トップ ニュース 三菱地所と清水建設、シンガポール最大級の食品産業向け分譲物流施設「Gourmet Xchange」の開発に参画
三菱地所と清水建設、シンガポール最大級の食品産業向け分譲物流施設「Gourmet Xchange」の開発に参画 三菱地所と清水建設がシンガポール初の物流施設開発として、同国最大級の食品産業向け複合施設「Gourmet Xchange」に参画。(写真/三菱地所株式会社 広報部提供)
三菱地所株式会社および清水建設株式会社は、それぞれ現地法人のMJR Investment社(MJRI)およびShimizu Investment (Asia)社(SIA)を通じ、シンガポールの大手不動産デベロッパーCapitaLand Development社(CLD)らとともに、同国カラン地区における食品関連企業向けの分譲物流施設開発事業「Gourmet Xchange(グルメ・エクスチェンジ)」に参画した。
本プロジェクトはCapitaLandグループ主導で推進され、三菱地所および清水建設の両社にとっては、シンガポールにおける初の物流施設開発事業となる。
食品バリューチェーンを一体的に支える大規模複合施設 「Gourmet Xchange」は、敷地面積約4.4万平方メートル、延床面積約11.4万平方メートル、総計272区画から構成される、シンガポール最大級の区分所有型食品産業向け物流・生産施設である。
施設は、地上9階建てのマルチユーザー向けランプアップ型施設(264区画)と、地上3階建てのヘリテージ・テラス棟(8区画)で構成される。食品製造、セントラルキッチン、保管、配送など、食品産業のバリューチェーンを一体的に支える複合施設として、幅広い事業者のニーズに対応する。
中心部に近接する好立地と高い環境性能 計画地はシンガポール中心部のカラン地区に位置し、繁華街のオーチャードロードやビジネス中心地のラッフルズプレイスまで車で10分〜15分という好立地を誇る。主要高速道路に近接し島内全域への効率的な配送が可能なほか、MRTダウンタウン線「マター」駅を含む3つの駅が徒歩圏内にあり、雇用面でも高い優位性を有している。また、カラン・リバー沿いには飲食店舗やイベントスペースを配し、地域のコミュニティ拠点としての機能も目指す。
環境面では、シンガポールの環境性能基準「Green Mark」において、区分所有型の食品関連物流施設として初めて最上級の「Platinum Super Low Energy (SLE)」認証の取得を予定している。
三菱地所グループは、今後もアジア地域での投資・開発を通じて多様な事業ポートフォリオの構築を推進。清水建設は、建設事業のノウハウと海外ネットワークを活かし、現地の有力デベロッパーとの共同開発事業を拡大していく方針だ。本プロジェクトは2025年9月に着工しており、2029年の竣工を予定している。
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