東京オートサロン2026、チケット販売開始　佐藤琢磨が伝説のF1マシンでデモ走行、WRC王者も登場へ

世界最大級のカスタムカーの祭典「東京オートサロン2026」が、2026年1月9日（金）から11日（日）までの3日間、開催されることが決定し、現在デジタルチケットが好評発売中だ。

今回の目玉となるのは、屋外イベント会場と南通路を使用して「リアルな走り」を体感できる走行イベントである。

特に注目を集めているのは、1月10日（土）限定で実施されるHondaのF1マシンによるデモランだ。1986年にホンダ初のコンストラクターズタイトルを獲得した「Williams Honda FW11」のステアリングを佐藤琢磨選手が握り、当時の予選で1000馬力以上を発揮した伝説のマシンの走りを披露するほか、アイルトン・セナらが駆った「McLaren Honda MP4/6」のエンジン始動パフォーマンスも行われ、往年のV12サウンドを堪能できる貴重な機会となる。

翌11日（日）には、2025年のWRC（世界ラリー選手権）でマニファクチャラーとドライバーのダブルタイトルを獲得したTOYOTA GAZOO Racing WRTが登場する。「TOYOTA GR YARIS Rally1」などを勝田貴元選手がドライブし、世界最高峰のラリー技術を披露する予定だ。

さらに両日ともに、恒例となった大迫力の「D1GP Kick Off Drift」や、新井敏弘選手による全日本ラリー選手権参戦車両の走行も予定されており、多種多様なモータースポーツ車両が次々に登場する充実した内容となっている。

また、会場内では豪華アーティストによる「AUTO SALON SPECIAL LIVE」に加え、前回よりもスケールアップした国内最大級のeモータースポーツの祭典「eスポーツエクスペリエンス」も開催され、クルマファンのみならず、ゲームファンや音楽ファンも楽しめる複合的なエンターテインメントイベントとして展開される。

入場チケットは完全事前販売制のデジタルチケットのみとなっており、会場での実券（紙チケット）販売や現金での支払いは行われないため注意が必要だ。料金は1月9日（金）のビジネスデイ（一般特別公開は14:00から）が4,000円、10日（土）・11日（日）が3,000円で、小学生以下は保護者同伴に限り無料となる。

障害者割引も用意されており、事前にチケットを購入した上で当日手帳を提示することで返金対応がなされる。

会期中には、クルマを含む豪華賞品が当たる来場者アンケートも実施されるため、参加希望者はiOSまたはAndroid端末を用意の上、公式サイトにて早めのチケット購入が推奨されている。

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編集：小田菜々香