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【独占インタビュー】台湾の「日本ラーメンはしょっぱい」偏見を変えたい ラーメン浪人Simonの挑戦 客観的な評価を貫くクリエイターのラーメン浪人Simonは、自費での取材を通して日本のラーメン文化の多様性を伝え、台湾における固定観念を打ち破り、ラーメンを世代を超えた国民食にすることを目指している。(撮影:黃信維)
SNSで絶大な影響力を持つ日本在住のクリエイター「ラーメン浪人Simon 」。長年にわたり東京の街角を歩き回り、名店を訪ね、映像と文章を通してラーメンの文化的背景を克明に記録し続けている。このほど、彼は台湾メディア『風傳媒(ストームメディア) 』の独占インタビューに応じた。
取材に先立ち、彼は記者を東京・有楽町の交通会館地下1階にある、行列の絶えない名店「麺屋ひょっとこ」へと案内した。共に味わった和風柳子ラーメンの澄んだスープと上品な香りは、彼が提唱する「日本のラーメンは、決して『味が濃くて塩辛い』だけではない」という核心的な理念を見事に体現していた。
客観的な評価を貫くクリエイターのラーメン浪人Simonは、自費での取材を通して日本のラーメン文化の多様性を伝え、台湾における固定観念を打ち破り、ラーメンを世代を超えた国民食にすることを目指している。(写真提供:ラーメン浪人Simon) インタビューの中で、Simonは日台のラーメン文化に対する深い洞察を披露。さらに、客観的な評価を貫くために「企業案件を一切断る」という自身の原則を語った。彼はリアルな記録を通じて、台湾においてラーメンが世代の壁を超えた「国民食」になることを願っているという。
原点は屋台の醤油ラーメンと「一蘭」の儀式感 ラーメンとの出会いを振り返り、Simonは、幼稚園の年長の頃に父親と一緒に東京の街角で味わった屋台の醤油ラーメンが、この食べ物に対する素晴らしい印象を決定づけたと語る。また、十数年前に初めて「一蘭」のラーメンを食べた際、その独特な「味集中カウンター」によって、一人で食事に没頭する「儀式感」に深く魅了されたという。
客観的な評価を貫くクリエイターのラーメン浪人Simonは、自費での取材を通して日本のラーメン文化の多様性を伝え、台湾における固定観念を打ち破り、ラーメンを世代を超えた国民食にすることを目指している。(写真提供:ラーメン浪人Simon)
「ラーメン浪人」という名の由来と意外なギャップ 彼が説明するところによれば、ラーメン店は空間が狭く、一人で食事をすることが多いため、ラーメンを食べる過程はまるで「自己との対話」のようであり、孤独な雰囲気に満ちている。その姿が、各地をさすらいながら自己探求をする武士の姿と重なり、自身の英語名であるSimonを組み合わせて「ラーメン浪人」という独自の呼び名が誕生した。
興味深いことに、現代の日本語における「浪人」は主に大学受験に失敗した「浪人生」を意味することが多いため、事情を知らない日本人にしばしば疑問を抱かせることがある。それがかえって、予期せぬギャップとしての面白さを生み出しているようだ。
味覚を超えた「物語」と「こだわり」の探求 彼が例に挙げたのは、東京にある華やかな新形態のフレンチ風高級ラーメン店だ。そこでは、飛騨高山出身の店主が、故郷の農作物や母親が育てた野菜を惜しみなく使用しているだけでなく、店内のテーブルや椅子にまで飛騨高山産の木材を使用している。このような、故郷への愛を高級な一杯の器に注ぎ込む「温かさ」こそが、Simonを感動させる核心的な魂なのだ。
「日本式=塩辛い」というステレオタイプの打破 一方でSimonは、台湾におけるここ十数年のラーメンブームの中に、「日本のラーメンは味が濃くて塩辛いものだ」という思い込みが広く浸透していると指摘する。その結果、台湾の多くの店舗では、注文の際に「あっさりとした通常の味」と「塩気の強い日本の味」を意図的に区分して提供する現状がある。
彼は自身の発信を通じて、「日本式=塩辛い」という台湾人の誤解を打破したいと強く願っている。ラーメンは極めて自由で多様性に富んだ食べ物であり、日本国内でもあっさりとした風味は同様に高い人気を誇っているという事実を、広く伝えていきたい考えだ。
