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【独占】読者へ届けたい「本来の美しさ」とは 美容整体師と画家の二つの顔を持つ麗(Urara)が語る、独自の人生哲学 美容整体師と画家の二つの顔を持つ麗(Urara)さんにインタビュー。心身を整える「ビホネ」の哲学と、アートを通じた自己解放が織りなす独自のライフスタイルに迫る。(写真/麗さん提供)
幼少期から表現が身近にある環境で育った麗さん。画家や工芸デザイナーの親戚に囲まれ、小学校時代から油絵教室に通った。ドイツやハンガリーでのアートを通じた国際交流では、現地の子供たちと共に絵を描き、言葉を超えて文化を共有した経験を持つ。
美容整体師と画家の二つの顔を持つ麗(Urara)さんにインタビュー。心身を整える「ビホネ」の哲学と、アートを通じた自己解放が織りなす独自のライフスタイルに迫る。(写真/麗さん提供)
表現への情熱と、突きつけられた現実 高校でデザインを専攻した後、上京。アパレルや美容業界で働きながら、ライブペイントなどの制作活動を続けていた。しかし、26歳で本格的に社会と向き合う中で、「絵だけで生計を立てる」という現実の厳しさに直面する。
表現への情熱は消えなかったが、本業として心から打ち込める道を探したとき、麗さんの脳裏に浮かんだのは実家の父の姿だった。整体師として、病院へ行く一歩手前の人々や、どこへ行っても改善しない患者を救い続けてきた父。その仕事の価値に、改めて気づかされたという。
美容整体師と画家の二つの顔を持つ麗さんにインタビュー。心身を整える「ビホネ」の哲学と、アートを通じた自己解放が織りなす独自のライフスタイルに迫る。(写真/麗さん提供)
コロナ禍を転機に「心身に寄り添う」道へ 折しもコロナ禍が重なり、「健康に携わる仕事」への思いが強まっていった。父の整骨院や複数の美容サロンで研鑽を積み、良き師との出会いにも恵まれた。単に身体を整えるだけでなく、心にも寄り添う「自然体の美しさ」を大切にしたい。その思いを胸に、3年半前、自身のサロン「VIHONE(ビホネ)」を立ち上げ、独立を果たした。
美容整体で「身体」を整え、絵画で「心」を解放する――麗さんが提唱する、本来の自分を取り戻し人生に寄り添う新たな美容哲学。(写真/黃信維撮影)
表面的なケアを超えた「土台」の追求 「VIHONE」が追求するのは、睡眠と自律神経を整えることを軸とした美容だ。その原点は、麗さん自身の苦い経験にある。
20代前半の頃、体重増加や肌荒れに悩み、あらゆるサロンに通い詰めた。しかし、表面的なケアでは変化は一時的なものに過ぎず、他人と自分を比べては責め、内側にストレスを溜め込む日々。
「環境や思考を見直し、自分を大切にする選択をすることで、状態は自然と改善していきました。美しさは無理に作り出すものではなく、心身の土台が整った結果として現れるものだと確信したのです」
美容整体で「身体」を整え、絵画で「心」を解放する――麗さんが提唱する、本来の自分を取り戻し人生に寄り添う新たな美容哲学。(写真/黃信維撮影)
ブランド名に込められた「根本」への想い 「美」「骨」「根っこケア」を意味するブランド名には、単なる見た目の変化に留まらず、骨格という構造、血液やリンパの巡り、さらには呼吸の深さや生活リズムといった「根本」に働きかけたいという強い想いが込められている。
一般的な整骨院で行われる「痛みの治療」とは一線を画し、深層筋への指圧による姿勢・骨格調整や、オイルトリートメントで滞りを流し、頭部や首回りの緊張を緩める多角的なアプローチを採用。美容の土台となる「眠れる体」を創り出すことを追求している。
美容整体師と画家の二つの顔を持つ麗さんにインタビュー。心身を整える「ビホネ」の哲学と、アートを通じた自己解放が織りなす独自のライフスタイルに迫る。(写真/麗さん提供)
