トップ ニュース 台風11号ポードル急発達 18県市に大雨警報、台北市街も暴風圏入り間近
台風11号ポードル急発達 18県市に大雨警報、台北市街も暴風圏入り間近 台風11号が勢力を強めている。(画像/中央気象署より)
中型の台風11号「ポードル」が勢いを増し、13日午前6時頃に暴風域が台湾本島にかかり始めた。中央気象署は海上・陸上の台風警報を発表。気象情報サイト「観気象看天気」によると、台北は通常通り出勤・通学となっているが、黒潮の暖流を取り込んだヤナギは予想以上に強まり、市街地で「ほぼ休業・休校基準」に迫る9級(約20m/s)の突風が吹く恐れがあるという。
台風11号の目くっきり、正午前にも台東上陸か 中央気象署の最新情報によると、13日午前6時現在、台風中心は台東の東南東約170kmにあり、時速30kmで西北〜西北西に進行中。この3時間で勢力はわずかに強まり、7級風(15m/s以上)の暴風半径は150kmから180kmへ拡大した。気象予報センターの劉宇其主任は「台風の目が非常に明瞭で、正午前後に台東付近へ上陸、その後夕方頃に嘉義〜台南付近から台湾海峡へ抜ける」と述べた。台東沿岸や緑島・蘭嶼では15〜16級(約45〜50m/s)の非常に強い突風が予想されている。
18県市に豪雨・大雨警報 台風および外側の雨雲の影響で、全台湾で短時間の激しい降雨が発生する恐れがあり、中央気象署は18の県市に豪雨または大雨警報を発表。
● 大雨:台北市、新北市、桃園市、新竹県、苗栗県、台中市、彰化県、南投県、雲林県、嘉義市、澎湖県
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習近平側近が相次ぎ失脚 中央軍事委の7席中3席空席 米紙「台湾統一能力にも影響」 中国軍が表向きは軍事力を誇示し、新型兵器を続々と公開している一方で、内部では近年まれに見る指導層の混乱が進んでいる。米紙ニューヨーク・タイムズは10日、中央軍事委員会(中央軍委)の副主席を含む高官が相次いで失踪や調査対象となり、習近平国家主席が自ら昇進させた将軍でさえ例外ではないと報じた。この結果、中央軍委では複数の空席が生じ、中国軍の腐敗の深刻さが露呈した......
夏一新視点:熱狂から失望へ──台湾・大規模リコール後に見えた社会運動の心の代償 社会運動と心理的トラウマの見えないつながり2025年夏、台湾で行われた大規模なリコール運動は「壊滅的」と評される結果に終わった。その直後から、参加者の一部は持続的な憂うつや不安を抱え、医療機関や心理カウンセリングを訪れるケースが目立ち始めた。今回の運動は単なる政治活動ではなく、全国を巡る集会やデモ、地域での街宣活動、SNSでのライブ配信などを伴う大規模な社会......
危機を演出し「救世主」を装う? 日本メディア人が暴くトランプ関税交渉の弱点 台湾を含む世界各国が、米国のドナルド・トランプ大統領による「相互関税」問題に悩まされる中、トランプ流の交渉手法をいかに見抜き、対応するかが注目されている。日本のメディア人・西村博之氏は、危機感を演出し、敵意を煽ったうえで「救世主」の立場から過剰な要求を突き付けるという手法が関税交渉にも用いられていると指摘する。トランプ氏は貿易赤字を国家的危機と位置付け、「不......
トランプ氏、対中関税90日延長を発表 中国も即応し「相互破壊」回避 世界市場が注目する中、アメリカのトランプ大統領は米東部時間11日夜、関税期限の数時間前に正式に行政命令に署名し、中国との貿易戦争の休戦期間をさらに90日延長することを発表した。中国商務部も12日に迅速に応じ、大部分の報復関税の停止を発表した。今回の延長により、年末のショッピングシーズンに向けてグローバルサプライチェーンに貴重な時間を確保することができたが、半......
