10月の「食品ロス削減月間」および30日の「食品ロス削減の日」を迎え、社会全体で食材廃棄への関心が高まる中、パナソニック株式会社は日常的に調理習慣があり、子どもを持つ親800名を対象に「秋冬に向けた家庭の食卓に関する実態調査」を実施した。
調査の結果、物価高対策として特売品のまとめ買いや食材を腐らせないための「とりあえず冷凍保存」が定着する一方で、正しい保存や解凍方法が分からず、結果的に食材を捨ててしまう「冷凍フードロス」が多くの家庭で発生している実態が浮き彫りとなった。
約8割が食品ロスを意識、冷凍保存の落とし穴も
家庭内での食品ロス削減意識について尋ねたところ、「とても意識している(40.0%)」と「やや意識している(40.9%)」を合わせて80.9%に達し、約8割の家庭が食材の無駄をなくそうと意識していることが分かった。
また、物価高対策として食材を「とりあえず冷凍保存」する頻度が増えたと回答した人は40.9%にのぼった。しかし、保存時に想定していた期間以上に食材を長期間放置したり、眠らせてしまうことが「よくある・たまにある」と答えた人は57.0%と半数を超えている。
さらに、長期間眠らせてしまった食材を冷蔵庫の整理などの際に結局廃棄してしまう「冷凍フードロス」を経験した親の割合は43.6%と約4割に達した。
廃棄した主な理由としては、「保存期間が長すぎて味が落ちていそうだった(48.1%)」が最多となり、次いで「霜が付き、状態を判断できなかった(33.8%)」、「自分の想定以上に長期間眠らせてしまったため、取り扱いが億劫になった(28.1%)」が挙げられた。
良かれと思った節約や長期保存のための冷凍が、品質への不安からかえって廃棄につながるという課題が浮き彫りになっている。
冷凍食材の無駄を減らす最新家電
こうした課題に対し、パナソニックは最新の調理家電を活用した解決策を提示している。
冷凍冷蔵庫「NR-F65WX3」では、冷凍室の温度変動を抑制して食材の冷凍やけや霜付きを抑える「霜付き抑制冷凍」を搭載し、見栄えの悪さや味の劣化、食材同士のくっつきといった不満を解消するほか、約1週間分の買い置きを解凍いらずで保存できる「サクッと切れる微凍結」も備える。
また、一部機種に設置可能な冷蔵庫AIカメラ「NY-PCZE2」は、外出先からスマートフォンで庫内を確認できるようにし、重複購入や庫内のブラックボックス化による見えないロスを防ぐ。
スチームオーブンレンジ「NE-UBS10E」では、「サイクロンウェーブ加熱」と「高精細・64眼スピードセンサー」により食品の中心からムラを抑えて自動で解凍を制御するほか、「おまかせグリル」により冷凍・冷蔵・常温の食材をヒートグリル皿にのせるだけで同時に調理できる環境を整えている。
食材を使い切るための保存・解凍の工夫
あわせて、パナソニック調理事業の全カテゴリーの開発メンバーが所属する組織「Panasonic Cooking@Lab」の担当者も活用ポイントを呼びかけている。
冷蔵庫マスターの丹治史華氏は、まとめ買いや「とりあえず冷凍」は便利な一方で食材の存在を忘れがちになる点に触れ、保存機能やAIカメラを活用して庫内を把握し、買いすぎや重複を防いで日々の料理に取り入れる重要性を指摘した。
また、電子レンジマスターの明石英子氏は、食材を無駄なく使い切るには手軽な解凍・調理も不可欠であるとし、自動解凍や冷凍食材をそのまま調理できる機能を活用して無理なく普段の献立に活用することを提案している。
世界を、台湾から読む⇒風傳媒日本語版 X:@stormmedia_jp
(関連記事: ロイヤルグループ、「サステナ KIDS AWARD」に協賛・参画 小学生から食品ロス削減のアイデアを募集 | 関連記事をもっと読む )編集:小田菜々香














































