総合人材サービス大手のパソナグループは、兵庫県淡路島や香川県琴平町などを舞台とした最新の観光・地域創生プロジェクトを公表した。
自然豊かな淡路島では、瀬戸内海に面した国内初となる海上常設劇場「PASONA HARBOR STAGE」を開設したほか、循環型農業を取り入れたナチュラルワイン造りや沿海部での食文化発信を本格化させている。
また、香川県の歴史的な門前町では、空き家を活用した町ごと活性化プロジェクト「KOTO VEGAS」を展開し、雇用の創出と地域経済の再生を推し進めている。
淡路島に国内初の海上常設劇場「PASONA HARBOR STAGE」
淡路島北部の海岸沿いに新設された「PASONA HARBOR STAGE」は、海上にせり出す形で建設された野外ステージで、夕日や波の音、潮風といった自然景観をそのまま演出の一部として取り込んでいる。
透過型のメッシュスクリーンを採用することで、神戸や大阪のスカイラインを背景にした開放感を維持した。
著名なバレエダンサーである針山愛美氏が率いる国際的なバレエカンパニー「PASONA AWAJI WORLD BALLET」の公演や、生命・自然・ウェルビーイングをテーマとしたオリジナルマルチメディア作品などを約30分から40分にわたり上演する。
隣接する高級ウェルネスリトリート「THE PASONA」の宿泊客のみならず、一般の観光客にも広く開かれた劇場として運用される。
「淡路ネイチャーファーム」が初のナチュラルワイン5種を展開
農業と食の分野では、「淡路ネイチャーファーム」が有機無農薬栽培のブドウを用いた初のナチュラルワインコレクションをリリースした。
日本における自然派ワインの先駆者である大岡弘武氏をアドバイザーに迎え、日本原産の小公子を用いた赤ワイン、シャルドネ、カベルネ・ソーヴィニヨンによるロゼなど計5種を展開する。
赤ワインのラベルには、同園のブドウから抽出したインクと和紙が用いられている。
ブドウ粕を堆肥として土壌に還元し、収穫物は系列のレストランに供給するという循環型農業を構築しており、廃校を再生した複合施設「のじまスコーラ」内に醸造所を構えている。
淡路島「青海波」で瀬戸内海と食、演出を融合
さらに、西日本屈指の夕日を望む淡路島北西部の劇場&ソーシャルディスタンスレストラン「青海波(SEIKAIHA)」内の「青の舎」では、段床構造の客席から瀬戸内海の眺望とともに、新鮮な魚介類の寿司や天ぷらを提供している。
生演奏やプロジェクションマッピングを融合させた食事体験を届けている。
香川・琴平で空き家再生プロジェクト「KOTO VEGAS」
一方、香川県琴平町では、グループの株式会社パソナ地域創生が金刀比羅宮の参道周辺にある空き家を改修し、滞在型複合施設「KOTO VEGAS」を始動させた。
最盛期に約70店舗が軒を連ねた商店街が約30店舗にまで減少した現状を打破するため、陰陽五行説の木火土金水をテーマにした5つの宿泊施設を整備した。
施設周辺には、クラフトビール、オリジナルノート作りの体験工房、地元産ヴィーガンベーグルや日本茶を楽しめる拠点を配置した。
さらに、地域の伝統木彫りに着想を得た高さ4.5メートルの鬼のモニュメントを象徴として掲げ、来訪者が地域社会と深く交わる滞在型観光を創出している。
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編集:梅木奈実













