日本の「整える文化」を世界へ 麗さんが考える日本の美容とは、何かを削るのではなく、内側から整えるものだ。余白を大切にし、季節を感じ、姿勢や所作を正す。そんな日本独自の「整える文化」を体験できる形へと発展させていく展望を語った。
美容整体師と画家の二つの顔を持つ麗さんにインタビュー。心身を整える「ビホネ」の哲学と、アートを通じた自己解放が織りなす独自のライフスタイルに迫る。(写真/麗さん提供)
整体と絵画 「本来の姿」へ立ち返るプロセス 美容整体と絵画。一見異なる二つの活動について、麗さんは「どちらも本来の状態へ戻る瞬間に関わる仕事」と表現する。
整体: 無理に矯正するのではなく、余計な力を抜くことで体の緊張を解き、その人本来の姿勢や呼吸が自然に立ち上がってくるのを助ける行為。 絵画: 「整える」のではなく「解放する」行為。社会的な肩書きから離れ、自らの感情や感覚に正直になり、自分自身の中心に戻るための時間。 美容整体師と画家の二つの顔を持つ麗さんにインタビュー。心身を整える「ビホネ」の哲学と、アートを通じた自己解放が織りなす独自のライフスタイルに迫る。(写真/麗さん提供) 作品の鑑賞者もまた、日常の緊張から解き放たれ、自らの内側に戻る瞬間を共有することになる。整体で培われた観察力や触覚は作品の質感や余白に影響を与え、絵を描くことで磨かれた感性は体の繊細な変化に気づく力を高めている。
二つの活動は、互いに感覚を深め合う一つの大きな流れの中にあり、麗さんはこのバランスを保つために、意識的に環境を変える生活を送っている。
美容整体で「身体」を整え、絵画で「心」を解放する――麗さんが提唱する、本来の自分を取り戻し人生に寄り添う新たな美容哲学。(写真/黃信維撮影)
東京と沖縄を行き来する「中庸のリズム」 高い集中力が求められ、常に頭も体も 緊張状態にある「技術研鑽の場」である東京。その一方で、麗さんは休日になると石垣島や西表島へと向かい、大自然の中で壁画制作に没頭する。
時間に縛られず、朝の光や風の匂いとともに一日が始まり、思考よりも先に体が動く島での生活。この極端な環境の変化こそが彼女の感覚を研ぎ澄ませ、活動を長く続けるための「偏りのないリズム」を生み出しているのだ。
台湾での反響と「人生に寄り添う美容」の海外展開 今後の展望について、麗さんは日本でのサロン開業直後から多くの台湾人客が訪れたことが、大きな転機になったと明かす。当時の日本では珍しかった整体とオイルマッサージを組み合わせた施術は、台湾の顧客に「初めての感覚」として受け入れられた。技術がクチコミで広がっていく中で、彼女は「美しさの価値観は国境を越えて共有できる」と確信したという。
昨年9月に台湾で初めて開催したポップアップイベントでも、健康を基盤とした自然な美しさを大切にする現地の価値観に強い共鳴を覚えた。即効性が求められがちな現代の美容において、彼女は10年後、20年後も心地よく生きられる体を作ることこそが本質であると説く。今後は日本と台湾を拠点に、「人生に寄り添う美容」という考え方を世界へ広めていきたいと意欲を見せる。
読者へのエール、遠回りもすべては一本の線に繋がる 最後に、麗さんは読者に向けて温かいメッセージを送った。
「『自分らしさ』とは探して見つけるものではなく、何かを続けた先に自然と残るもの。得意なことは自分を社会に繋ぎ、好きなことは自分を自分自身に戻してくれます。迷う時間も遠回りもすべてに意味があり、それらはいつか必ず一本の線になります。急がず、比べず、自分の感覚が納得する道を進んでください」
また、常に夢や目標を持ち、その時々で明確なビジョンを描きながら、理想を現実へと近づける行動を大切にしてきた生き方についても力強く語った。
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