トップ ニュース 台湾の李逸洋・駐日代表が一時帰台 「古い車の整備は普通」4月27日に復帰へ
台湾の李逸洋・駐日代表が一時帰台 「古い車の整備は普通」4月27日に復帰へ 台湾の李逸洋・駐日代表は18日、健康診断で異常が見つかったため台湾へ一時帰国して治療を受けていると明らかにした。(資料写真/黄信維撮影)
台北駐日経済文化代表処の李逸洋・駐日代表(大使に相当) は4月18日夜、フェイスブックへの投稿 を通じ、 健康診断で体にいくつかの異常が見つかったため、台湾に戻って治療を受けていると明らかにした。日本へ戻った後、27日から公務に復帰する予定としている。
「中古車が工場でメンテナンスを受けるのは普通」 70歳を超えた李氏は、自身を「古い車」にたとえ、「整備工場に入って少し点検や整備を受けるのはごく普通のことだ」と説明した。一方で、駐日代表として最重要業務と位置づける日本の国会議員との交流については、前任3人の代表の平均実績の1.8倍に達しているとも強調し、「古い車でもしっかり走っている」と記した。
日本では4月末から5月初めにかけてゴールデンウイークを迎える。国内旅行の繁忙期であると同時に、会期中の日本の国会議員にとっては休暇手続きが煩雑で、海外訪問の機会が限られるため、この時期は議員団が集中的に台湾を訪れる主要なタイミングの一つでもある。例えば2025年4月下旬には、当時まだ自民党総裁に就任していなかった高市早苗氏が、ゴールデンウイークを利用して訪台している。
李氏は18日夜のフェイスブック投稿で、「健康診断で身体に少し問題が見つかり、台湾に戻って治療している。日本に戻った後、27日から出勤する予定だ」と説明した。その上で、「この間は個人的事情もあり、公務日程の大半を入れていない」とした。
また、自らの年齢を車の年式になぞらえ、「5歳を車齢1年と換算すると、私の車はすでに14年を超えている。古い車なのだから、整備工場に入って少し整備するのは普通のことだ」と記した。
日本議員との関係構築をアピール 一方で李氏は、「古い車でもまだ十分に走れる」とも強調した。赴任から1年7カ月の間、台湾の駐日代表にとって中核中の中核となる仕事は日本の国会議員との交流だとした上で、コンピューター上の記録で確認できる実績としては、「私は前任3人の代表の平均の1.8倍に達している。この古い車はちゃんと走っている」とアピールした。
さらに、なぜ国会議員との関係構築が駐日代表の最重要業務なのかについて、「日本の対台湾政策では国会議員の影響力が非常に大きい。台日関係がどこまで深まるかは、彼らがどこまで力を貸してくれるかにかかっている」と説明した。
「駐日代表の業務負担は極めて大きい」 その上で、李氏がいう「国会議員との交流」は、厳密には(1)先方への訪問、(2)代表処での面会、(3)会食の三つを指し、偶然出会った場合や一般的な接触は統計に含めていないと説明した。
李氏は続けて、駐日代表の仕事の負担は非常に重いと訴えた。国会議員との交流に加え、日本の外務省関連行事への参加や、日本台湾交流協会とのやり取りもあり、さらに各地の都道府県、市町村の首長や議員との交流、各地の日華・日台親善協会の活動への参加も重要だと指摘した。
また、日本李登輝友の会、育桜会、紀伊國屋書店の「台湾月間ブックフェア」 、日本和服顧問協会、日本国際問題研究所ではなく、日本国家基本問題研究所など、日本の友人団体が主催する活動にも積極的に出席し、交流を深める必要があるとした。
政務以外にも多種多様な任務 駐日代表の仕事について李氏は、政務だけではないと強調した。在日台湾人社会を中心とする僑界、商業団体、宗教団体などによる大規模行事も活発に開かれているほか、台湾の産業、テクノロジー、医療、食品などの大型展示会も毎年日本で定期的に開催されていると説明した。
さらに、台日間の文化、芸術、音楽の交流も非常に盛んであり、重要な文化・音楽イベントに台湾の代表が出席することには、支持と励ましを示す象徴的な意味があると指摘した。加えて、台湾の各部会の首長や立法委員(国会議員)が訪日して交流する際にも、駐日代表が対応に当たることが少なくないという。
李氏は、政務以外の活動も含めれば、その負担は非常に重く、自らの処理能力を大きく超えているとしながらも、常に全力で取り組んできたとした。出席すべき行事の大半には顔を出しており、自身だけでは手が回らない場合には、公使に相当する2人の副代表も分担して支えてくれていると説明した。
最後に李氏は、自身に寄せられた各方面からの関心と支援が大きな支えになっていると感謝を示し、「今回の短い休養のあと、もう一度出発し、台日関係のさらなる発展のために、より一層力を尽くしたい」と記した。
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