スターラックス航空は本日、正式に上場。株価は25.95元で寄り付いた後、直ちに力強い上昇を見せ、取引中の最高値は30.85元を記録し、43%の大幅上昇となった。初日の取引は活況を呈し、寄り付き後30分で取引量は12万株を突破、終値は30.75元で取引を終え、上昇率は53%を超えた。これを計算すると、抽選に当選した投資家が高値で利益確定した場合、1単位あたり最大2万元の利益を得られたことになる。
スターラックス航空立役者、張國煒(チャン・グオウェイ)氏の5つの名言
「復讐する王子などではない。今や私はKingだ」(2018年)
2016年のエバーグリーングループ創業者チャン・ロンファ氏の死去後、遺産争いが勃発し、グループから追われた後、航空界から一時離れた。2018年にSTARLUX航空で強力な復帰を果たした。世間では王子の復讐と言われたが、チャン・グオウェイ氏は「復讐する王子などではない。今や私はKingだ。私は王子ではない。自分をすでにKingに昇格させた。復讐する気もない。航空会社を設立して復讐するにはコストが高すぎる」と強く述べた。
「多くの人が『結局は親のおかげだろう』と言うが、その通りだ」(2020年)
2020年1月23日のSTARLUX航空のマカオ初便で、チャン・グオウェイ氏は父親への感謝を述べた。「亡き父に特に感謝したい。今日の私の成功は父の育成があってこそだ。今日の遺産がなければ、STARLUX航空の設立も不可能だっただろう」
ネット上のコメントに対し、率直に「多くの人がネット上で『結局は父親の遺産のおかげだろう』と言うが、その通りだ。それが何か間違っているとは全く思わない。その遺産を国家と社会に貢献するために有効活用し、父の遺志を全うするよう努力している」と返答した。
「ここで私は親の財産を使い果たしているのだ」(2022年)
STARLUX航空の就航直後に新型コロナウイルスの影響を受け、2年半の苦境に直面し。多くの批判的な声が航空会社設立を親の財産を無駄遣いだと非難する中、格納庫の写真を投稿し「人々は私を親の財産を無駄遣いする者と言うが、その通りだ。ここで私は親の財産を使い果たしているのだ。この安全な港で。批判的なネットユーザーよ、分かるのか?分からないだろう。構わない。あなたが分からなくても、私が分かっていれば良いのだ」と反論。
「私に不足しているのはお金ではない。正義だ」(2024年)
エバーグリーングループ創業者チャン・ロンファ氏の遺言訴訟の判決後も、兄弟間の遺産争いは収まらなかった。STARLUX航空(2646)会長のチャン・グオウェイ氏は弁護士を通じて、遺言執行人とチャン・グオファ氏に対して背任告訴を行った。翌日、自ら声明を発表し、適切な解決がなければ感情的な問題を語る必要はないと述べ、「私に不足しているのはお金ではない。正義だ」と強調。同時に、海外資産については遺留分の方式での処理を受け入れる意向を示し、兄弟間の中傷の応酬をやめるよう呼びかけた。
「私はもともと台湾の純粋な子供だ。英語は得意ではない」(2024年)
あるネットユーザーがSNSで「チャン・グオウェイ氏が操縦する便に乗ったが、着陸技術が良くなかった」と投稿したことに対し、チャン・グオウェイ氏は自ら「申し訳ありません。あれは訓練便で、私の操縦ではありませんでした。訓練生との飛行でした。申し訳ありません」と釈明した。その後、別のユーザーが「私はK会長の操縦する便に乗ったことがあるが、着陸は安定していた。ただし、英語での注意事項アナウンスはあまり流暢ではなかった」と共有したことに対し、チャン・グオウェイ氏は冗談めかして「はは、私はもともと台湾の純粋な子供だ。英語は得意ではない。申し訳ない」と応じた。
編集:佐野華美
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