桃園MRTは本日、台北MRTおよび日本の京成電鉄と提携し、最大7%割引の「日台旅行セット券」を即日発売すると発表した。これにより、台湾と東京を行き来する旅行者により便利な旅行体験を提供する。
桃園メトロと京成電鉄株式会社は2018年に協力意向書を締結して以来、協力関係を深めてきた。桃園メトロは本日プレスリリースを発表し、桃園MRT・台北MRT・京成電鉄が共同でセット券を発売し、旅行者が東京へ出発する前に専用のセット券を事前購入し、空港MRTから便利なサービスを提供できるようにしたと述べた。
桃園MRTによると、台湾で販売される「日台旅行セット券」には「旅行セット券」と「周遊セット券」の2種類がある。「旅行セット券」には空港MRT片道券1枚と京成電鉄スカイライナー券1枚が含まれ、価格は2,780円(約新台湾ドル626元)となっている。
「周遊セット券」は「旅行セット券」に加えて、24時間、48時間、または72時間の東京メトロ乗車券1枚が追加され、価格は3,580円(約新台湾ドル806元)から4,280円(約新台湾ドル964元)までとなっている。
桃園MRTによると、日本でも同様に2種類のセット券が購入可能だ。日本で販売される「周遊セット券」には、京成電鉄スカイライナー券1枚、台北メトロ72時間券1枚、桃園メトロ往復券が含まれ、価格は4,830円(約新台湾ドル1,088元)となっている。
又、セット券は日本円で価格設定されており、旅行者は台湾と日本のオンライン旅行プラットフォームで購入可能。実際の台湾ドルでの販売価格は日々の為替レートに応じて計算される。注文完了後、旅行者はQRコード証明書を受け取り、京成電鉄および桃園MRTの指定駅窓口で実際の乗車券と交換できる。すべての券は2025年8月31日までに交換する必要があり、片道券の有効期限は交換日から90日間だ。
京成電鉄の公式ウェブサイトによると、京成電鉄は空港交通を担う主要な交通会社の一つであり、成田空港から東京都心および羽田空港への直通運転を行っている。
編集:佐野華美
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