【舞台裏】台湾・国民党はなぜ無人機政策で態度を変えたのか 鄭麗文氏訪米後に強まった米側の圧力 民進党以外の野党は先ごろ、国防特別予算のうち無人機関連部分を全額削除した。これを受け、行政院は改めて無人機関連の特別条例案を提出したが、注目されるのは、国民党が鄭麗文主席(中央)の訪米後、態度に変化を見せている点だ。(写真/中央社提供)
台湾の頼清徳総統が、立法院(国会に相当) で野党に削減された4700億台湾ドル規模の国防特別予算について、不足分を補う姿勢を示し、「決して諦めない」と繰り返し強調する中、行政院(内閣)は6月18日、国防部が策定した「国防自主無人機器調達特別条例」草案を閣議決定した。5年間で2100億台湾ドル(約1兆円)を計上し、21万機以上の無人機や無人艇を調達する計画だ。
民衆党議員団は直ちに、頼政権が削減された国防特別予算を「名を変えて復活させようとしている」と批判した。一方で、これまで国防特別予算の審議入りを長く阻んできた国民党議員団からは、今回は以前のような強い反発は見られていない。
注目されるのは、立法院が6月5日の本会議で、民進党の鍾佳濱立法委員が提出した、無人機や無人艇などを対象とする「無人載具産業創建特別条例( 無人システム産業創設特別条例)」草案を一読した際、国民党議員団が民衆党議員団と連携し、同案を程序委員会に差し戻して実質審議入りを阻止していた点だ。
ところが、国民党主席の鄭麗文氏が約2週間にわたる訪米を終えた後、同氏は6月17日の記者会見で、米国のシンクタンク専門家から「誠実な助言」を受けたとして、無人機に関する国民党独自の法案を提出する可能性を真剣に検討していると述べた。国民党の頼士葆立法委員もその後、「生技産業発展条例」を参考に草案を準備していると明らかにした。
鄭氏の訪米中に何が起きたのか。国民党はなぜ、無人機関連法案を封じ込める姿勢から、行政院案の審議入りを容認し、独自案の提出を検討する方向へと転じたのか。
台湾・頼清徳総統(左から2人目)は、削減された無人機予算について「補うべきものは補う」と強調し、行政院も「国防自主無人システム調達特別条例」草案を閣議決定した。写真は無人機訓練を視察する頼氏。(写真/顏麟宇撮影)
習近平氏に関する情報を探った米側 鄭氏は6月1日深夜、米国訪問のため台湾を出発した。サンフランシスコではスタンフォード大学フーヴァー研究所の研究者らと意見交換し、ボストンではハーバード大学やマサチューセッツ工科大学の研究者・学生と交流した。その後、ニューヨークの複数のシンクタンクを訪れ、ワシントンでは米議会関係者や政策専門家と会談。最後にロサンゼルスで華僑関係者と面会し、台湾へ戻った。
関係者によれば、鄭氏は今回、中国の習近平国家主席との会談、いわゆる「鄭習会」の経験を携えて訪米したことで、米側にとっても無視しにくい存在となった。米国のシンクタンク関係者の一部は、鄭氏の中台関係論や「和平」観に関心を示したとされる。
台湾紙『自由時報』は、鄭氏が米側に対し、習氏と握手した際の感触について「手が大きく厚く、雲のように柔らかかった」と説明し、昼食会でのやり取りの詳細も語ったと報じている。台湾では一部で冗談交じりに受け止められたが、米側の関係機関にとっては、習氏の健康状態や実際の考え、意思決定の傾向を読み解くための補助的な情報価値があったとみられる。
国民党の鄭麗文主席(左)は先ごろ北京で中国の習近平国家主席(右)と会談した。鄭氏は米側に対し、習氏と握手した際の感触について「大きく柔らかく、雲のようだった」と説明したとされる。(写真/中央社提供)
米政策圈で広がった鄭氏への困惑 一方、鄭氏が「鄭・習会談 」の一次情報を訪米の足がかりとしたにもかかわらず、ワシントンで十分に厚遇されたとは言い難い。