台湾民意基金会調査》頼清徳総統、支持率が急落「不支持54%」 専門家「深刻な政治危機が迫る」 台湾民意基金会は最新の8月全国世論調査を公表した。それによると、頼清徳総統の支持が「雪崩式に下落」し、賛同は前月比で9.6ポイント急減、反対は9.9ポイント急増した。結果、国家運営の手法に「賛同しない」割合は「賛同する」を21.1ポイント上回った。台湾民意基金会の游盈隆董事長は、頼氏の支持率は過去に例のない急落を見せ、民意は火山のように爆発し、深刻な政権運営......
評論:裏切るのは常に同盟国─台湾とTSMCの悲劇 TSMC、さらには台湾全体にとっても、近ごろの一連の出来事は「背後から刺すのはいつも同盟国だ」という言葉の真意を痛感させるものである。先週、国内のハイテク業界を最も震撼させたのは、TSMC社員複数名が2ナノメートル技術に関する機密不正取得に関与したとされる事件である。報道によれば、2ナノメートルは国家の核心技術に指定されており、外部流出は国家安全法違反に当た......
日米関税合意が暗礁に 「戦国時代」突入の日本政治に波紋 日米関税交渉は重大な対立に直面し、双方の合意内容に対する認識の隔たりが鮮明となり、国際社会に衝撃を与えている。日本国内では世論が沸騰し、首相石破茂氏は有効な対抗策を打ち出せないという苦しい立場に追い込まれた。加えて、自民党が参議院選挙で敗北したことで、石破内閣の基盤は一層弱まり、日本政界は再編圧力に直面し、今後の行方は不透明である。こうした重要局面において、......
三浦半島最大級1万発が夜空を彩る 「よこすか開国花火大会2025」10月5日開催 神奈川県横須賀市で、三浦半島最大級となる約1万発の花火が夜空を彩る「よこすか開国花火大会2025」が、2025年10月5日(日)17時55分から18時30分まで開催される。大会特設サイトも公開され、最新情報が随時更新されている。今年も隅田川花火大会のコンクールで優勝経験を持つ煙火店・株式会社マルゴーが担当し、迫力ある尺玉をはじめとした多彩な花火が横須賀の海を......
米・イスラエルの対イラン攻撃は「長年の核開発阻止政策の延長」 高橋和夫氏が分析 イスラエル・米国によるイラン攻撃から1カ月半が経過する中、放送大学名誉教授で中東情勢に詳しい高橋和夫氏は7日、東京都千代田区の日本記者クラブで記者会見を行い、6月に実施された米国とイスラエルによるイラン核関連施設への大規模攻撃について分析した。高橋氏は、この攻撃はイスラエルが長年進めてきた周辺国の核開発阻止政策の延長線上にあると指摘。過去のイラクやシリアの原......
参政党はなぜ支持を広げたのか 成蹊大・伊藤教授が分析する「右派ポピュリズムの構造」 2025年8月7日、東京都千代田区の日本記者クラブで、メディア論・社会学を専門とする成蹊大学教授の伊藤昌亮氏が「参院選後の社会:右派ポピュリズムの新たな展開」と題して講演した。7月の参院選で躍進した参政党のマニフェストを分析し、1990年代以降のネット右翼や欧米の右派ポピュリズムとの共通点や相違点を踏まえ、支持拡大の背景を詳述した。司会は日本記者クラブ企画委......
「蕭美琴神話」崩壊? 米専門家が賴政権のトランプ巡る誤判断を痛烈批判 米国務省の元上級顧問クリスチャン・ウィットン氏がこのほど「台湾はいかにしてトランプを失ったか」と題する論考を発表し、台湾政界に衝撃を与えた。賴清徳政権の一連の外交失策を痛烈に批判し、トランプ氏当選時に即座に祝電を送らなかったこと、脱原発方針やニューヨーク経由の強行訪問、さらに対米政策が「グローバリズム左派」に過度に傾いたことなどが、台湾とトランプ陣営との距離......
