ミュージアムの屋上に文化実験の場、JR東日本文化創造財団が「MoNファーム」を7月に始動
JR東日本文化創造財団が港区のミュージアム屋上に、地域や専門企業と連携して生態系と文化を未来へつなぐ実験場「MoNファーム」を開設。(写真/MoN Takanawa PR事務局提供)
「100年先へ文化をつなぐ」をミッションに掲げる、東京都港区のミュージアム「MoN Takanawa: The Museum of Narratives(運営:一般財団法人JR東日本文化創造財団)」は、2026年7月より屋上菜園プロジェクト「MoNファーム」を始動する。
屋上菜園を「生きたアーカイブ」に
MoNファームは、単に植物を育てるだけの農園ではなく、未来へ継承すべき人々の知識や技術、自然との関係性を記録・蓄積していく「生きたアーカイブ」として運営される実験的フィールドである。
プロジェクトには、拡張生態系の構築を支援する株式会社SynecO、植物と人との関係を探求するmitosaya薬草園蒸留所(mitosaya株式会社)、そして高輪ゲートウェイ駅周辺の地域コミュニティ活動「TAKANAWA HOP PROJECT」が参画する。
株式会社SynecOは、関東域の生態系を考慮した約4,400種の植物候補から多様性指標などをもとに63種を厳選し、3×3の植生グリッドに配置して生態系の拡張を試みる。また、mitosayaはナツメやシャシャンボ、レモンマートルなど食や健康に関わる多様な植物を育て、収穫物を蒸留や発酵などの文化体験へと展開する。
さらに、2021年から続くTAKANAWA HOP PROJECTも新たな栽培拠点として加わり、地域住民や事業者とともにホップを栽培する。
市民参加型イベントも開催
プロジェクトの始動に伴い、2026年7月12日の16時30分から18時まで、市民参加型のキックオフイベント「種びらきー文化を耕す、未来を植える」を同ミュージアム屋上で開催する。
イベントは二部構成で、第一部では取り組みを紹介するトークセッション(参加無料)、第二部では参加費1,500円(税込、オリジナルソフトドリンク付)で定員30名の植え付けワークショップや交流会が予定されている。参加予約は公式チケットサイトにて受け付ける。
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