台湾メディアだけでなく、米政治専門メディア『ポリティコ(Politico)』のニュースレター、シンガポール紙『ザ・ストレーツ・タイムズ(The Straits Times)』、英誌『エコノミスト』なども、鄭氏がワシントンで冷遇されたと相次いで報じた。米国家安全保障会議(NSC)高官との面会は実現せず、国務省側の対応も担当官レベルにとどまったとされる。さらに、ホワイトハウス西側に位置するアイゼンハワー行政府ビルへの立ち入りも認められなかったという。
鄭氏は帰台後、ワシントンでの「熱烈な歓迎」はもともと期待していなかったと説明し、NSCとの面会取り消しや国務省側の対応格下げについては「根も葉もない話」だと否定した。訪米の成果は予想を大きく上回ったとも強調している。
ただし、鄭氏は出発前に米ブルームバーグのインタビューを受けた際、会いたい米側要人について問われ、「可能であれば、もちろんトランプ大統領だ」と語っていた。
ワシントンの消息筋によれば、鄭氏は過去にも米国の研究者らの前で「習近平氏にも私の話を聞かせることができる」「トランプ氏に会えれば、彼も私の話を聞く。私は説得できる」といった趣旨の発言をしたことがあり、米側の一部に困惑を広げたという。こうしたやり取りは早い段階でワシントンにも伝わり、鄭氏を「異色の人物」と見る空気につながったとされる。
今回の訪米後、米国の政策圈では鄭氏について「活力がある」「情熱的」「理想主義的」といった評価が聞かれた一方、見方はなお慎重で、好意的な表現の裏に冷ややかさがにじむとの指摘もある。鄭氏自身も帰台後、「私のことをあまりにも天真爛漫だと見る人もいるかもしれない」と語っている。
鄭麗文氏は米国の研究者らを前に、訪米時にトランプ米大統領(写真)との面会を希望し、「トランプ氏も私の話を聞くだろう」といった趣旨の発言をしたとされ、米側を困惑させたという。(写真/AP通信提供)
米側が抱く国民党への不満 米側は、鄭氏が2025年11月に国民党主席に就任して以降、国民党の対米姿勢や安全保障政策に不満を募らせてきたとされる。今回の訪米で鄭氏が直接会えた連邦議員は上下両院合わせて9人にとどまり、別の1人とは電話でのやり取りだったという。
また、アイゼンハワー行政府ビルへの入館が認められず、国務省関係者との会談もワシントン中心部ではなく、ポトマック川を隔てた米国在台湾協会(AIT)本部で行われたとされる。一部の会談はAIT本部でオンライン形式だった可能性も指摘されている。
事情に詳しい人物によれば、現在のトランプ政権周辺にはビジネス出身者が多く、伝統的な外交政策圈とは異なる発想が強い。関税交渉から武器調達に至るまで、米側には国民党に対し「こちらの意図を理解していない」「取引の作法を分かっていない」といった印象があるという。
とりわけ、国防特別予算が7800億台湾ドル規模に削減され、無人機や無人艇が除外されたことは、当初から予算削減に難色を示していた米側の強い不満を招いたとされる。
米インド太平洋軍のサミュエル・パパロ司令官が提唱した「ヘルスケープ(Hellscape)」構想は、大量の無人システムを展開し、台湾海峡を中国人民解放軍にとって「無人兵器の地獄」のような環境にすることで、初動を遅らせ、他の兵力展開の時間を稼ぐという考え方だ。
台湾軍関係者によれば、台湾が無人機や無人艇を大量に配備する構想は、ウクライナ戦争の経験を踏まえた米側の評価に基づくものでもある。米側は国防特別予算の審議過程でも、無人機は「台湾にとって今もっとも切迫したニーズ」だと強調しており、仮に野党が予算を削減するとしても、無人機関連項目は外すべきではないとの立場だったという。
事情を知る関係者によれば、米側は国民党が無人機関連予算を削除したことに強い不満を抱いており、鄭麗文氏への対応には牽制の意味合いもあったとみられる。写真は国家中山科学研究院の「勁蜂四型」無人機。(写真/劉偉宏撮影)
国民党の説明に米側は納得せず 国民党は、民衆党とともに国防特別予算を大幅に削減した際、「無人機に反対しているわけではない」と説明していた。反対しているのは、商用無人機の調達を特別予算に組み込むことだという主張だった。