米中「新冷戦」は既成事実か 東大名誉教授がトランプ第2期の影響を分析 アメリカのトランプ大統領は第2期に入り、政策路線を大きく転換した。「相互関税」などの強硬な貿易措置を打ち出すだけでなく、国際戦略や外交姿勢でも「アメリカ・ファースト」を鮮明にし、冷戦終結後に歴代政権が築いてきた慣例を覆した。こうした変化は台湾、日本、韓国などアジア太平洋諸国にも影響を及ぼしている。政権交代の中、米中対立が一時的な緊張にとどまるのか、それとも長......
張鈞凱コラム:台湾で父の日前日に親子衝突 政治対立で娘が72歳父殴打 台湾で父の日(8月8日)を迎える前日、メディアは「大規模リコール」を支持する娘が、政治的立場の違いから72歳の父親を殴ったと報じた。映像の中で父親は「恨み」という言葉を口にし、現政権への感情を吐露した。このニュースは広く共有され、「台湾はなぜこうなってしまったのか」という嘆きがあふれた。実際、メディア関係者として台湾のニュースを目にするには覚悟が必要であり、......
舞台裏》台湾インディーズ音楽界と民進党の深い縁 国民党と交わらない理由とは 台湾のラップ歌手・大支(デイジス)の新曲『辣的』が波紋を広げている。歌詞が五月天(メイデイ)が所属するレコード会社「相信音樂」や特定アーティストを暗示しているとの憶測が浮上し、さらに野党・国民党と民衆党による罷免運動の時期と重なったことで、政治的意図の有無が取り沙汰された。国民党の王鴻薇立法委員は、大支の音楽制作スタジオが過去4年間で文化部と証券取引所から計......
トランプ関税に苦戦 台湾、関税引き下げ狙い巨額ロビー 頼清徳政権が直面する「想定外の壁」 トランプ政権で国務省スタッフを務めたクリスチャン・ウィートン氏が「台湾はどのようにしてトランプを失ったか」という論考を発表し、台湾政界で波紋を呼んでいる。ウィートン氏は、頼清徳政権の外交対応を相次いで批判し、「最高の外交官」と称された蕭美琴副総統についても、その評価は過大だと指摘した。これらの見解がトランプ陣営の本音をどこまで反映しているかは不明だが、台湾国......
中国、米中貿易協議でHBM解禁を要求 AI覇権争いに直結か イギリスの『フィナンシャル・タイムズ』は10日、米中貿易交渉が重要局面を迎える中、中国がアメリカに対し、高帯域幅メモリ(HBM)チップの輸出規制緩和を強く求めていると報じた。HBMは先進的AIチップに不可欠な部品であり、解禁されればグローバルなAI競争の構図を一変させる可能性がある。米国の専門家からは「華為(ファーウェイ)への大きな贈り物になり、中国のAI分......
田中貴金属グループ、金・銀・プラチナが奏でるクラシック 前例なき音楽作品が配信開始! 田中貴金属グループ(東京都中央区、代表取締役・田中浩一朗)の研究機関「TANAKA未来研究所」は、ヒーリング音楽レーベルの株式会社デラ内にある音楽研究チーム「サウンド・ウェルネス ラボ」と共同で、金・銀・プラチナなどの貴金属の音のみを用いたクラシックアレンジ作品『プレシャスメタル・オーケストラ~貴金属の音紀行 Vol.1』を制作し、6月13日から各種音楽配信......
台海衝突時に100万人退避は可能か 机上演習で浮上したシンガポールの「秘密カード」 今年4月、シンガポールのホテルで台海を想定した机上演習が静かに行われた。主催はロンドンのシンクタンク「国際戦略研究所(IISS)」であり、アジア太平洋地域の現職・退役の政府関係者や軍高官、安全保障研究者など40人以上の参加者とオブザーバーが集まった。演習の焦点は台湾や中国の勝敗ではなく、台海衝突によって台湾に取り残される可能性のある最大約100万人の東南アジ......
