日本は台湾人が最も愛する旅行先であり、近年、日本人も台湾旅行を楽しむようになっています。しかし最近、日本台湾交流協会は公式サイトで台湾のスリ事件が増加していると発表。有名な観光地である九份や永康街を名指しして、旅行者に貴重品の管理を呼びかけています。
台湾の治安が国際問題に! 四大観光スポットでスリ多発、日本台湾交流協会が外国人に警告
日本台湾交流協会は公式サイトで警告を発表し、最近、台湾の観光地で日本人旅行者を狙ったスリ事件が続発していると指摘しています。発生地点には多くの夜市、新北市の九份、台北の永康街、中山駅など人気のスポットが含まれています。
協会は台湾訪問者に対し、警戒を強め、財物を適切に管理するよう呼びかけています。バッグはファスナーをしっかり閉じ、体の前に抱えるようにし、特に混雑した場所では手でファスナー口を固定すること、重要な物品は分散して保管し、不法者の隙を与えないようにとのことです。
協会は、仮に盗難に遭った場合は、直ちに地元警察に通報する必要があると強調しています。クレジットカードが関与している場合、発行銀行にすぐに利用停止を通知するようにと伝えています。カードが盗まれたのか紛失したのか不明な際は、まず警察に紛失届を提出し、日本台湾交流協会にも状況を知らせるべきです。
さらに協会は、日本国民が違法な仕事に応募したことにより犯罪グループに脅迫され、詐欺グループの受話係や電話係として利用されるケースがあったと警告しています。この結果、現地の警察に逮捕された事例もあり、成人未成年を問わず被害が出ているとのことです。このような仕事を安易に試みるべきではなく、問題発生時は直ちに警察に助けを求め、日本台湾交流協会に支援を要請することを呼びかけています。
資料來源:《日本台湾交流協会》
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