また、6月5日に民衆党と連携して鍾佳濱氏提出の無人機関連特別条例案を程序委員会へ差し戻した際も、国民党は「無人機産業の発展を妨げる意図はない」とし、民進党が特別条例や特別予算を通じて通常の予算審査を回避することに反対しているのだと強調した。
しかし、消息筋によれば、米側はこうした説明に納得していない。とりわけ「取引」を重視するトランプ政権にとって、国民党の説明は十分な説得力を持たなかったとされる。
興味深いのは、鄭氏の訪米後、国民党の無人機政策をめぐる態度に微妙な変化が見られたことだ。
頼総統が就任2周年に際し、無人機予算について不足分を補う姿勢を示し、民進党立法委員が無人機関連特別条例案を提出した流れの中で、国民党議員団は5月21日の記者会見や6月5日の声明で、特別条例に反対する立場を繰り返していた。
ところが、行政院が6月18日に国防部策定の無人機や無人艇の調達を目的とする「国防自主無人機器調達特別条例( 国防自主無人システム調達特別条例)」草案を閣議決定した後、国民党議員団は直ちに強い反対を表明することはなかった。
その後、将来の総統選候補として名前が挙がる盧秀燕・台中市長も、国民党による独自案提出に支持を表明した。頼士葆氏も草案を準備中だと述べている。さらに複数の国民党立法委員は、行政院案の一読を容認し、国民党議員団の独自案とあわせて委員会審議に付す方針を示している。
鄭麗文氏の訪米後、国民党の無人機関連条例をめぐる姿勢には変化の兆しが見えており、党独自の法案を提出する可能性も浮上している。(写真/中央社提供)
痛切な反省か、時間稼ぎか 鄭氏が訪米後に態度を変化させた背景には、米国で直接圧力を受けたことに加え、今後本格化する統一地方選をめぐる国民党内の計算もあるとみられる。 関係者によれば、民進党陣営では、台北市長選への出馬が取り沙汰される沈伯洋氏らが「なぜ9万を超える雇用機会に反対するのか」「無人機産業の発展を妨げている」と国民党を批判している。こうした攻勢に対し、国民党の候補者らは圧力を感じており、ようやく脱しつつある国防特別予算をめぐる泥沼に再び引き戻されることを警戒しているという。
もっとも、国民党が本当に教訓を得たのかどうかはなお不透明だ。
英誌『エコノミスト』が6月18日に掲載したインタビューで、鄭氏は、国産無人機の製造計画や台湾の国防産業能力を高めるための措置について、国民党が近く法案を提出する可能性があると述べた。一方で、仮に対案を出したとしても、立法院での審議日程を考えれば、9月の習近平氏訪米前に可決される可能性は低いとの見方も示している。
鄭氏率いる国民党は、米側が台湾の非対称戦力強化で特に重視する無人機をめぐり、本当に痛切に反省したのか。それとも、独自案を掲げながら時間を稼ごうとしているのか。
ワシントンの消息筋は、米側には議会から行政部門まで、なお多くの圧力手段が残されていると指摘する。立法院で国防特別条例が審議されていた際にも、米側は野党に対し、米中首脳会談前の通過を強く求めたとされる。
現在、無人機特別条例は事実上、国防特別予算をめぐる攻防の延長戦となっている。鄭氏が別の計算を働かせようとしているのであれば、国民党が再び米側の圧力に耐えられるのか、慎重に見極める必要がありそうだ。
更多新聞請搜尋🔍風傳媒日文版
最新ニュース
米イラン、60日以内の和平合意へ道筋 ホルムズ海峡とレバノン情勢の緊張緩和を優先 エネルギー市場にも大きな影響を及ぼしかねない外交交渉が、スイス・ルツェルン湖畔のビュルゲンシュトックで進められている。米国のドナルド・トランプ大統領とイラン側が和平に向けた暫定覚書を発表した後、その脆弱な停戦合意は早くも交渉の場で厳しい試練に直面した。海外メディアの報道によると、米イラン高官による初回協議は徹夜の交渉を経て、現地時間22日未明にいったん区切り......