幅わずか0.2ミリ!田中貴金属が史上最小テープ接点を開発 田中貴金属工業株式会社(東京都中央区、田中浩一朗社長)は12日、第5世代シグナルリレー向けの次世代接点「極小クロスバー接点」を発表した。テープ接点として史上最小となる幅0.2ミリを実現し、リレーのさらなる小型・軽量化を可能にするという。極小化によって接点開閉時のバウンスやチャタリングを抑制できるとし、サンプル出荷は3月下旬を予定している。クロスバー接点は、通......
「すみっコぐらし」と「からぴち」が立体アートに!エンスカイの人気クラフト新作登場 埼玉県草加市に本社を置く株式会社エンスカイ(代表取締役社長・川田裕二)は、紙を重ねて立体感のあるアートを作る人気クラフトシリーズ「PAPER SHADOW ART mini(ペーパーシャドーアート ミニ)」の新作として、「すみっコぐらし」と「カラフルピーチ」のラインアップを発売したと発表した。「すみっコぐらし」シリーズでは、SA-M18「たぴおかパーク」、S......
台風11号ポードル、今夜中規模へ発達 台湾13県市で暴風率70%超 深夜に海上警報・上陸も 台風11号「ポードル」が急速に台湾へ接近している。台風の勢力は本日(11日)夜にも中規模台風へと発達する見通しで、早ければ深夜に海上警報が発表され、明日の日中には陸上警報が出される可能性もある。最新の進路予測では花蓮に上陸する確率が高く、東から西へ台湾を横断する恐れがある。すでに台湾各地で暴風の襲来率が8割を超えており、13日(水)が最も風雨の激しい一日とな......
最重要同盟国トランプ氏の変節と傲慢 石破政権に広がる強い不満 本来であれば日米同盟を強化するはずだった貿易協議が、日本の政界を混乱と挫折感に包み込む騒動へと発展している。協議の重要な細部をめぐって日米双方の解釈に深刻な相違が生じ、日本の首席通商交渉官は急遽火消しのためワシントンへ飛び、石破茂首相は政治的危機のさなか、国会の場でこの曖昧な協定を弁護する異例の事態となった。石破氏は「相手(トランプ氏)は正常な人間ではない」......
米財務長官「相互関税は氷塊のように溶ける」 日米貿易協定で引き下げも示唆 《日本経済新聞》は11日、米国財務長官ベセント氏の単独インタビューを掲載した。トランプ政権下の貿易戦争を主導した同氏は、日米貿易協定は双方の「黄金の産業パートナーシップ」を体現するものであり、両国の貿易不均衡が改善されれば、現在米国が課している対等関税は縮小する可能性が高く、「氷塊のように溶けるだろう」と述べた。ベセント氏は先週木曜日、ワシントンの財務省執務......
ABABA総研調査】就活生の約9割が生成AI活用にメリット実感 ES作成や面接対策で効果 株式会社ABABA(東京都目黒区、代表取締役:久保駿貴・中井達也)は、2026年3月卒業予定の大学4年生のうち「就職活動時に生成AIを活用したことがある」245名を対象に、生成AIの活用実態に関するアンケートを実施した。その結果、就活生の約9割が生成AIの活用にメリットを感じており、とくにエントリーシート(ES)作成や面接対策での利用が広がっていることが明ら......
アニメ東京ステーションで夏休み特別上映会 ガッチャマンとコナンが登場 東京都と一般社団法人日本動画協会が運営するアニメ展示施設「アニメ東京ステーション」(東京都豊島区)は、8月13日と14日の2日間、夏休み特別企画として「いっしょにアニメ鑑賞会 夏休みバージョン」を開催する。『科学忍者隊ガッチャマン』。(C)タツノコプロこのイベントは「アニメ東京ステーションの夏まつり」の一環として実施され、13日には『科学忍者隊ガッチャマ......
