JR東日本クロスステーション フーズカンパニーは、2026年4月21日午前9時、東京駅丸の内北口改札外の丸の内北ドーム内に「TOKYO STATION CAFE -THE NORTH DOME-」をオープンする。1914年の東京駅竣工当時に「待合室」として使用されていた歴史的空間を、「時を味わい、文化を愉しむ空間」として現代に引き継ぐ試みだ。オープンに先立ち、17日には報道陣向けの内覧会が開催された。

重要文化財の「構造レンガ壁」に囲まれた、全63席のモダン空間

重要文化財である駅舎の構造レンガ壁に囲まれた約280㎡、全63席の店内では、東京駅の歴史と現代の感性が融合した空間とこだわりのメニューが提供される。
内覧会に登壇したプロジェクトマネージャーの松本怜子氏は、空間デザインコンセプト「NEW CLASSIC TOKYO」について解説。天井高5メートルの開放的な空間には、むき出しの構造レンガ壁に加え、東京駅特有の八角形天井を模した特注カーペットや、美術品の額縁を連想させる創作什器が配置されている。
アート鑑賞の余韻に浸る、新たな文化の発信拠点
松本氏は、隣接する東京ステーションギャラリーでのアート鑑賞後の語らいの場として、また旅行者の記憶に残るカフェとして、歴史の痕跡と現代の美術が織りなすモダンな品格を体感してほしいと語った。

「日本食堂」の味を継承するハヤシライスから、ドームを模した限定スイーツまで
商品戦略部サブマネージャーの林田徳弥氏は、メニュー開発の舞台裏とそのこだわりを紹介した。
看板商品の「オリジナルドームズコット」は、断面に旬のフルーツを隙間なく詰め込むことで駅を行き交う人々の活気を表現。濃厚なカスタードクリームによって、丸の内北ドームの天井の造形を再現している。

また、隣接する東京ステーションギャラリーで開催中の「カール・ヴァルザー展」との限定コラボパフェにも注目だ。抹茶マカロンや高純度のチョコレートアイスを使用し、作品特有の静謐な暗さと華やかさを表現。このほか、「アフタヌーンティープレート」や「ミックスフルーツタルト」、「マンゴーと葡萄のタルト」など、彩り豊かなスイーツが揃う。

食堂車のレシピが現代に蘇る 素材への徹底したこだわり
食事やドリンクのメニューにも、歴史と素材への深い敬意が込められている。 (関連記事: 廃棄される花に新たな命を JR東日本クロスステーション「earth song」がアースデイ東京2026に出店 地域と資源の新しい循環を提案 | 関連記事をもっと読む )
- 特製ハヤシライス:かつて国鉄の食堂車を運営していた「日本食堂」の味を継承した、深いコクのあるデミグラスソースを使用。
- シチュー・ド・ハンバーグ:岩手県産のブランド肉を使用した本格派。
- 平飼い卵のオムレツサンド:山椒の香りがアクセントの、大人の味わい。


















