台湾エキスポ、ポーランドで初開催 台湾製ドローン関連16社に商談640件超、欧州需要に期待 台湾の製品や技術をアピールする展示会、欧州台湾形象展(台湾エキスポヨーロッパ)が22日、ポーランドの首都ワルシャワで開幕した。会場ではデジタルインフラ、システムインテグレーション、スマートアプリケーション、およびサプライチェーンの強靭性に関する台湾の技術力が示された。同展示会を台湾と欧州が持続可能な未来へ向けて歩むための長期的な協力プラットフォームとしたい考......
アニメ東京ステーション、来館者30万人を突破 「BLEACH」特別展示も開催中 東京都と一般社団法人日本動画協会が運営する日本のアニメ展示拠点「アニメ東京ステーション」(略称:アニメ東京、東京都豊島区南池袋)は、「ANIMEをもっとおもしろく、ANIMEをずっと未来へ」をモットーに、日本のアニメの魅力を世界に向けて発信する施設である。2023年10月の開館以来、国内外から多くの来館者を迎え、2026年6月20日に累計来館者数30万人を達......
台北の高級住宅地・天母にMRT延伸計画が再浮上 不動産価格と商圏再生に期待 長らく軌道交通網から排除されてきた台北市士林区の天母地区が大きな転換期を迎えそうだ。台北市政府はこのほど、長年凍結されていた天母へのMRT(都市交通システム)延伸計画を再始動すると正式に発表した。7月にも関連する評価報告書の提出を受け、審査を進める予定だ。発表を受け、地元の不動産市場や商圏でさっそく議論が起きている。不動産の専門家は、MRT建設計画が正式に決......
ファーストリテイリング、UNHCRと難民支援を拡充 河合優実さん参加のチャリティブーケも発表 UNIQLOなどを展開するファーストリテイリンググループは、6月20日の「世界難民の日」に先立ち、6月18日に国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の協力のもと、TOHOシネマズ六本木ヒルズで「FAST RETAILING × UNHCR 共同メディア説明会」を開催した。展示会場では、4年目を迎えるユニクロのチャリティTシャツプロジェクト「PEACE FOR......
カットスイカにミニトマトを置くと長持ちする? 韓国で話題の保存法に台湾農家が見解 夏に収穫の最盛期を迎えるスイカ。購入後に「食べきれなかった分をどう保存するか」で悩む消費者は少なくない。近年、韓国の青果店で実践されている特殊な保存法がインターネット上で話題を呼んでいる。それは、カットしたスイカの中央にミニトマトを1粒置き、その上からラップをかけて冷蔵保存するというものだ。ただ、専門的にも見えるこの裏技に対し、台湾のスイカ農家からは「生産者......
【東京マラソン2027】大会要項を発表 定員4万人に拡大、優勝賞金は約2700万円へ 一般財団法人東京マラソン財団は、2026年6月22日に開催された定時理事会において、20回目の節目を迎える東京マラソン2027の大会要項を決定した。今大会は20回記念大会プロジェクトとして様々な新しい取り組みを展開し、開催日は2027年3月7日を予定している。東京マラソン2027は定員を過去最多の4万人に拡大し、世界最高額の優勝賞金や新部門の設立、ブルーイン......
