阿蘇山で不明ヘリの機体発見、火口付近 台湾人客ら3人搭乗、スマホ「衝突検知」が通報の端緒に

2026-01-20 17:10
行方不明のヘリには日本人操縦士1人と台湾人乗客2人の計3人が搭乗。午後の時点では機体や有力な手がかりは発見に至っていない。(画像/Googleマップより)
行方不明のヘリには日本人操縦士1人と台湾人乗客2人の計3人が搭乗。午後の時点では機体や有力な手がかりは発見に至っていない。(画像/Googleマップより)

熊本県阿蘇市の阿蘇山周辺で行方不明となっていた遊覧ヘリコプターについて、熊本県警は20日午後4時10分ごろ、阿蘇中岳の第1火口付近で機体らしきものを発見した。機体には台湾人観光客の男女2人と、日本人操縦士の計3人が搭乗しており、現在、地上の捜索隊が現場へ向かい安否の確認を急いでいる。

火口付近で機体を確認、捜索隊が急行

​阿蘇署によると、捜索を行っていた県警ヘリが上空から、阿蘇中岳第1火口付近にヘリコプターとみられる機体があるのを発見した。現場は活火山である阿蘇山の火口エリアで、地形が複雑かつ険しいため車両での接近が困難な場所だという。現在、地上の救助隊が徒歩で確認に向かっている。

乗客スマホから「激しい衝撃」の自動通報

​ヘリは20日午前、阿蘇市の人気観光施設「阿蘇カドリー・ドミニオン」を離陸。火口周辺を巡る遊覧飛行を行っていたが、予定時刻になっても帰還せず、連絡が途絶えていた。捜索の重要な端緒となったのは、乗客が所持していたスマートフォンの機能だった。消防などによると、同日午前11時4分ごろ、乗客のスマホから「激しい衝撃があった」ことを知らせる自動通知(衝突検知機能とみられる)が消防に入電した。消防側が直ちに折り返しの連絡を試みたが、応答はなかったため、事態を重く見た関係機関が捜索を開始した。

台湾人観光客ら3人が搭乗

​熊本県警や消防の情報によると、搭乗していたのは計3人。操縦士は遊覧飛行の経験を持つ60代の日本人男性。乗客は台湾籍の観光客で、41歳の男性と36歳の女性であることが確認されている。現場周辺はガスの発生や急峻な地形で視界が悪く、二次災害の危険もあることから、捜索活動は慎重に進められていた。 (関連記事: 台湾老舗ドリンク店「like tea老賴茶棧」が熊本に海外1号店!TSMCの街に台湾の「ソウルフード」が上陸 関連記事をもっと読む

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編集:梅木奈実

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