9月3日から5日まで、島田智明外務大臣政務官は、東カリブ海洋生物資源持続的利用閣僚会議に出席するためグレナダを訪問し、同国政府要人と会談を行った。
東カリブ7カ国が参加 日本との海洋・水産協力を強調
島田政務官は3日および4日、アンティグア・バーブーダ、ドミニカ国、グレナダ、セントクリストファー・ネービス、セントビンセントおよびグレナディーン諸島、セントルシア、スリナムが参加する同閣僚会議に出席した。
会議の冒頭でスピーチを行った島田政務官は、2年ぶりの開催となる本会議に日本代表として出席できることへの光栄の意を表し、今回の出席を通じた交流により、日本とカリブ地域の友好協力関係がさらに発展することへの期待を示した。
また、日本とカリブ諸国はともに海と深く結びつき、水産資源を持続的に利用している点に触れ、日本が科学的知見と国際協力を通じて持続可能な海洋の実現に貢献していく姿勢を強調した。
さらに、対カリコム(CARICOM)政策の3本柱に沿って、防災対策、水産インフラ整備、サルガッサム(海藻)問題への対応などで着実に協力を深めていると述べ、今後もカリブ諸国の社会経済的発展とブルーエコノミーの推進に寄与していくと語った。
海洋生物資源の持続的利用で協力 各国閣僚と二国間会談
日本とカリブ諸国は、多種多様な水産資源を大切に利用してきており、科学的根拠に基づいた海洋生物資源の持続的利用というコミットメントを共有する国々として、緊密に協力していきたいとの考えも示した。
加えて、島田政務官は参加国の水産担当閣僚らと二国間会談を実施した。科学的知見に基づく海洋生物資源の持続的利用をさらに推進する上で協力することで一致したほか、水産分野をはじめとする東カリブ諸国の生計向上や産業発展に向けた協力について意見交換を行った。
グレナダ首相を表敬 外交関係樹立50周年を踏まえ協力強化
4日には、島田政務官はグレナダのディコン・ミッチェル首相を表敬訪問した。
島田政務官から同会議の開催に対する謝意を伝え、両者は2025年に外交関係樹立50周年を迎えた海洋国家として、水産分野を含む幅広い分野における二国間協力や国際社会の場での協力を引き続き強化することで一致した。
グレナダ閣僚とも会談 水産資源の持続的利用で連携確認
また、5日には、ジョセフ・アンダル外務・貿易・輸出開発大臣、およびレノックス・アンドリュース経済開発・計画・協同組合・農業・土地・林業・海洋資源大臣と会談を行った。
両者は日本とグレナダのハイレベル交流の深化を歓迎し、水産資源の持続的利用を推進する立場を共有する両国が、今後も二国間および国際社会の場で緊密に連携していくことを確認した。
日本のODAプロジェクトも視察
これらに加え、島田政務官は、日本のODAプロジェクトを通じて整備および供与されたグランド・エタン道路、グヤベ水産センター、およびサルガッサム除去機材の視察も行った。
東カリブ海洋生物資源持続的利用閣僚会議とは
東カリブ海洋生物資源持続的利用閣僚会議は、東カリブ諸国機構(OECS)に加盟するアンティグア・バーブーダ、ドミニカ国、グレナダ、セントクリストファー・ネービス、セントビンセントおよびグレナディーン諸島、セントルシアの6カ国と、スリナムの水産担当閣僚らが参加し、東カリブ地域の水産課題や国際社会の場での協力について議論する枠組みである。
今回で24回目の開催となり、日本は外部対話パートナーとして参加した。
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編集:梅木奈実


















