台湾ルーツの幕内力士・東白龍、李逸洋駐日代表と面会 日台相撲交流の深化に期待 台北駐日経済文化代表処の李逸洋(り・いつよう)代表は本日午後、代表処において、台湾と日本の血を引く現役の大相撲力士、東白龍雅士(とうはくりゅう・まさひと)関と面会した。同関は台湾にルーツを持つ、または台湾出身の力士として史上最高位となる「幕内」に昇進した人物である。本日の訪問は川松真一朗衆議院議員の紹介により実現し、東白龍関の母である白石秀貞氏、師匠の玉ノ井......
Roblox、16歳未満向け年齢別アカウントを世界展開 チャット制限や保護者管理を強化 オンラインサービスを展開するロブロックスは、日本を含むグローバル市場において、16歳未満のユーザーを対象とした新しい年齢ベースのアカウント「Roblox Kids」および「Roblox Select」の提供を一斉に開始した。年齢に応じた2種類のアカウント チャットや閲覧内容を制限本システムは、先月オーストラリアなどの限定市場で展開されていたものが世界へ拡大......
高度人材・デジタルノマド受け入れ制度を案内 出入国在留管理庁、最新の在留情報を発信 出入国在留管理庁は、日本国内で生活する外国人住民に対して日常生活や在留手続きに役立つ情報を定期的に届けるメールマガジンの配信を行い、同庁が毎年1回発行している『入管白書「出入国在留管理」』の最新版公開を案内するとともに、近年の法改正等に伴い新たに導入された主要な在留資格や優遇制度の概要を改めて広く周知した。年収や学歴を基準に高度人材を受け入れる「J-Skip......
梅雨・猛暑の食材管理に冷蔵庫はどう役立つ? ミーレが鮮度保持機能を検証 1985年に一般社団法人日本電機工業会によって夏至の日にあたる6月21日が「冷蔵庫の日」に制定された。梅雨から夏にかけては食品の衛生管理が特に重要となり、冷蔵庫や冷凍庫が活躍する季節となる。これに合わせ、家電ブランドのMiele(ミーレ)は「日々の食材管理」に着目し、自社冷蔵庫の鮮度保持機能による野菜の鮮度や、冷凍ステーキ肉を自然解凍した際の品質についての検......
大谷翔平に第2子誕生!産休明け復帰戦で祝砲となる16号本塁打 プロ野球米大リーグ、ロサンゼルス・ドジャースの二刀流スター、大谷翔平選手(31歳)に第2子が誕生し、本拠地、ドジャースタジアムで20日に行われたオリオールズ戦を「産休」で欠場した。ただ欠場は1試合のみで、21日の試合には1番、指名打者で先発出場し、9回裏の第4打席で我が子の誕生を祝う16号ホームランを放った。Instagramでこの投稿を見るShohei O......
米軍が「インド太平洋」の名称を外す意味 日本・インドに広がる対中戦略後退への懸念 米国防総省(戦争省)は16日、米インド太平洋軍(USINDOPACOM)の名称を正式に「米太平洋軍(USPACOM)」へ戻すと発表した。米西海岸沖からインド西部国境に至る防衛範囲や任務に変更はないものの、第1次トランプ政権下で「インド太平洋軍」へと変更した名称を再び戻すことについて、一部の専門家からは中国に対する譲歩の始まりではないかとの懸念の声が上がって......
エキュート大宮が「チョコミントの聖地」に 過去最多42商品が集結、限定スイーツも登場 JR東日本クロスステーションデベロップメントカンパニーが運営するエキナカ商業施設エキュート大宮および大宮ノースにて、2026年6月29日から7月20日まで、第3回目となるフェア「チョコっと食べてミント」が開催される。毎年好評を博している本フェアは、今年「チョコミントの聖地」を目指して過去最大級の規模へと進化を遂げた。過去最多42商品が集結 ミントの強さを選べ......
