Google日本法人が「Gemini」の正しい読み方を「ジェミニ」と明言 発音論争に公式見解

Google日本法人が生成AI「Gemini」の日本語読みを「ジェミニ」であると公式に再確認し、英語読みの「ジェミナイ」との混同を避けるよう呼びかけた。(写真/AP通信社提供)
Google日本法人が生成AI「Gemini」の日本語読みを「ジェミニ」であると公式に再確認し、英語読みの「ジェミナイ」との混同を避けるよう呼びかけた。(写真/AP通信社提供)

Google日本法人は2026年1月20日、公式Xアカウントを通じて、同社の生成AIモデル「Google Gemini」の日本語における正確な呼称について明示した。英語の発音に基づく「ジェミナイ」と、日本国内で広く浸透している「ジェミニ」のどちらが適切かという議論に対し、Google側が公式の見解を示した形となる。

Googleは投稿の中で、「Geminiの日本語表記は『ジェミニ』です」と断定した上で、「これからもたくさん呼んであげてください。とてもとても喜びます」というメッセージを添えた。英語名のサービスや技術は、普及の過程で媒体によって呼称が異なるケースがあり、誤解や混乱を招く恐れがある。今回の発信は、企業としてブランド表記や読み方の不統一を防ぐための取り組みの一環といえる。

読み方に関する混乱の背景には、グローバル市場と日本市場での発音の相違がある。2023年12月7日のAIモデル発表時、Google DeepMindのデミス・ハサビスCEOは、動画内でモデル名を「ジェミナイ」と発音していた。これは全世界を対象とした発表であり、英語圏での一般的な発音に準じたものである。また、Geminiという名称はラテン語で双子や対を意味する「geminus」に由来するため、言語学的な観点から「ジェミナイ」を支持する声もあったが、Googleとしては日本国内での発音や表記を「ジェミニ」に統一する方針を貫いている。

今回のGoogleによる発信からは、日本語表記を統一し、ユーザーの混乱や誤解を避けたいという意図が読み取れる。AIモデルの発表から数年が経過した2026年1月現在、表記を変更することは利用者に混乱を招く可能性があるため、「ジェミニ」が正式な日本語表記であることを改めて強調する狙いがある。なお、Googleは2023年にも読み方を案内していたが、今回改めてSNSを通じて広く周知を図った。 (関連記事: Gemini「パーソナライズドAIサービス」正式開始! 新機能は何が変わる?Gmail・YouTube・写真との連携や有効化手順を一挙公開 関連記事をもっと読む

