公益財団法人フォーリン・プレスセンター(FPCJ)は、2026年に創立50周年を迎えるにあたり、記念ロゴマークのデザインを公募する。外国メディアへの関心を高め、同センターの認知度向上を図ることが目的。国籍、年齢、居住地を問わず応募可能で、締切は2025年9月16日必着。
応募は電子メールのみ受け付け、郵送は不可。ロゴ案は未発表のオリジナル作品に限られ、カラーと白黒の2種類を提出する必要がある。データ形式はJPEGまたはPDFで、1デザインあたり3MB以内、解像度300dpi以上、A4サイズに収まることが条件。応募用紙には氏名、居住国、100字程度のデザイン説明を記載する。

応募作品はFPCJ内で審査され、最優秀作品1点が公式ロゴとして採用される。結果は公式ウェブサイトやSNSで発表予定。採用作品の著作権や関連権利はFPCJに帰属し、必要に応じて修正や加工が行われる場合がある。応募や詳細は、FPCJ創立50周年事業担当(電話:03-3501-3401、メール:50thanniversary@fpcjpn.or.jp)まで。募集要項は公式サイト(https://fpcj.jp/)でも確認可能。
あわせてFPCJは2024年度の活動実績を公表。報告によれば、世界47の国・地域の外国メディア587人の記者に取材協力を行い、これにより世界各国で498件の報道が発信された(地域紙や地元紙への転載含む)。主な活動として、40件のプレス・ブリーフィング、8件のプレスツアー、16名の記者招請、104件の個別取材協力を実施。さらにプレスリリース配信・掲載は542件、取材イベント支援は8件に上った。
また、2025年2月1日現在、日本には30の国・地域から145の機関、431人の外国メディア関係者が拠点を置き、ニューヨーク・タイムズ、フィナンシャル・タイムズ、ウォール・ストリート・ジャーナル、AFP、フランクフルター・アルゲマイネ、人民日報、朝鮮日報など主要メディアが含まれる。
FPCJはプレス・ブリーフィング、プレスツアー、海外からの記者招請、個別取材協力、プレスリリースの配信・掲載、取材イベント支援などを主要事業として展開。代表理事の兒玉和夫氏は「創立50周年を迎える2026年に向け、これまで培ったネットワークを活かし、日本の姿を正確に世界へ伝えていく」と述べた。
編集:梅木奈実 (関連記事: 台湾の治安が悪化し国際的ニュースに! 4つの観光地で多発するスリ、日本台湾交流協会が警告 | 関連記事をもっと読む )
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