【独自】台湾軍の重要データ、米国ではなく日本でバックアップか 通信強靭化の裏側 「作戦は指揮に依存し、指揮は通信に依存する」。軍事分野で広く知られるこの言葉は、どれほど強大な火力を持っていても、情報や命令を伝える通信システムが機能しなければ、軍は十分な戦闘力を発揮できないことを示している。台湾国防部(国防省に相当)は近年、通信の強靭性、いわゆる通信レジリエンスの強化を急いでいる。低軌道衛星の活用や通信機器の更新など、軍がこの分野に力を入......
「お食い初め」は外食で祝う時代へ しゃぶ禅川崎店、利用客数が2年で213%増 しゃぶしゃぶ・すき焼き専門店を展開するしゃぶ禅株式会社は、慶事・法事利用のサービス強化の一環として提供している「お食い初め」サービスの利用客数が大幅に伸長していることを明らかにした。特に「しゃぶ禅 川崎店」においては、「お食い初め膳」の利用客数が2023年に前年比約155%増、2024年に同約23%増となり、直近2年間で約213%の増加を記録した。スタッフの......
猛暑の夏に注目の「冷感ジュエリー」 東京ビッグサイトで日本最大級のジュエリー祭典開催 RX Japan合同会社は、2026年7月3日から5日までの3日間、東京ビッグサイトにて、日本最大級の一般消費者向けジュエリーイベント「TOKYO JEWELRY FES ’26 Summer」を開催する。猛暑の夏に注目集まる「冷感ジュエリー」全国的な猛暑が続き、生活者の間で暑さ対策や快適性への関心が一層高まる中、ファッションや美容の分野では涼感を切り......
中国の対外戦略と日中関係の行方 江藤名保子教授が分析 学習院大学法学部の江藤名保子教授は、フォーリン・プレスセンターのオンラインプレスブリーフィングに登壇し、中国の対外戦略と今後の日中関係や米中関係の展望について解説を行った。江藤教授は、中国外交において行動とナラティブがリンクしており、それが対日政策の選択の幅を狭めていると指摘した。対日圧力を強める中国 米国とは安定関係を模索現在の中国は日本に対して新型軍国主......
成年後見制度はどう変わるのか 「補助」一元化で本人の意思尊重へ 2026年6月16日、弁護士の赤沼康弘氏が「どうなる成年後見」と題した記者会見を行い、現在国会で審議中の成年後見制度に関する民法改正案の背景と今後の課題について解説した。長年、家事事件や被後見人の財産管理実務に携わってきた赤沼氏は、今回の法改正によって、利用者の意思をより尊重し、必要な期間のみ利用できる制度への転換が図られると展望を語った。成年後見を本人の意......
トランプ時代の米国と日本の針路 久保文明氏「同盟維持と防衛力強化が不可欠」 前防衛大学校長で東京大学名誉教授の久保文明氏は15日、日本記者クラブでアメリカ建国250年をテーマに講演し、トランプ氏の台頭がもたらす米国の変化と、日本がとるべき安全保障上の姿勢について見解を示した。久保氏は、1945年以降の米国が築いてきた国際協調主義や自由貿易、国内のリベラルな合意形成がトランプ氏によって覆されつつあると指摘しつつも、歴史的に見れば現在の......
「ちいかわ」日本キャラクター大賞で史上初の3連覇 4度目グランプリで殿堂入り 2025年における国内最高のライセンスブランドとキャラクターを決める「日本キャラクター大賞2026」の表彰式が17日、東京ビッグサイトで開催中の「ライセンシングジャパン」内の特設コーナーで行われ、「ちいかわ」がグランプリを獲得した。ちいかわがグランプリを受賞するのは2022年、2024年、2025年に続く4度目となる。たまごっちやモンチッチをおさえて史上初の......
