台北市長選、蒋万安氏50.7%・沈伯洋氏41.9% 差は8.8ポイント ETtoday調査

台北市長選の最新世論調査によると、蒋万安氏(左)と沈伯洋氏の支持率の差は約8.8ポイントとなった。(資料写真/柯承恵撮影)
台北市長選の最新世論調査によると、蒋万安氏(左)と沈伯洋氏の支持率の差は約8.8ポイントとなった。(資料写真/柯承恵撮影)

2026年統一地方選挙(11月28日投開票)が近づく中、台北市長選の情勢が緊迫度を増している。台湾のインターネットメディア、ETtodayの世論調査部門、ETtoday民調雲が4日夜に発表した、台北市長選に関する最新の世論調査結果によると、「あすが投票日だとした場合、誰に投票するか」との設問に対し、再選を目指す最大野党・国民党の現職・蒋万安氏との回答が5割を突破。与党・民進党候補の沈伯洋氏を約9ポイントリードした。また、当選予想(誰が当選すると思うか)でも、蒋万安氏が当選するとの回答が53.3%で、沈氏の42.0%を上回り、その差は11.3ポイントに上った。

調査結果によると、台北市長選の支持率で、蒋氏は50.7%、沈氏は41.9%となり、両者の差は8.8ポイントとなった。その他の候補者の支持率は、郭璽氏が0.2%、林志成氏が0.1%、唐新民氏が0.1%だった。また、「未定・わからない・意見なし」との回答が6.2%、「投票しない・無効票を投じる」が0.7%を占めた。

20261104-民進党の台北市長候補・沈伯洋氏が4日、メディアの囲み取材に応じた。(顏麟宇撮影)
世論調査でリードを許した沈氏。(資料写真/顏麟宇撮影)

若年層では沈氏支持が蒋氏を上回る

クロス集計の結果、男性回答者の間では蒋氏が55.1%、沈氏が38.9%の支持を獲得した。一方、女性回答者では、蒋氏の支持率が47.0%、沈氏が44.6%となり、その差は2.4ポイントまで縮小する。年齢層別に見ると、30代(30〜39歳)では沈氏の支持率が50.5%に達し、蒋氏の40.0%を上回った。しかし、50代(50〜59歳)では、蒋氏が56.4%で沈氏の37.0%を大きくリードしている。

政策執行力に対する評価

注目すべきは、政策執行力に関する評価において、両者の差が明らかに縮小した点だ。「どちらの候補者がより市政の課題を解決する能力があると思うか」との設問に対し、蒋氏は43.5%、沈氏は43.1%の支持を獲得し、その差はわずか0.4ポイントにとどまった。また、蒋氏の現在の市政運営に対する評価については、回答者全体の55.2%が「満足している」と答えた。

テレビ討論会の評価

先日行われた台北市長選のテレビ討論会については、回答者の74.6%が「視聴した」と答えた。全体の評価としては、45.6%が「蒋氏の方が良かった」とし、41.3%が「沈氏の方が良かった」と回答し、4.3ポイントの差が生じた。政党支持傾向別に見ると、第2野党・台湾民衆党支持者のうち78.1%が蒋氏を、16.7%が沈氏を支持した。特定の政党を支持しない無党派層においては、蒋氏の支持率が43.8%、沈氏が38.5%となった。

今回の調査は、11月1日から3日にかけて、台北市内の12行政区に戸籍を持つ20歳以上の市民を対象に携帯電話へのSMS(ショートメッセージ)および電子メールでの通知を通じたクローズドのインターネットアンケート方式を用いて実施された。有効回答数は1853件で、95%の信頼水準における標本誤差は±2.28%。サンプルの代表性を確保するため、台北市の各行政区における性別、年齢、人口統計データ、および教育水準などの特性に基づき「レーキング比推定法(raking ratio estimation)」による加重調整が行われた。なお、本調査の経費は東森民調雲股份有限公司が負担した。

