多くの注目を集める「2026年台湾ランタンフェスティバル(台灣燈會)」が、3月3日から3月15日にかけて嘉義で盛大に開催される。会場は台湾高速鉄道(高鉄)嘉義駅周辺を含むエリアだ。来場者の利便性を高めるため、台湾高鉄公司は期間中に臨時列車38本(南下21本、北上17本)を増便し、2月12日から順次予約販売を開始すると発表した。
また、交通部観光署はこれに合わせ、鉄道と地域交通の割引を組み合わせた「Taiwan PASS ランタンフェスティバル限定版」を1,000セット限定で発売する。「嘉義へ戻りランタンを鑑賞しよう(回嘉賞燈)」と呼びかけ、国内外の観光客に春の嘉義における都市の光と山林の風情を楽しんでもらう狙いだ。
台湾高鉄公司によると、増便に加え、台中―左営間の運行サービスも強化する計画だ。混雑のピーク時に対応するため、夜間の一部列車では自由席車両を増やして運行する。同社は、事前の予約・発券や「T-EX行動購票」アプリでの自由席チケット購入を推奨している。また、自動チャージ機能付きの悠遊(EasyCard)聯名カードやiPASS(一卡通)クレジットカードでのタッチ乗車も可能であり、待ち時間の短縮に役立つとしている。
ランタンフェスティバル期間中、高鉄嘉義駅では構内の動線分離を実施するほか、主催者による交通規制も行われる予定だ。同社は、移動をスムーズにするため、時間に十分な余裕を持って駅に到着するよう利用客に呼びかけている。
ランタンフェスティバルと観光の組み合わせを促進するため、旅行商品「高鉄ホリデー(高鉄假期)」では、お得な観賞ツアーを多数展開している。中でも「嘉義文化路グルメ・檜意森活村・蒜頭糖廠1日ツアー」では、専用車で嘉義の主要スポットを巡り、夜にはフェスティバル会場へ送迎し、メインランタンや芸術エリアを鑑賞できる行程が組まれている。さらに、台北、台中、台南、高雄などの都市で開催されるテーマ別ランタンフェスティバルに向けた宿泊・ツアー商品も用意されており、旅行者が台湾全土の光の祭典を手軽に楽しめるようになっている。
個人旅行を好む旅行者には、「ホテル連携チケット(飯店聯票)」や「国内旅行連携チケット(國旅聯票)」のプランがおすすめだ。「ホテル連携チケット」では、ホテルの公式サイトから嘉義地区の指定ホテルを予約すると、高鉄の乗車券が最低25%割引となる。例えば、会場に隣接する「棒棒積木飯店(Brick Hotel)」では、朝食と電気自動車体験が含まれる親子向けテーマ客室が7,975台湾元から提供され、惑星ランタンのプレゼントも付く。一方、「国内旅行連携チケット」は、KKday、Klook、ezTravel、ibonなどのプラットフォームで入場券や体験、ツアー商品を購入する際、高鉄乗車券の割引購入が可能となり、柔軟に旅程を組み合わせることができる。
交通部観光署によると、フェスティバルに合わせて発売される「Taiwan PASS ランタンフェスティバル限定版」は、2月14日からKLOOKおよびKKdayにて1,000セット限定で販売される。価格は1セット2,500台湾元。「見どころEasyGo版1セット」が含まれており、これには台湾鉄道(台鉄)の3日間周遊券に加え、MRT(捷運)、台湾好行バス、阿里山林業鉄道など地域交通機関14種類から1つを選択できる特典が付く。さらに、阿里山国家森林遊楽区、故宮南院、鄒族(ツォウ族)逐鹿文創園区、太平雲梯、板陶窯、達娜伊谷、咩咩上樹萌寵樂園など、嘉義の人気観光スポット7か所から1つを選べる入場券もプレゼントされる。

観光署は、ランタンフェスティバル期間が阿里山の桜シーズン(3月10日開始)と重なることに言及している。旅行者はTaiwan PASSを活用して鉄道と地域交通を組み合わせ、「夜はランタン鑑賞、昼は桜鑑賞」という2つのテーマを楽しむ行程を計画でき、嘉義の自然と文化の魅力を深く体験できるという。Taiwan PASSは2024年の発売以来、3万3000セット以上を売り上げており、今後も大型イベントと連携した広域観光を推進し、地方観光の発展を牽引していく方針だ。
【製品情報】
・販売期間:2026年2月14日10:00から3月15日23:59まで
・販売数:限定1,000セット
・販売価格:2,500台湾元
・販売チャネル:KLOOK、KKday
・構成内容:「見どころEasyGo版1セット」(台鉄3日間周遊券+地域交通14選1)
・特典内容:嘉義人気観光スポット入場券7選1
・使用期限:購入後1年以内にアクティベート(開通)、アクティベート後1年間有効。引換後は7日以内に使用完了すること。
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編集:佐野華美














