救出後に再び詐欺拠点へ? 台湾外交部を悩ませる「未返済」と「常連化」の実態 2026年の卒業シーズンを迎え、台湾の各大学で行われる就職博覧会はすでに一段落した。しかし夏休みを前に、SNS上では「海外高収入」をうたう求人広告が再び目立ち始めている。警戒を強めているのは、詐欺対策に追われてきた検察、警察、調査機関だけではない。台湾内政部移民署の国境事務大隊も空港でプラカードを掲げ、海外求人を装った詐欺への注意を呼びかけている。さらに、台......
KADOKAWA元会長・角川歴彦氏、夏野剛社長らを提訴 名誉毀損などで2億円請求 東京五輪を巡る汚職事件で有罪判決を受け控訴中のKADOKAWA元会長である角川歴彦氏が2026年6月16日、日本外国特派員協会で記者会見を開いた。角川氏は、同社の夏野剛社長および社内調査を主導した国広正弁護士らに対し、名誉毀損と刑事被告人としての防御権侵害を理由として、連帯して2億円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に提起したと発表した。「黒の報告書」で防御権......
トヨタ新体制を正式決定 近健太社長が代表取締役に、佐藤恒治氏は副会長・CIO継続 トヨタ自動車株式会社は17日、定時株主総会およびその後の取締役会を開催し、新たな取締役の選任と代表取締役および役付取締役の選定を行った。今回の役員人事において、豊田章男氏が代表取締役会長を留任する一方、社長・CEOを務める近健太氏が、新たに代表取締役社長に選定された。また、代表取締役副社長には中嶋裕樹氏と宮崎洋一氏がそれぞれ選定され、執行役員を兼務する体制が......
米有力シンクタンクが読み解く対台湾戦略 台湾で広がる「対米不信」に警鐘 台湾最大野党・国民党の鄭麗文(てい・れいぶん)主席はこのほど、16日間にわたる訪米日程を終えた。しかし、トランプ政権高官との面会が取りやめになったとの報道もあり、訪問の成果を疑問視する見方が台湾内外で広がった。鄭氏は帰国後の記者会見で、こうした報道について「全く事実ではない」と否定している。一方、トランプ政権は現時点で、140億ドル規模の対台湾武器売却を承認......
台北で話題のサクサク揚げドーナツ3選 25元老舗と西門町の人気店、どこが一番おいしい? 台湾・台北で人気の台湾式サクサクミルクドーナツ(脆皮鮮奶甜甜圈)は、どの店がおいしいのか。揚げたての生地にミルクパウダーや粉砂糖をまとわせた、外はサクッと中はふんわりした台湾ならではの揚げドーナツは、近年SNSでもたびたび話題になっている。最近は、西門町の「一脆鮮奶脆皮甜甜圈」と「倆倆脆鮮奶脆皮甜甜圈」が注目を集めており、それと比較される形で、晴光商圏の老舗......
【ふるさと納税】人気お礼品ランキング2026年上半期 結果発表 ふるさと納税ポータルサイト「さとふる」を運営する株式会社さとふるは、2026年1月1日から5月31日までの寄付件数を集計した「2026年上半期人気お礼品ランキング」を発表した。今回のランキングでは、静岡県富士市のトイレットペーパーが初めて1位を獲得し、2位には栃木県小山市のボックスティッシュがランクインした。トイレットペーパーとティッシュが上位独占 生活防......
フジロック2026開幕まで35日、新人ステージ出演者発表からチケット完売状況 新潟県湯沢町の苗場スキー場で開催される「FUJI ROCK FESTIVAL 2026」の開幕まで残り35日となり、事務局より最新のイベント関連情報が発表された。約3800組の応募の中から今年の新人ステージ「ROOKIE A GO-GO」に出演するアーティストが決定したほか、台湾の音楽フェス「ROCK IN TAICHUNG(搖滾台中)」との連携により、同フ......