台湾ニュースをもっと深く⇒風傳媒日本語版 X:@stormmedia_jp

最新ニュース
APEC閣僚会議、台湾は次官級2人が出席 オンライン開催への「抗議」か
従来比70%軽量化の次世代電力変換器『フェザーインバータ』、愛知で初展示へ
第27回東京フィルメックスのコンペ審査員決定 台湾の名優・李康生ら3名が選出
RX Japan、インテックス大阪で「第1回 新規事業 WEEK【大阪】」を11月18日より初開催
TSMC、米テキサス州シャーマンを新拠点候補に サムスンとの人材・インフラ競争激化も
西日本最大級の新エネルギー展「SMART ENERGY WEEK【関西】」がインテックス大阪で11月18日開幕
第27回東京フィルメックスが11月20日から10日間開催へ、有楽町朝日ホールなど3会場で世界の話題作を上映
【新新聞】沈伯洋氏の集会の熱気は票になるか 陳培哲氏「最後は投票率次第」
USJ「ユニバーサル・クールジャパン 2027」に荒川弘氏の2大人気作が登場 『鋼の錬金術師』22年ぶり復活
京都・平安神宮で光と音楽の没入型イベント開幕 アンバサダーの高橋メアリージュン・ユウ姉妹ら魅力発信
台湾、来週は最低17度の所も 2波の北東季節風、9~10日は雨強まる
ポケモンGO、「ワイルドエリア2026」最新情報を公開 相棒ポケモンの記念背景表示やマックスバトルの新機能が登場
倍率950倍の超人気企画!創業140周年の老舗うなぎ店「萬店」で鰻重食べ放題 最高記録は4杯完食
【現地取材】新大久保に「Morning Park Cafe」11月6日オープン 自家製パンや和素材のメニュー、予約制パウダールームも
東急不動産グループの「ROKU KYOTO」「鬼怒川渓翠」が3年連続でミシュランキーを獲得
米中間選挙、台湾系3候補がそろって当選 リュー、メン両氏再選、パン氏は初当選
米中間選挙、民主党が上下両院を奪還 共和党の「完全支配」崩れる
中国調査船が台湾EEZで不明機器を投入 民兵船4隻伴走、海巡署が退去要求
ファミマが親子スポーツ測定イベント開催 多田修平選手が走り方伝授、大谷翔平選手からのサプライズメッセージも
レゾナックが循環型経済説明会を開催 低炭素アルミや廃プラ再資源化で事業成長を目指す
米国の対台湾武器売却「保留」に潜む危険 専門家「1996年台海危機以上の事態も」
ADKグループが米Stagwellと3年間の戦略的業務提携を締結 IPの北米展開と多国籍ブランド支援を本格化へ
台湾「バラクーダ500」導入計画を見直し 米軍採用で商用ルート困難、代替候補に「Anthem」
日本最大規模の化学・プラント設備展「INCHEM TOKYO 2027」海外企業の出展募集を開始
DSEI Japan 2027が幕張メッセで過去最大規模の開催へ テーマはインド太平洋の強靭性と即応態勢の強化、スタートアップゾーン新設も
中国軍「攻撃21」、076型強襲揚陸艦「四川」で初の発着艦成功と発表 映像は未公開
【図解】習近平氏の権力は弱まったのか 5中全会後、専門家が軍事決定権の再集中を指摘
東京のヒルズ3施設でクリスマスイベント 11月5日から順次開催、本場ドイツの限定グルメやイルミネーションも
楽天が11月14日に「Rakuten AI Technology Conference 2026」を開催 AIによる能力拡張と社会変革を探究
スタジオツアー東京「マジカルウィンター」開催へ 大広間で寝転べる限定ナイトツアーや冬メニュー登場
NHK交響楽団、トゥガン・ソヒエフ氏の音楽監督就任を発表 2028年9月から3年契約
台湾映画の名作『両相好』デジタル修復版が東京国際映画祭で上映 84歳のワン・マンジャオ氏が撮影秘話を語る
【独占】日台共同製作ファンド「大日文創」、資金調達が目標の70%に 第1弾『桜花爛漫』は2028年撮影へ
米中間選挙、下院は民主党優勢 過半数獲得確率84%、上院は予測割れる
【図解】中国5中全会が台湾海峡に何をもたらすのか 陸委会「権力集中・経済不均衡・対台圧力」に警戒
パナソニック、AI向け電子材料に920億円 中国・タイでMEGTRON増産、台湾も世界5拠点の一角
JR東日本・西武鉄道が「ハリー・ポッター」とコラボ 魔法生物を描いたE7系新幹線運行へ、スタンプラリーも開催
東京駅周辺のエリアマネジメント3団体、11月11日に合同清掃「キラピカ作戦」を実施へ
中国、台湾へのAPEC招待状をメール送付 「慣例と異なる」台湾側が抗議、平等待遇求める
米中間選挙、共和党は議会多数派を守れるか 下院は民主党優勢、上院は6州で接戦
韓国人気ファッション「MUSINSA」が大阪・梅田に登場 5日間で2万人超が来場、限定特典も
台湾・台北市長選、蒋万安氏52%・沈伯洋氏40.7% 討論会後のETtoday調査で11.3ポイント差
シドニー発の人気コーヒー「Single O」が新ロゴ発表、東京5店舗で広がるオーストラリアの日常とサステナビリティ
地下鉄サリン事件から31年、後継団体に今も約1600人 公安調査庁が9回目の観察処分更新請求
第12回日台交流サミット、名古屋で開催 頼清徳総統「運命共同体」を強調、神戸市議が中国側の圧力を指摘