台湾の製品や技術をアピールする展示会、欧州台湾形象展(台湾エキスポヨーロッパ)が22日、ポーランドの首都ワルシャワで開幕した。会場ではデジタルインフラ、システムインテグレーション、スマートアプリケーション、およびサプライチェーンの強靭性に関する台湾の技術力が示された。同展示会を台湾と欧州が持続可能な未来へ向けて歩むための長期的な協力プラットフォームとしたい考えだ。
台湾経済部(経済産業省に相当)の委託を受け、中華民国対外貿易発展協会(TAITRA)が主催する台湾エキスポがワルシャワで開催されるのは今回が初めて。台湾から多くの企業が参加しており、ドローン関連の雷虎科技(サンダータイガー)や錦明実業、エネルギー関連では台塑新智能(Formosa Smart Energy)、華城電機(Fortune Electric)、大東電業、創揚科技(Digi-Triumph)、微星科技(MSI)、楽福太陽能(Lof Solar)、璟元光電、緑源科技(Green Source)、越創科技(Viettron Technology)などが出展している。
今年の同エキスポではドローンが最大の目玉となっている。TAITRAによると、今回は台湾からドローン関連企業16社が参加し、各社40件、計640件を超える商談が組まれているという。これほど密度の高い商談スケジュールは過去のエキスポでも例がなく、欧州のバイヤーが台湾製ドローンに極めて高い関心を寄せている状況が浮き彫りとなった。
3千人以上のバイヤーが来場へ
TAITRAの黄志芳(こう・しほう)董事長はメディアの取材に対し、今回のエキスポには台湾から100社を超える企業が出展し、欧州46カ国から3000人以上のバイヤーが視察や商談に訪れていると明らかにした。これは過去に欧州で開催された台湾エキスポの記録を塗り替える規模で、3日間の会期で必ずこれまでにない成果を打ち立てるとの見通しを示した。
黄氏はまた、「現在、世界中でドローンへの注目が高まる中、台湾の漢翔航空工業(AIDC)や雷虎科技といった大手企業が最新技術を展示している」と説明。その上で「ドローン関連企業は朝から晩まで商談に追われることになり、多忙を極めるだろう」と語った。
ポーランドと台湾、ここ2年で産業交流が急激に活発化
ポーランド台湾商工会議所(Polish Taiwanese Chamber of Industry and Commerce)の会頭を務めるアグニエシュカ・シギトビッチ氏は、ここ2年間で台湾とポーランド間の産業交流が顕著に活発化していると指摘。双方はすでに極めてダイナミックな協力関係を築き上げており、ドローン、グリーンエネルギー、機械設備、電子産業の4分野を今後の重点協力分野に位置付けており、今年、台湾エキスポが初めてワルシャワで開催されたことも、台湾とポーランドの間の経済・貿易関係が継続的に深化している重要な成果と見なされていると述べた。
シギトビッチ氏はまた、数ある産業の中でも、ドローンは今後最も成長ポテンシャルと投資価値が高い分野の一つとの認識を示し、市場規模の継続的な拡大や両国の協力深化に伴い、今後2年間で合弁事業、技術協力、サプライチェーン統合など、台湾からポーランドへの多様な投資・協力プロジェクトがさらに増えるとの見通しを示した。
加えて同氏は、大企業の継続的な事業展開に加え、今後は台湾の中堅企業も決定的な役割を果たすようになると分析した。産業クラスター効果やサプライチェーンの協力モデルを通じて、全体の競争力向上が期待されるだけでなく、台湾企業によるポーランドおよび中東欧市場への進出機会がさらに広がり、双方の産業協力に新たな成長の原動力がもたらされると強調した。
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編集:平松靖史















































