四方を海に囲まれた台湾には、各地に特色ある漁港が点在している。海の風景を楽しめるだけでなく、各地ならではの海鮮グルメも味わえることから、多くの人にとって休日のお出かけ先となっている。
台湾の交通部観光署が発表した2026年1〜4月の人気漁港観光地ランキングによると、彰化県の王功漁港(海空歩道を含む)が304万558人で台湾全体の首位となった。2位は高雄市の蚵仔寮漁港で202万2473人、3位は新竹市の南寮漁港で91万7729人だった。南寮漁港は永安漁港を上回り、上位3位に入った。
2026年1〜4月 台湾人気漁港観光地・訪問者数ランキング
| 順位 | 観光地 | 累計観光客数 |
| 1 | 王功漁港(海空遊歩道を含む) | 304万558人 |
| 2 | 蚵仔寮漁港 | 202万2473人 |
| 3 | 新竹南寮漁港 | 91万7729人 |
| 4 | 永安漁港 | 83万3496人 |
| 5 | 竹囲漁港 | 69万9905人 |
| 6 | 梧棲観光漁港(台中海洋館を含む) | 57万8532人 |
| 7 | 龍鳳漁港 | 42万3141人 |
| 8 | 正浜漁港および周辺地域 | 27万513人 |
彰化・王功漁港 名物は「真珠牡蠣」と夕景
彰化県芳苑郷に位置する王功漁港は、台湾西部を代表する伝統的な漁村の一つだ。特に、身がふっくらとして甘みのある「真珠牡蠣」(白くふっくらとした身が特徴の台湾中部特有の小ぶりな牡蠣で、弾力のある食感が楽しめる)の産地として知られ、外はサクサク、中はジューシーなカキの揚げ物「蚵仔炸」をはじめ、地元ならではのカキ料理を味わうことができる。
グルメだけでなく、景観の美しさも人気の理由だ。港に立つ白黒の縞模様の芳苑灯台(王功灯台)は、台湾で最も新しい灯台であり、地域のランドマークとして親しまれている。夕暮れ時には海面が黄金色に染まり、「王功夕照」として彰化八景の一つにも数えられている。
現在の王功漁港は、観光と生態教育を兼ね備えたスポットへと変わりつつある。観光客は地元ならではの「海牛車」に乗って潮間帯へ向かい、潮干狩りやカキ採りを体験することもできる。西海岸の風情を楽しむ日帰り旅行先として人気を集めている。
Googleの口コミでは、「海風が涼しく、海鮮も新鮮で手頃」「灯台と海の景色が美しい」「潮間帯でのカキ採りや焼きガキ食べ放題が楽しめる」といった声が寄せられている。無料駐車場やトイレが整備されている点を評価する声もあり、家族連れでも訪れやすい漁港として支持されている。

高雄・蚵仔寮漁港 清潔な魚市場と新鮮な海産物
高雄市梓官区にある蚵仔寮漁港は、伝統的な漁業拠点から北高雄を代表する観光漁港へと発展してきた。かつてはボラの水揚げで知られ、現在ではその日に水揚げされた新鮮な海産物を求める人々でにぎわっている。
同漁港には、台湾で初めて「HACCP(ハサップ)」国際認証を取得した魚市場があり、競りの制度も整備されている。衛生管理が行き届いた環境で、新鮮な魚介類を購入できる点が特徴だ。
週末や祝日になると、蚵仔寮魚貨直銷中心には多くの人が訪れる。水揚げされたばかりの魚介類のほか、魚のすり身団子や揚げ物なども並び、購入した食材を近隣の店舗で調理してもらう「代客料理」も楽しめる。夕暮れ時には、南側の木製遊歩道を歩きながら海風を感じ、海面に沈む夕日を眺めることができる。
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口コミでは、「市場内は明るく清潔で、価格表示も分かりやすい」「一般的な漁港にありがちな生臭さが少なく、快適に歩ける」「海鮮の鮮度が高く、価格も手頃」といった評価が目立つ。周辺には小吃や農産物、冷たい飲み物を扱う店もあり、買い物と食事を一度に楽しめる漁港として親しまれている。















































