネットワーク拡充を通じて、収益源の多様化と顧客の国際競争力向上を支援するパートナーを目指す。

編集:小田菜々香

最新ニュース
高輪に新ミュージアム「MoN Takanawa」26年3月誕生 手塚治虫『火の鳥』や歌舞伎とテクノロジーを融合
日本最大級「静岡おでん祭2026」、20周年で過去最多75店が集結 2月27日から開催
世界No.1「ヒューガルデン」がパッケージ刷新へ、5月より順次展開 好評の「ロゼ」缶も春限定で復活
『るろうに剣心』アニメアーカイブ展が開幕 1996年放送版の貴重なセル画や絵コンテ公開、入場無料
ファミマ、ねこの日に合わせ「ファミリ~にゃ~ト大作戦!」開催 売上の一部を保護猫支援へ
【現地詳報】世界初「ポケパーク カントー」完全攻略 無料特典と予約術の全貌
中国、アフリカ53カ国に関税ゼロ待遇を適用へ 台湾と国交ある1カ国のみ「除外」、戦略的影響力の強化狙う
2月20日は「歌舞伎の日」 没入型オペラやスウェーデン人落語家も登場、伝統芸能の最前線をピーティックスが特集
キャリア官僚はなぜ辞めるのか 吉井弘和氏が語る「回転ドア」社会と人材流動化の核心
ベルリン映画祭で「政治との距離」巡り波紋 ヴェンダース監督の発言と対照的な過去、国内ではガザ記録映画の支援続く
【杜宗熹コラム】笑顔の習近平と、悲嘆に暮れる台湾の「青い鳥」 勝者はどちらか
Nothingがインド初の直営店「Nothing Store Bengaluru」をオープン 東京やNYへの出店計画も公表
住友生命、「Vitality スマート」に無料体験プラン登場 1か月間のトライアルで運動習慣を支援
実質490円お得に 住友生命とラントリップ、月額330円で両サービス使える新プラン開始
【杜宗熹コラム】対米関税で露呈した「愚か者」と「悪党」―トランプ政策を理解できない人々への警鐘
西新橋のランドマーク「DLXビルディング」、竣工10年を前にテナント募集へ BCP対策万全の「陸の船」
野球殿堂博物館、「WBC侍ジャパン特別展」23日から開催 歴代トロフィー公開、世界一「連覇」へエール
「金を払わない同盟国は後回し」トランプ氏、武器売却手続きを簡素化 「国防援助の時代」終幕か
名古屋から現場DXを加速、AI・ロボティクスが集結する「第3回 現場 DX EXPO」が2月25日より開催
コミケ50周年展、明治大学米沢嘉博記念図書館で開催へ 初期ポスターなど貴重資料公開
米台貿易協定を検証 米シンクタンク警告「トランプ氏の貿易赤字悪化懸念、為替操作疑惑とTSMC対米投資も火種に」
台湾の億万長者は51人、日本や韓国を上回る世界10位に 米メディア発表
2026年「台湾ランタンフェス」嘉義で開催へ 台湾高鉄が38本増便、観光署は限定「Taiwan PASS」で誘客強化
子育て支援「トモイク」認知度1割強も賛同98%、親の「自分時間」1日1割未満の実態浮き彫りに
バングラデシュ民主化に光明も、なぜ「革命を担った女性たち」は相次ぎ心折れたのか 極端保守派が政権掌握の可能性、女性の権利「100年後退」か
南シナ海めぐり応酬激化 「建設的で専門的な対話を」フィリピン政府が中国側に自制要求
台湾立法院で乱闘、与野党議員10人を起訴 議員同士が負傷し、刑事責任問う展開に
米ギャラップが90年続いた「米大統領支持率」調査の公表を停止 トランプ氏との関係に憶測も
アークヒルズで「ストロベリーフェスティバル」、3月14日開催 「あまりん」など希少品種や限定スイーツが集う1日限りの祭典
MoN Takanawa開館記念「ぐるぐる展」、宇宙から回転寿司まで「らせん」を解剖 東弘一郎ら参加
麻布台ヒルズで春を満喫!「PINK&GREEN」の絶品スイーツと桜の祭典が2月20日開幕
イエローハット、2月22日「猫の日」に合わせ「猫パンチで募金」開催 初のリアルイベントも実施へ
米台関税協定が署名、米中は「脆い停戦」へ突入か──米中首脳会談を前にシンガポール学者が問う「最大の勝者」
五大陸におよぶ性被害!USBメモリから明らかになった「驚愕の犯罪」 半世紀にわたり89人の未成年者が被害
【舞台裏】国民党基層、国防予算の阻止に反発 民衆党が支持転向も効果なし
高市首相、圧勝後に「対米投資」の壁 5500億ドル拠出が難航、自動車関税25%の脅威ふたたび
米台貿易協定の裏に潜む不安 「米酒騒動」の悪夢再び?台湾社会が恐れる「説明なき関税撤廃」
【2026 WBC】侍ジャパン初戦の台湾戦、先発は山本由伸に決定 昨季WSでMVPの最強右腕が「世界一連覇」へ先陣
自民党圧勝は「改憲・極右化」の予兆か? 台湾識者「高市氏は『ビジネス右派』、過度な期待は禁物」
台湾、「脱原発」政策に転機か 卓栄泰行政院長「国力は電力」 次世代原発技術の全面受け入れを示唆
【舞台裏】国民党の新北市長選、侯友宜氏が「2度の密会」で李四川氏支持へ転換 鄭麗文党主席は「蚊帳の外」
TikTok運営会社も半導体事業に参入か ロイター通信「バイトダンスがサムスンと協力、自社向けメモリ安定供給を確保へ」
【台湾観光】テーマパーク超えの集客力!雲林県の「最強スポット」に1120万人が殺到 人気の理由は「美食と熱気」
【単独インタビュー】「親の庇護」から脱却し、貿易と執筆の二刀流へ 台湾出身Seki氏が語る、日本での「転んで立ち上がった」10年
高市早苗氏はなぜ圧勝したのか 柯文哲氏が分析「高市首相に学ぶ3つの教訓」
代行で「ひざまずき叩頭」一回2万円?中国のデリバリー春節「親孝行サービス」が物議、批判殺到で中止に
台湾、政府調達法の大幅改正案に波紋 検収証明書から「監査担当」削除で汚職リスク懸念
累計550万部突破『チ。』、六本木ヒルズ展望台・東京シティビューで没入型イベント開催へ MEGASTARが映し出す「中世の星空」と東京の夜景
春節前の桃園空港、1日16万人超でコロナ後最多更新へ 「出発3時間前」の到着を推奨
台湾、公共工事の予算追加ルール緩和へ 調達法改正で「予算膨張の温床」となる懸念も