客観的な評価を貫くクリエイターのラーメン浪人Simonは、自費での取材を通して日本のラーメン文化の多様性を伝え、台湾における固定観念を打ち破り、ラーメンを世代を超えた国民食にすることを目指している。(写真提供:ラーメン浪人Simon)
PR案件を拒む「孤高の信条」信頼こそが最大の資産 SNSでの影響力が増すなかにあっても、Simon氏はメディア運営における厳格な一線を守り続けている。客観的かつリアルな評価を維持するため、「ラーメン店からのPR案件や試食のスポンサーシップは一切受けない」と彼は率直に語る。
「飲食業者は皆、心を込めて料理を作っている」という信念のもと、もし自分の口に合わない店に出会った場合でも、批判的な投稿は行わない。その代わり、自身が心から認めた美味しい店だけを推薦するスタイルを貫いている。アクセス数のために妥協しないこの姿勢は、収益化の面で大きな課題に直面しているものの、彼は自身の信用を何よりも大切にしている。視聴者や店舗の信頼を裏切ることを、彼は何よりも恐れているのだ。
厨房体験がもたらした「生産者への共感」 映像制作の経験を持つSimon氏は、かつては10店舗を網羅するような詳細な長編動画を制作する傾向があった。しかし現在は、更新頻度を維持するため、周辺の観光スポットやカフェを組み合わせた短編動画の制作にも挑戦している。
さらに、彼は日本で有名なラーメン店に手伝いとして呼ばれた経験も持つ。実際の厨房で仕込みの苦労を体験したことで、すべての飲食業者に対する尊敬の念を深めた。この経験は、彼のクリエイティブな視点に、生産者への深い共感と敬意を一層加えることとなった。
東京の「無限のアイデア」と、日本が誇る師弟継承システム ラーメンの最激戦区・東京に暮らすSimon氏は、この都市の激しい競争がもたらす無限のアイデアを享受している。例えば、高級焼き鳥店が夜の営業で残った鶏ガラを利用し、昼限定のラーメンを提供する。こうした創意工夫が、彼の尽きることのない創作の糧となっている。
台湾の現状への苦言と、健全な伝承文化への期待 一方で、Simon氏は日台の店舗文化の違いについても触れている。台湾では、弟子がわずかな期間修行しただけでレシピを盗用し、退職して自らの店を開くという問題がしばしば見受けられると指摘する。彼は、台湾においても将来、日本のように互いを尊重し合う「ラーメンの 伝承文化」が築かれることを期待している。
未来に向けて、Simon氏は自身を「インポスター症候群」であると謙遜するが、自身がこの業界にもたらすことのできるポジティブな影響力についてはすでに深く認識している。
彼の観察によれば、日本のラーメン店では客層が老若男女、高齢者にまで及んでいる。しかし台湾では、ラーメンは「敷居が高く、ルールが多い若者特有のサブカルチャー」と見なされる傾向にある。そのため、年配層は「味が濃すぎる」「プレッシャーが大きい」といった理由で敬遠しがちだという。
彼の今後の最大の目標は、特別なリアルイベントを企画することで、こうした固定観念の壁を取り払うことだ。ラーメンを真の意味で大衆の視野へと引き上げ、台湾の日常において親しみやすく、年齢層を問わず誰もが楽しめる国民食にすることである。
【プロフィール】ラーメン浪人 Simon 東京を拠点に活動する台湾のグルメ映像クリエイター。YouTubeチャンネル「ラーメン浪人 Simon 」(登録者数:約4.34万人)を運営している。
経歴: 映像番組制作のバックグラウンドを持ち、関連産業やインターネット番組の制作・企画に携わってきたプロフェッショナル。 日本での活動: 在日歴は6年以上に及び、現在は本業の傍ら、クリエイターとして作品の更新を続けている。 制作スタイル: プロの経験を活かした編集テンポと物語構成により、職人レベルのクオリティを誇る。 核心価値: 「企業案件の拒否、自費での店舗訪問」をチャンネルの信念に据える。 日本のラーメン店の背景にある文化的な奥深さや師弟関係の体系を掘り下げることに注力しており、現在日本にいる台湾のクリエイターの中で、ラーメン産業の歴史を深く探求する数少ない指標的な人物である。
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