台湾出身、黄鼎仁が東京六大学野球リーグで初登板! 夢が実現:将来は台湾で医学の道へ
黄鼎仁、出典:野球ウィキペディア(CCライセンス)
東京六大学野球秋季リーグが14日に開幕し、早稲田大学が東京大学を20-0で大勝した。台湾出身の4年生右腕投手、黄鼎仁が早稲田大学の3番目の救援投手として登板。1イニングを投げ、ヒット1本を許すも無失点で、大学4年目にして東京六大学野球リーグでの初登板を果たした。
東京六大学野球は日本で最も歴史が古く、代表的な学生野球リーグの一つだ。1925年に創設され、約100年の歴史を持つ。早稲田大学、慶應義塾大学、明治大学、法政大学、東京大学、立教大学の6校で構成され、試合は主に明治神宮球場で行われる。特に「早慶戦」は注目度が高く、東京六大学野球の一大イベントとなっている。プロ野球選手を多く輩出していることから、日本のプロ野球界の重要な育成の場とされており、和田毅、大竹耕太郎、青木宣親、小島和哉、早川隆久など、早稲田大学出身の有名プロ野球選手も多い。
スポニチによると、黄鼎仁は「少し緊張したが、野球を楽しむことができて嬉しかった。ずっとこの神宮球場でプレーすることを想像し練習してきた」と振り返った。
台湾の新竹高校出身の黄鼎仁は、身長176cm、体重78kg。高水準の環境で野球と学業の両立を目指し、早稲田大学に進学した。大学から日本語を学び始め、国際教養学部で使用する英語も含め、3カ国語を操る。チームの主力打者である吉納は「彼は1年生の時、コロナの影響でチームに合流できなかったが、2年生から懸命に努力し、安心できる同期だ」と語る。
黄鼎仁は卒業後、台湾に戻り医学の勉強を続ける予定だ。大学生活最後の1年間、悔いなく実力を発揮し続けたいと展望を語った。
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