トップ ニュース 大谷翔平、スポンサー収入で「世界一」に 副収入だけで1億ドル、レブロンやメッシ抜き去る
大谷翔平、スポンサー収入で「世界一」に 副収入だけで1億ドル、レブロンやメッシ抜き去る 2025年10月24日、MLBワールドシリーズ第1戦の5回、三振に倒れたロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平氏(AP)
米スポーツビジネス専門メディア「Sportico」はこのほど、2025年版のスポーツ選手長者番付を発表した。ロサンゼルス・ドジャースに所属する大谷翔平氏は、総収入1億205万ドルで世界8位にランクインした。特筆すべきは、広告契約などを含む「副収入」の項目だ。大谷氏は同項目で総額1億ドルに達し、世界のアスリートの中で首位に立った。これはNBAロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェームズ氏の8000万ドルを大きく上回り、大谷氏の驚異的な商業的価値を改めて見せつける結果となった。
日本メディアの報道 によると、Sporticoの算出方式は、年俸やボーナスにスポンサー契約などの副収入を合算したものだという。今回のランキングで総合1位に輝いたのは、サウジアラビアのアル・ナスルFCに所属するポルトガル代表のサッカー界の至宝、クリスティアーノ・ロナウド氏で、その総収入は2億6000万ドルに上る。また、トップ30に入った日本人アスリートは大谷氏のほかに、プロボクシングの世界4団体スーパーバンタム級統一王者である井上尚弥氏が名を連ねた。井上氏は6200万ドルで25位にランクインしている。
欧米のスター選手と比較して、大谷氏の総合順位は「8位」にとどまっているが、広告出演などの副収入に目を向けると、2位のジェームズ氏を20%以上も上回っている。さらに、サッカー界のスーパースターであるリオネル・メッシ氏の7000万ドルをも凌駕している。 これは、大谷氏が日本、米国、そしてアジア全域という複数の市場において極めて強力な訴求力を持っていることを示している。また、プロ入り以来スキャンダルとは無縁のクリーンなイメージも、大手ブランドがこぞって契約を求める要因となっている。
興味深い点として、Sporticoは大谷氏の総合順位がこれほどまでに高くない理由について、ドジャースと結んだ10年総額7億ドルの「後払い契約」が影響していると指摘している。この契約に基づき、2025年に実際に支払われる年俸はわずか250万ドルであり、年俸の大部分は契約終了後に分割して支払われる予定だ。
もし大谷氏がこの後払いを選択せず、年平均7000万ドルの年俸を受け取っていたと仮定すれば、年間の総収入は1億7000万ドル規模に達し、ランキングではロナウド氏に次ぐ世界2位へと大幅に浮上していたことになる。
2025年11月14日、東京の街頭で大谷翔平氏のMLB MVP受賞を伝える号外が配布された様子。(AP通信)
野球界に目を向けると、ニューヨーク・メッツに移籍した外野手フアン・ソトは、年収1億2920万ドルで第4位に入り、 昨年のMLBで総収入が最も高い選手となった。その年俸は1億2220万ドルに達し、大谷翔平の繰り延べ支払い分の金額を大きく上回っている。
レアル・マドリードやマンチェスター・ユナイテッド、ユベントスなどの名門を渡り歩いたロナウド氏は、現在40歳を迎えた。(AP通信)
大谷翔平の商業的価値:なぜスポンサー収入でNBAスターを凌駕できるのか? 海外メディアは、大谷氏のスポンサー収入がジェームズ氏やカリー氏といったNBAのトップスターを上回る要因について、多国籍市場における複合的な効果を挙げている。日本国内において大谷氏は不動の影響力を誇っており、日本企業は極めて高額な契約金を支払うことを厭わない。また、米国内のMLB市場規模はNBAやNFLに及ばないものの、前例のない「二刀流」という話題性が、野球ファン以外の層からの注目も引きつけている。
さらにアジア市場においても、野球が盛んな台湾や韓国で大谷氏は膨大なファンを抱えている。企業は大谷氏の知名度を活用することでアジア市場全体への進出を図ることができ、台湾や韓国を足がかりに、隣国である中国市場への展開も潜在的な視野に入っているという。
米国市場に進出して久しい日本の大手飲料ブランド「伊藤園」も、大谷翔平氏を広告塔に起用している。(伊藤園公式SNSより)
これらに加え、大谷氏本人のクリーンなイメージやスキャンダルの少なさが大きく寄与している。多くのスポーツスターと比較しても、大谷氏のパブリックイメージには否定的な要素がほとんどなく、政治的な発言も控えている。「努力する天才」というキャラクター性は、企業にとって最もリスクの低い広告塔としての選択肢となっており、スポーツブランド(ニューバランス)から自動車(ポルシェ)、金融サービス(東京海上日動)、食品・飲料に至るまで、その契約は多岐にわたる業種を網羅している。
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