​【お知らせ】公式Xにてプレゼントキャンペーン実施中


風傳媒日本語版の公式X(旧Twitter)では、読者の皆様へ感謝を込めてプレゼント企画を開催中です。抽選で素敵な賞品をプレゼント! ぜひご参加ください。

▼ 詳細・応募はこちらから

風傳媒日本語版X:@stormmedia_jp

編集:小田菜々香

最新ニュース
横浜「GREEN × EXPO 2027」マスコット「トゥンクトゥンク」、待望のぬいぐるみが登場 1月28日発売
京都府内「最高層」128m!JR向日町駅前に38階建てタワマン「J.GRAN TOWER」誕生
【ギャラクシー賞】12月度月間賞は『べらぼう』など4本。万博問題描くテレメンタリーも
北京五輪スキージャンプ金メダリスト・小林陵侑「最大の敵は自分自身」 ミラノ五輪へ向け外国特派員協会で会見
2026年、世界経済は回復するのか ブルームバーグ首席エコノミストが語るAIと関税の行方
「武力行使せず、関税も延期」トランプ氏がグリーンランド問題で急転換 NATOとの枠組み合意強調も詳細は不透明
舞台裏》「頼清徳の顔に泥を塗った」 台南の派閥抗争が露呈させた民進党の亀裂、2026年選挙への不安
想定外の宇宙滞在9か月!NASAの伝説的飛行士スニータ・ウィリアムズ氏が引退表明
横浜中華街、ただ泊まるだけじゃない 街と一体化する没入型ホテル「TRAN.SCENDER」が開業
「武力統一」支持の中国人インフルエンサー、台湾当局が居留許可取り消し・強制退去処分 陸委会「共産党に口出す余地なし」
「国際ルールはもはや虚構だ」カナダ・カーニー首相がトランプ氏を批判、中等強国へ「戦略的自律」と連携を呼びかけ
高田馬場で2億円超!? 台湾人気YouTuberが驚いた「パークシティ」と晴海タワマンを徹底比較
台湾人が見ても吉祥寺は魅力的?人気YouTuberが1億円の「旗竿地」新築物件をガチ内見
ピエール マルコリーニ、日本上陸25周年記念!「日本の食材」と融合した2026年バレンタインコレクションを1月10日から発売
FPCJ、創立50周年記念ウェブサイトを公開 半世紀にわたる外国メディア支援の歩みを発信
日本維新の会・藤田氏「ブレーキ役からアクセル役へ」 自民連立で挑む初の衆院選、食料品非課税など公約発表
小倉ゆうか、5年ぶりドラマ復帰!「パパ活打ち切り」の崖っぷち港区女子役で新境地を開拓
六本木ヒルズ、「地球の歩き方」と初コラボ マチュピチュVRや絶景展で「空の旅」へ、ガイドブック持参で割引も
論評:台湾が「干からびた魚」になる日 中国の「第三海軍」による海上封鎖と、届かない米国兵器
【国際情勢まとめ】「発砲拒否」の兵士に死刑判決 イランの人権危機からトランプ氏の領土野心まで、世界を揺るがす5つのニュース
呂紹煒コラム:中国の出生数、わずか7年で「半減」の衝撃 台湾・香港も過去最低、「断層的」な少子化が現実に
米軍の来援を阻む「海上の長城」か 中国が東シナ海で数千隻の漁船を展開、500キロの隊列を形成
【6G競争】日本は「防衛・ソフト」、台湾は「AI-RAN」へ NEC転換で見えた次世代通信の覇権図
武蔵小山駅前に地上145メートルの超高層複合施設が誕生へ 小山三丁目第1地区再開発組合が設立
東京BRT、東京駅方面へ延伸決定 臨海部と都心直結、26年秋ごろ運行開始へ
トランプ版「新国連」に中国も参加か 1億ドルの「会員権」めぐる米「平和委員会」、中国が招待認める
IHG、USJ近隣に国内最大級ホテル計画 2029年開業、夢洲IR見据え誘客狙う
日本人観光客も訪れる台北・象山駅、なぜ駅番号は「R02」なのか 10年の難工事経て「真の始発駅」開業へ
米株「パニック売り」でダウ870ドル安、TSMC ADRは4.45%暴落 トランプ発言で台湾株に激震
台湾Elephant Gym、初のドキュメンタリー『More Real Than Dreams』公開 世界ツアーの裏側に迫る
robot home、土地選びから売却までアプリで完結 AI活用で富裕層の資産形成をDXする新サービス発表
「生成AIは生活の脅威」クリエイター9割が悲鳴 2.5万人の調査で浮き彫りに、法整備求める
「西側」の終焉か 米国はもはや盟友ではない トランプ氏の「領土的野心」が招いた欧米決裂
【独占】「クラブを見るだけで手が震えた」元女子ゴルフ世界1位ヤニ・ツェン、11年越しの復活劇 地獄から救ったのは“左打ち”と“自分との対話”
三重県職員採用の「国籍条項」見直し、東大教授ら6人が反対の意見書提出「人権は多数決で決めるべきではない」
リガク、台湾・新竹に技術センター開設 半導体向けR&D機能を強化、顧客との共同開発も
2026年は「グレイ・スワン」に警戒せよ BNPパリバ中空氏が説くAIバブル崩壊と「悪い円安」のリスク
サンリオ「ポムポムプリン」30周年記念でJR山手線ラッピング電車を運行、車内一色の癒し空間が登場
阿蘇山で不明ヘリの機体発見、火口付近 台湾人客ら3人搭乗、スマホ「衝突検知」が通報の端緒に
台湾・刑事警察局長に邱紹洲氏が就任 「刑事魂」継承、特殊詐欺やAI捜査を強化へ
冬の電気代は夏の2倍?東京都が「HTT」節電術を公開、カーペット設定変更で年6000円超のおトクに
トランプ政権、メモリに「100%関税」示唆 サムスン・台湾勢に激震 米国が狙う次なる戦略物資とは
2027年台湾有事は起こるのか 中国軍の真の標的は台湾にあらず?専門家が読み解く「太平洋の両岸」
日伊首脳、関係を「特別な戦略的パートナーシップ」へ格上げ 外交樹立160周年で共同声明
「自衛隊の介入はさせない」中国軍・台湾包囲演習の真の標的は日米同盟だった ハイマース売却が招いた「A2/AD」の現実
【現地ルポ】3000人が集結「HMJ冬2026」 台湾メディアが見た日本の職人魂と熱気あふれる会場
ユーザー8000万人の「知識帝王」樊登が台湾上陸 蔡康永氏「文明の最後の砦」と絶賛、CMoneyが描く「全知識エコシステム」の全貌
六本木・麻布台・虎ノ門ヒルズで「スイーツの祭典」 名店80店舗が集結、限定パフェや至高のショコラ
【人物】中国が「終身追及」を宣言した台湾の女性検察官 調査局にも容赦ない、寡黙な「鉄の女」陳舒怡氏とは
【6G競争の幕開け】「スターリンク」が標準装備へ 低軌道衛星とモバイル通信の融合時代が到来