民進党リコール騒動で台湾分裂 北京の思惑通りか、英紙が指摘 英国紙『フィナンシャル・タイムズ』台北駐在記者カトリン・ヒル氏は7日、報道の中で、西側諸国が中国による台湾への武力侵攻に注目する一方、台湾内部ではむしろ北京が長期的な浸透や文化・経済的な結びつきを通じて「内部から権力を掌握する」動きへの懸念が高まっていると指摘した。記事では、最近の大規模なリコール運動が分裂を解消するどころか政治的対立を深め、中国に有利な状況......
日本で中国人オーナーが突然の家賃2倍要求 日中の法律認識の違いが引き起こした混乱 海外資金の流入による日本の不動産市場の変化が注目されるなか、中国籍の家主による賃料の大幅引き上げが物議を醸した。日本の法律に詳しい弁護士は、この問題の背景には日中間の法律認識の差があると指摘している。日本では借主の権利が強く保護されているが、中国には同様の制度が存在しない。今年1月、東京都板橋区の7階建てマンションの所有権が、中国に住所を持つ個人へ移転した。......
旭化成など4社、食塩電解セル・電極の金属リサイクル実証を開始 旭化成株式会社(本社:東京都千代田区、社長:工藤幸四郎)は、オランダのNobian Industrial Chemicals B.V.(以下、Nobian)、株式会社フルヤ金属(東京都豊島区)、英国のMastermelt Ltdと共同で、食塩電解用セルおよび電極に使用される貴金属のリサイクルに関する実証を開始したと発表した。4社が連携し、クロールアルカリ業界......
アニメ東京ステーションにて『SPY×FAMILY』特別企画展を開催 アニメ文化の発信拠点「アニメ東京ステーション」(池袋)は、人気TVアニメ『SPY×FAMILY』の特別企画展を2025年8月16日から11月9日まで開催。Season3の放送開始を10月に控え、作中の名場面を再現した展示や、スマートフォンをかざしてキャラクターのセリフが表示されるAR体験など、ファンが世界観を楽しめる内容となっている。アニメ文化の発信拠点「ア......
ロサンゼルス豪邸から22人の赤ちゃん 中国人夫婦に代理出産・人身売買疑惑 22人の赤ちゃん、9つの寝室、監視カメラが仕掛けられた豪邸——米ロサンゼルスで前例のない代理出産事件が明るみに出た。中国人夫婦が「大家族を築きたいだけ」と主張しながら代理出産会社を運営し、短期間で複数の代理母と契約して大量の赤ちゃんを「誕生」させていたとされる。『ウォール・ストリート・ジャーナル』が8月6日に報じたところでは、発端は虐待が疑われる乳児の搬送だ......
フィリピン・マルコス大統領「台海有事なら必然的に巻き込まれる」 中国は強く反発 台湾の隣国であり、多くの自国民が居住するフィリピンで、大統領の発言が再び中国を刺激した。フィリピンのフェルディナンド・マルコス・ジュニア大統領は、インド訪問中に現地メディアのインタビューで、中国が台湾を侵攻し米国と全面戦争に発展した場合、「フィリピンは介入せざるを得ない」と述べた。 フィリピンのテレビ局《ABS-CBN》によると......
45人の記者が命の危険 イラン当局の脅迫で国連に緊急支援要請 英国ロンドンに本部を置くペルシア語ニュース局「イラン・インターナショナル」(Iran International)が、イラン情報機関から同局の記者や家族に対して明確な殺害予告を受けたとして、国連に緊急支援を要請した。『エルサレム・ポスト』によれば、脅威の対象は45人の記者と、世界8カ国に居住する300人以上の家族に及ぶという。同局はワシントンにも支局を置き、......