ライフスタイル市場における消費者の価値観や購買行動が細分化する中、最新トレンドを捉えた製品やソリューションが一堂に会する暮らしの総合展示会「第29回 ライフスタイルWeek 夏」が、2026年6月24日から26日までの3日間、東京ビッグサイト東展示棟で開催される。
主催はRX Japan合同会社で、今回は10の専門展で構成され、計1,250社が出展し、3万8,000点のアイテムが集結する。訪日外国人の急増に伴うインバウンド需要のシフトや、Z世代を中心に日常に根ざした巨大な消費ジャンルへと成長した「推し活」文化、ウェルネス志向や快眠ニーズなど、多角化する消費者ニーズを的確に捉えた商品展開や仕入れ、OEM商談の場を提供する。
伝統技術と推し活が融合、老舗メーカーや町工場も出展
今回の大きな見どころの一つは、業界初の推し消費に注目した「第5回 推し活EXPO 夏」である。物価高の中でも若者を中心に日常消費の一部として定着しつつある「推し活」は、企業の福利厚生や中高年層の「推し活×終活」へと世代や社会の枠を超えて進化している。この市場に向けて、今回は日本の伝統技術や職人技を持つ老舗メーカーや町工場の出展が目立つ。
金沢で120年以上の歴史を誇るカタニ産業株式会社は最高峰の金箔技術を用いた「金箔神棚」や「金箔アクリルスタンド」を提案し、ユネスコ無形文化遺産である美濃和紙の伝統技術を活かした石川紙業は「和紙ころころ」などの和紙人形や張子を展示して大人やシニア層の需要も見込む。
また、1944年創業の名古屋工業株式会社は自社ブランド「goods palette」を立ち上げ、重厚感あふれる「メタルカード」や「メタルポスター」でプレミアムな質感を届ける。さらに、推し写真のデコやバインダー収納などの文化を特集した「令和のデコシールゾーン」も新設される。
「日本文具大賞」グランプリを初日に発表
同時に開催される「日本文具大賞」は、今年で35回目を迎える文具界の最高峰のアワードである。本年は「機能部門」「デザイン部門」「サステナブル部門」「トレンド部門」の4つの切り口から厳正な審査を行い、優秀作品を選出した。展示会初日の6月24日に行われる表彰式内にてグランプリが発表される。会場内には受賞全製品が展示され、デモンストレーションや実際に製品を試せる体験・撮影スペースも用意される。
このほか、インバウンド需要に対応する「インバウンド向けグッズ EXPO」や、新設される話題のスリープテックを集めた「快眠グッズフェア」、規模が拡大するペット市場向けの「ペットのいる暮らしゾーン」、魅力的なパッケージが集まる新設の「“ときめく"デザインパッケージ EXPO」など、現代の暮らしのトレンドを網羅するエリアが展開される。
フォトマシンや快眠商品など注目製品が集結
注目製品としては、DeepDipによる撮影体験とコレクション性を掛け合わせた新しい体験型フォトマシン「Focha」が一般初公開される。ほかにも、スーイー・バイオテック株式会社の腸内環境から睡眠の質を高めるサプリメント「快眠プレバイオティクス」、COZYSTORY Co., Ltd.の安全性とデザイン性を兼ね備えた「ベビー用バンパーベッド」、バルーンドリームの溶けないステンレス製氷「KOALA Steel Gel Ball」などが出展される。
また、会期初日の6月24日には、日経トレンディ編集部総編集長の澤原昇氏による「10大消費トレンド」に関するセミナーや、アインファーマシーズFrancfranc事業部長兼事業開発部長の佐伯佑介氏による店舗編集力に関するセミナーなども開催され、変わりゆく消費者像やトレンドについての解説が行われる。
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編集:小田菜々香
















































