台風13号(ドルフィン)は、台湾北方の海上に向かって接近を続けている。
台湾の中央気象署は、台風の進路予想が西寄りに修正されたことで、台湾への影響が長引く見通しを示した。早ければ7日午後にも海上台風警報を発表する可能性があり、週末には北部で豪雨となる恐れがある。
台湾で父の日に当たる8日を前に、気象専門家の林氏はフェイスブックに「父の日は台無しだ」と投稿した。台風の移動速度や進行方向、勢力、構造に変化がなければ、海上台風警報が発表される可能性は85%以上になるとの見方を示した。
週末に最接近 北部山地で局地的な豪雨の恐れ
中央気象署の鄭傑仁予報官によると、台風13号は現在、台湾の東約1580キロの海上にあり、台風の目が明瞭で、発達した対流雲が広い範囲に広がっている。北側にある太平洋高気圧に沿って引き続き西へ進み、7日以降、琉球諸島付近の海上を通過して台湾北部海域へ入ると予想されている。
強風域が台湾北部近海にかかる可能性は極めて高い。台湾に接近する際には勢力が弱まる可能性があるものの、強風域が広く、進路予想も西寄りに修正されたことから、台湾への影響が大きくなる可能性が高まっている。中央気象署によると、8日から10日にかけて台風13号が台湾に最も接近する見通しだ。
台風の周辺環流の影響で、北部山地では局地的に豪雨となり、降水量の予測図が「紫色から白色」になるほどの雨量に達する恐れがある。中部以北と馬祖でも局地的な大雨が見込まれる。
11日から12日にかけては、台風が遠ざかった後、南西風の影響を受ける見通しだ。中南部では所により一時的に雨が降り、そのほかの地域では午後に局地的な雷雨に注意が必要となる。
3つの台風が同時に存在 警戒すべきは台風13号
林氏は、現在、北西太平洋から南シナ海にかけて、計3つの台風が存在していると説明した。台風14号(クジラ)は6日中にも熱帯低気圧に変わる見込みで、台風15号(チャンホン)は5日に発生したばかりだが、いずれも台湾の天気には影響しないという。警戒が必要なのは台風13号だとしている。
最新のアンサンブル予報によると、台風13号は周辺の風の流れに沿って西北西へ進む予測に修正され、台湾北部海上をかすめた後、中国浙江省周辺へ進む可能性が最も高いという。
海上台風警報の可能性85%超 8、9日が雨のピーク
林氏は、台風の移動速度や進行方向、勢力、構造が変わらなければ、海上台風警報が発表される可能性は85%以上になると予想した。警報は台湾北部海域と北東部海域を対象に、7日午後に発表される可能性がある。台風は10日午後には、海上台風警報の警戒区域を外れるとみられている。
台湾全土で雨が降る可能性があり、特に8日と9日が降雨のピークになる見通しだ。
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編集:梅木奈実 (関連記事: ダブル台風発生 台風13号(ドルフィン)の進路に注目、台湾への影響は?8~9日は雨・風強まる | 関連記事をもっと読む )
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