週末の寝だめで認知症リスク低下の可能性
週末に寝だめをしたり、布団の中でゆっくりする人は多いだろう。台湾大学の最新研究によると、週末に寝だめをすることで認知症のリスクが低下する可能性があることが明らかになった。
英国「デイリーメール」の報道によると、台湾大学医学部の研究チームが国際誌「Sleep and Breathing(睡眠と呼吸)」に最新の研究成果を発表した。それによると、週末にいつもより長く眠ったり、布団でゆっくりすることは、65歳以上の高齢者の脳の健康に潜在的な保護効果があるとしている。
研究では、週末に寝だめをする習慣のある人は、そうでない人と比較して認知機能低下のリスクが74%も低いことが判明した。
これらの結果から、研究チームは週末に適度な睡眠時間の確保や、ゆっくりと休息を取ることが認知機能低下疾患のリスクを効果的に低減できるとの結論を導き出している。
編集:佐野華美 (関連記事: 【台湾】2024年第4四半期の不動産市場、26年ぶりの低迷か | 関連記事をもっと読む )
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